たぶん、同世代。
キレイだなあ・・・。
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「至高のエトワール ~パリ・オペラ座に生きて~」69点★★★☆
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パリ・オペラ座で16年間「最高位=エトワール」を務めた
アニエス・ルテステュのドキュメンタリー。
「バレエに生きる ~パリ・オペラ座のふたり~」の監督が撮っており
2013年の引退公演までの舞台を
映像と関係者のコメントで振り返りつつ、
いまの彼女に田舎の素敵な別荘でインタビューする内容です。
舞台の映像を見ると
バレエに詳しくないワシでも
関節がクリッと動くような正確な動き、静と動の緩急、
ピタッと狂いなく止まる、ブレのなさがわかる。
技術だけじゃなく
溢れる情感や表現力も感じ取れるし
ルックスの完璧なバランス
さらに
真摯に仕事に打ち込む姿といい、
“最高品質の人間の美しさを見る”という感じで
気持ちがいいんです。
バレエ映画って、つい見ちゃうのは
そういうものを見て背筋を伸ばしたい、という気持ちが大きいんだなと。
ルテステュって
見た目はハリウッド女優だと
ケイト・ブランシェット系の
クール・ビューティーだけど
関係者が口を揃え「好意的で優しい人」と言うんですね。
いい人なんだな、きっと。
最後の舞台のカーテンコールに、
そのはにかんだような謙虚さがよく出ていると思いました。
まあ一番、目がいったのは
インタビューのときに着てる
シャツと細いデニム、華奢な手首に似合うブレスとかかも(笑)
かっけー。
★11/8(土)からBunkamura ル・シネマほか全国順次公開。
「至高のエトワール ~パリ・オペラ座に生きて~」公式サイト