昨日、午前中に息子を寮へ送り出し、昼から箱詰めをするべく、釜場へ行った。
釜場へ行くのが少しでも楽しみになるようにと始めた畑。
箱詰めなどの作業に入る前に、いつも真っ先に畑をのぞく。
唖然・・・・
ウッソー?!?!
前日ゴロゴロと転がっていた冬瓜が・・・
大きくなったとは言え、皮が柔らかくてまだ未熟だったはず・・・確か、あそこと、ここと・・・3個はあったよなぁ・・・?
それどころか!
まだ、受粉して間もない小さい、小さい実まで!
ことごとく、全て! ことごとく、跡形もなく消え去った!
何もない!!
唯一、昨日食べかけだった実のヘタだけが、ころがっている。
葉は、これまた鹿に90%食べ尽くされて、茎と蔓のみが地面をはっている。
ここまで見事にやられてしまうと、何も言えない。
畑で食べて行ったのは、アライグマだろう。
持ち去ったのは、多分、サル。
とてもきれいに、足跡さえ残していないくらい行儀良く、さらえていった。
こんなことできるのは、サルしかいないと思う。
川への崖のような土手にはわせた葉を食べたシカは滑ったのか? 座ったのか? 雑草が大きく押しつぶされている。
呆然と眺め立ちつくしている私と畑の有様を見て、主人が一言。
「だから昨日、全部採っといたらよかってん!」
(未熟なもんまで採ろうなんて・・・まるでサルみたいな発想やなぁ)
何1つ手伝わんと、収穫だけ見に来る主人。
人間が3個。 アライグマが4個。 サルが残り。 シカが葉っぱ。
”勝手にできた冬瓜” と思っているけれど、実は、皆それなりに大きくなるように働いていたのかもしれない。
確かに種は私が地面に入れた。草ひきも少しはした。
けど、夜中に、シカやアライグマが、朝早くサルが畑仕事していたのかも・・・?
そんなわけは無いだろうけれど、とにかく山での生活は年々厳しく食べるものが無くなってきているのだろう。ヒトと言う動物もしかり。仲良く共存していかなくてはならないのかもしれない。
茎を枯らさせてから、肥と一緒に土に混ぜ込み、灰を掛ける。
さぁ、次に何が芽を出し育つのかな?
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