ホレンソウを育てたつもりが雑草だった

最近は天候が安定していて晴れの日が続いている。
さすがに晴れた日は気温も２７度まで上がり、夏の陽気だ。
こんな時期にはさぞかし作物も成長するだろう。
畑に出ている時間が長くなってくる。







３週間前におとなりのサトウキビ畑では畝たてをして苗を植えていた








それがいつの間にか青々とした若葉が顔をだしていた
今日は土寄せをして、なにやら農薬のようなものも撒いていたようだ
順調に育っているようだ
喜ばしいことである










我が家の畑に目を転じてみる
みごとに生えそろいつつある北の畑の雑草
草の生えている部分は野菜の種を蒔いた畝である
ニンジン・チンゲンサイ・ホウレンソウ・ミズナ
かなりいろんな種類の種を蒔いたのだが北畑は一向に芽が出ない













おかしい
何故芽を出さないのだ
調べるために雑草取りをしてみた
名前は知らないが細長い葉をした雑草が辺り一面にはびこっている
まずこれを一本一本抜いていった











すると後には丸い葉をした双葉が残った
裏が紫色をしたやつだ
たしかこの畝にはホウレンソウの種を蒔いたはずだ
（種を蒔いても芽を出さないことが多いので最近はいちいち名札を立てないでいる為、どこに何を
蒔いたのかよくわからなくなってきている）
ということは、この若葉はホウレンソウに違いない
大事にこの双葉を残した
しかし後日、別の畝でもこれと同じものを発見してしまった
なによりホウレンソウは去年も作っているが、双葉がこんな形であった記憶はない
ギザギザの葉っぱが出てくればすぐホウレンソウと分かるのだが、そうなる前の双葉の時はどんな形
だっただろうか
思い出せない
知り合いが訪ねて来た際に尋ねてみた「ホウレンソウの双葉ってどんな形だっけ？」
「細長くて先っちょがとんがっているやつ」
「えっ　そうだっけ」
細長くて先のとがった雑草はずいぶんたくさん引っこ抜いた
ひょっとしたらあの中にホレンソウの若葉が含まれていたのだろうか
どちらにしても畝に大事に残してある丸い葉っぱは雑草で、今まで時間をかけて雑草を大切にに育て
ていたということだ
マヌケだ
今、意地になってホウレンソウの種をいろんなところに蒔いている