英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

『BG ~身辺警護人~』 第6話

2018-02-26 23:44:05 | ドラマ・映画
ドラマ的には面白くないこともなかった(素直に“面白い”とは言いたくないなあ)。それはともかく、驚き(突っ込み処)が多かった。

1.赤い糸で結ばれているというか…もはやストーカーと言うべきなのか
 島崎(木村拓哉)、落合(江口洋介)、立原愛子(石田ゆり子)の三つ巴・三角関係の因縁は凄い。職務内容が似ている島崎&落合が鉢合わせは許容するとして、島崎&愛子は幹事長の祝宴で顔が合うのはいいとして、テレビ局でも遭遇するとは“赤い糸”で結ばれているか、ストーカー行為としか思えない。

2.お騒がせな一家
 事業で騙されて失敗し、鮫島家を追い出されてしまった喜和子の夫の福永幸生(笠原秀幸)。鮫島匡一(橋爪功)に合わせる顔がない気持ちは分かるが、娘の彩矢(豊嶋花)に誕生日のプレゼントぐらい堂々と渡せばいいのに。逃げ足は速かった。
 石で会う時刻を知らせるなんて、シャーロックホームズに出てきそうな古典的伝達手段。こっそり知らせるにしても、ほかに手段があったような気がするし、最初に石が4個あったのを娘は観ることができなかったような気がするのだが……。
 喜和子(中村ゆり)も非常事態だというのに、まゆ(菜々緒)が彩矢を迎えに行くのを、教育方針だとか言って、拒否。まゆも彩矢に気づかれないよう警護すればよかったのに。
 彩矢も生意気と言うか、我がままと言うか…
 匡一も20年も狙われているというプライド(妄想)に囚われ続ける。落合に“狙われていない”という事実を突きつけられ、“狙われるだけの特別な存在”ではなくなっていることをようやく自覚。
 ようやく普通の祖父に戻り、娘や孫の幸せを願い、婿の復縁を認める。めでたしめでたし…

3.かわいそうな萩原聖人
 幹事長の罪を被ったが、切り捨てられてしまった元秘書で、強引に面会を迫ったが、木村拓哉と江口洋介のそれぞれに組み伏せられ、2度痛い目に遭っただけの役。
 番組サイトでは「ゲスト扱い」されないし…

【今回の警護課メンバー】
高梨(斎藤工)……“ツンデレ”振りが可愛い
まゆ(菜々緒)……母親に彩矢の警護を拒否されたのなら、彩矢に気づかれないよう警護するという方法もあったのに。
沢口(間宮祥太朗)……福永を追いかけるも、逃げられてしまう。

 メンバーの資質に疑問もあるが、根本的に人員が足らない。

【ストーリー】番組サイトより
 日ノ出警備保障に元内閣総理大臣の鮫島匡一(橋爪功)から警護の依頼が入る。通常、総理大臣経験者には警視庁のSPが警護につくものだが、政府の決定でSP警護は終了に。しかし自宅に再三、無言電話がかかってくることもあり、鮫島は民間の警備会社に警護依頼をしたのだった。
 村田(上川隆也)とともに鮫島の警護にあたることになった章(木村拓哉)は、鮫島の家の門柱に小石が4つ乗せられているのを発見する。総理在任中に恨みを抱いた者たちからの報復だろう、と話す鮫島。同時に、章は鮫島を監視する視線を感じ…?
 その後、民事党幹事長・五十嵐映一(堀内正美)の古稀を祝う会に出席する鮫島に同行した章たちは、そこで五十嵐の元秘書・植野(萩原聖人)が襲撃にやってくる現場に遭遇。男を取り押さえ、所轄署に引き渡した落合(江口洋介)だったが、章はその過剰とも思えるほどのやり方に疑問を…。

 その矢先、鮫島の孫・彩矢(豊嶋花)を警護していたまゆ(菜々緒)から、下校時刻を一時間以上経過しても彩矢が帰宅しないと連絡が入る。誘拐されたのではないかと、身辺警護課総出で周辺を捜索すると、公園で謎の男性と一緒にいる彩矢を発見! しかし沢口(間宮祥太朗)が、逃げた男の後を追うも、あと一歩のところで見失ってしまう! 鮫島を狙う人物とは? そしてその真の目的とは何なのか?

 そして同じ頃、章は、元妻の仁美から「私の警護をしてほしい」と依頼されていた。「誰かに狙われている」と話す仁美に、章は…!?


ゲスト:橋爪功(鮫島匡一………元総理大臣)
    中村ゆり(鮫島喜和子………匡一の娘)
    豊嶋花(鮫島彩矢………喜和子の娘)

脚本:井上由美子
監督:七高剛

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