ビニールハウスが壊れた

この時期奄美の農家では来年にむけてパッションフルーツの苗をビニールハウスの中に植える作業を
進めている。
我が家でもそろそろ植え付けの準備をしなければならない。




まずは夏の台風で吹き飛ばされていたビニールを張り直すことから始めた
滞在しているお客さんに手伝ってもらい、汗だくになってようやく張り終るとハウスの内部はぽかぽか
暖かになった
これで苗もどんどん育ってくれるだろう




と思っていたのだが、ある強風が吹き荒れた日の翌朝無残ににもビニールが破れ元の姿に戻ってしまった
みじめなビニールハウスがそこにあった
近所の農家からただでもらった使い古しのビニールなのでちょっとした裂け目から簡単に破れて
しまうのだ




ショックだったが嘆いていてもしょうがない
じつはまだ先月二度目の花が咲いてその後実をつけていたのでまだ新しい苗を植えることができない
状態だったのだ
ビニールをかぶせたことで水分不足に陥りシワシワになってしまう実も現れ始めていた
だからビニールが吹き飛んでしまい雨があたるようになってちょうどよかったわい、と負け惜しみを
つぶやいている




その後実はすこしずつ熟し始めている
この時期にパッションをたのしめるというのはうれしいことだ




去年の台風で瀕死の状態まで追いつめられていたマンゴーの木もこんなに葉を茂らせるまでに回復
している
来年またおいしい実をつけてくれることだろう
ビニールハウスさえ壊れなければ・・