昨年から続いた
シャネル伝記映画、第3弾。
「シャネル&ストラヴィンスキー」70点★★☆
ロングランヒットした
シャーリー・マクレーン版、
「アメリ」のオドレイ・トトゥ版、
のなかでは、一番大人っぽい映画でした。
舞台は1920年、シャネル37歳のころ。
最愛の人の事故死を乗り越えた彼女が
女としてデザイナーとして
もっとも熟した時代。
そんな彼女が出会ったのが
「春の祭典」で知られる作曲家ストラヴィンスキー。
芸術という絆で結ばれた二人の間に
やがて静かに熱く
恋の炎が燃えさかる――というお話。
実際にシャネルはストラヴィンスキーのパトロンであり
二人の知られざる恋もあり得たであろう話です。
まず映画全体のトーンが
ブラック&ホワイトのシャネルカラーに統一されていて
とてもスタイリッシュ。
それに
シャネル役の女優アナ・ムグラリスは
2002年からシャネルブランドのミューズとしても
活躍しているフランス人女優。
これまでのシャネル映画のなかで一番美人でスタイルよく、
シャネル本人にとっては
最もうれしく、納得のいく作品じゃないでしょうか。
ストラヴィンスキー役のマッツ・ミケルセンとのコンビも
絵的に美しく
濡れ場もガッツリ魅せてくれます。
ただ創作のエネルギーを背徳のセックスに求めつつ
妻子も捨てきれない
芸術家“だめんず”の描き方は
ちょっとありきたりかな。
ともあれバレエと音楽、ファッション、そして恋と
新年にふさわしい
芸術性の高い映画です。
★1/16からシネスイッチ銀座、Bunkamuraルシネマほか全国で公開。
「シャネル&ストラヴィンスキー」公式サイト
シャネル伝記映画、第3弾。
「シャネル&ストラヴィンスキー」70点★★☆
ロングランヒットした
シャーリー・マクレーン版、
「アメリ」のオドレイ・トトゥ版、
のなかでは、一番大人っぽい映画でした。
舞台は1920年、シャネル37歳のころ。
最愛の人の事故死を乗り越えた彼女が
女としてデザイナーとして
もっとも熟した時代。
そんな彼女が出会ったのが
「春の祭典」で知られる作曲家ストラヴィンスキー。
芸術という絆で結ばれた二人の間に
やがて静かに熱く
恋の炎が燃えさかる――というお話。
実際にシャネルはストラヴィンスキーのパトロンであり
二人の知られざる恋もあり得たであろう話です。
まず映画全体のトーンが
ブラック&ホワイトのシャネルカラーに統一されていて
とてもスタイリッシュ。
それに
シャネル役の女優アナ・ムグラリスは
2002年からシャネルブランドのミューズとしても
活躍しているフランス人女優。
これまでのシャネル映画のなかで一番美人でスタイルよく、
シャネル本人にとっては
最もうれしく、納得のいく作品じゃないでしょうか。
ストラヴィンスキー役のマッツ・ミケルセンとのコンビも
絵的に美しく
濡れ場もガッツリ魅せてくれます。
ただ創作のエネルギーを背徳のセックスに求めつつ
妻子も捨てきれない
芸術家“だめんず”の描き方は
ちょっとありきたりかな。
ともあれバレエと音楽、ファッション、そして恋と
新年にふさわしい
芸術性の高い映画です。
★1/16からシネスイッチ銀座、Bunkamuraルシネマほか全国で公開。
「シャネル&ストラヴィンスキー」公式サイト