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炭焼き母ちゃんの奮闘記
スローライフ・エコライフ・エンジョイライフ

進歩ない(>_<)

2024-03-06 10:23:13 | 日記

私たち一家が、和歌山に移り住んだのは平成4年だったから、30数年が経った。

都会では、『田舎暮らし』という言葉が浸透し始めていた頃だが、この地ではまだ移住者は珍しく、近所だけでなくかなり広範囲に知れ渡っていたようだ。

1年近く経った頃、私に原稿依頼があった。

何を書こうか悩んだのは一瞬だった。

都会の人たちの状況と田舎の人たちの意識に大きなズレがある現状について書くことにした。

 

原稿に添えられた写真は、若かりし頃の主人が原木を運んでいるところだ。

村は平成4年度から10年間、移住者と家を新築する家庭に補助金を出す事業を始めた。

それを知らなかった我が家は、2ヶ月早く移住してきたために対象外だった(まぁ、それは仕方ないとして…

 

30年も前に私が書いたこと、何も進歩してないんじゃないだろうか

100歩譲って、少子化で教育環境が悪くなってきているのは仕方ないとしても

先月末で辞めたN君は、休みの日に足しげく他の炭焼きに会いに行って現状を見聞きしたり、住居探しをしていたようだ。

もちろん、炭焼きを始められる釜のことも…

空き家はあるけれど、持ち主が手放してくれないケースも多々あるようだ

全国各地で、”町おこし隊”や”地域おこし隊”…など、衰退を止めようと試行錯誤しているようだが、一筋縄ではいかないのだろうなぁ…

 



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