NHKの大河ドラマ【光る君へ・・・】に影響されてか、瀬戸内寂聴の源氏物語の解説書を読んでみました。
【源氏物語】は、主人公の光源氏の華やかな恋の遍歴を謳いあげた長編小説である。千年の時を超えて今蘇る愛と恋の物語である。
苦悩の末に出家を選ぶ女君の姿は凛として美しい。それに引き換え、男達ときたら【せいぜいこの程度】と作者の【紫式部】は言いたかったんでしょう。 紫式部が実際にあった身辺の出来事を随筆風に書き綴ったのが【源氏物語】
平安時代の宮廷は一種のハーレムみたいなもので権力と色情による禁断の恋を妖艶に淫靡に描いている。その主人公の【源氏の君】に一度口説かれたら、その魅力の幻惑され抵抗出来る女は居なかったと【紫式部】は言う。
要するに究極の【女ったらし】でその上、権力・精力・容姿・財力とすべての条件を満たした【光源氏】 男として羨まし限りの男の物語と【瀬戸内寂聴】は解説しています。いつになっても男達のスケベ根性・欲望は変わらないと。
今NHKで放送中の大河ドラマ【光る君へ】のこれからの展開でこの【禁断の恋の妖艶さと淫靡さ】が、どのように描かれるのかが楽しみでございます。
誰です、アンタも好きだねぇ~ お堅いNHKがそんなポルノチックな映像を流す訳などございません。