ぽつお番長の映画日記

映画ライター中村千晶(ぽつお)のショートコラム

アバター

2010-01-05 17:31:41 | あ行
アバター・・・

見ましたよ・・・

2000円もしましたよ・・・(3Dメガネ代込み

それにビールとポップコーンで
二人で6000円の出費ですよ・・・←これは知らんか。


でも、見て損はありませんでした!



75点★★★かな。


舞台は22世紀。

任務中に負傷して車いす生活を送る
元兵士ジェイクは
緑溢れる惑星「パンドラ」で新たな任務を命じられる。

それは
惑星の先住民ナヴィと人間の遺伝子を組み合わせた
“アバター”と呼ばれる肉体と
自らの神経を接続させて(エヴァっぽい~)
自由に操ること。


そしてパンドラにある貴重な鉱石を奪うために
ナヴィを懐柔せよ、というのだ。

アバターの肉体を得たジェイクは
美しいナヴィの娘と出会い
やがて
この惑星の真の重要性を知ることになる。

が、軍はすでに
ナヴィ掃討の強行手段に出ようとしていた――。



見ていて思い浮かんだのは

ベトナム戦争だったり
「もののけ姫」だったり
マイケル・ジャクソンの「アース・ソング」のPVだったり。

話はいつもどおり
人間の身勝手に身もだえする内容でしたが

その世界観とともに、しっかり作ってありました。

人物造形なんかはやや簡略化されていて
ゲームっぽかったけどね。


それにしても
やっぱり映像がすごかったですよ。


一番の見どころは
生命の躍動感と神秘を感じさせる
パンドラの森や自然ですねえ。

想像以上に美しかった!


それに本来CGマンガキャラであるはずの
アバターにもしっかり生命が宿ってました。


またアバターが人間より
サイズがでかいっていう設定がおもしろいよなあ。


3Dもまったく酔わなかったです。


でもこの3Dは
「まるで自分がその場にいるような」感じではないな。

なんというか水族館の水槽
ガラス越しに見ているような感じ。
色調もブルーがかっていたし

すぐ近くに見えて
あいだに分厚いガラスがあるのがハッキリわかる、というような。

臨場感はあるけれど
逆にもどかしさも少々感じました。


“飛び出すビックリ度”では
「クリスマス・キャロル」のほうが上かな。

まあこの3Dメガネって
次第に馴れちゃうのかもしれませんが。

しかしこの展開だと
「2」あるでしょうな、絶対。

あ、メガネは持って帰ってよかったので
次回からは200円引きになるそうです。

やった~←ケチ番長。

え?100円引きなの?
んだよケチ~~!!


★全国で公開中。

「アバター」公式サイト
コメント (8)
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