番組を見終えた直後に感想をアップしたんだけれど、肝心のところを読めてなかったことに気が付いたので、差し替えます。
「本物のサンタさんの代わりにプレゼントを配って回る」なんて破天荒な展開にアゼンとして、あまり真剣に見てなかったんだけど、はなたちが訪問してたのは、パップルさんご一行をも含めて、
①「本気でサンタさんを信じていて」
➁かつ、「何らかの事情で、誰からもプレゼントを貰えない」
子(ひと)たちだったんだね。それがわかって、ようやく個々のエピソードが自分のなかで繋がりました。
さあやは前話の流れで母から贈り物を貰い、ほまれは……わからないけど、まあ幸せには違いない。はなとえみるは、貰うよりも与える側に回って、あの2人なら、それは貰うよりも幸せなことなんだろうね。
それでまあ、トラウム氏も善行を積んで、「愛娘」からサイコーのプレゼントを(ふたつも)貰った。みんなが誰かに何かを与え、みんなが誰かから何かを貰った。
だからこそ、ジェロスさんがかつての部下2人からプレゼントをもらって(売れ残りのケーキだけどね。そんなの関係ねえんだ、美味しいんだから)3人並んで何処へともなく去っていく、というオチがびしっと決まるわけだ(あの2人には本職の声優さんを使うべきだった、という意見は変わりませんが)。
クリスマスらしいハッピーなお話だったな、という気分に、私もなってきました。やはり良い作品だな、これ。