さとうきび畑での労働

話を台風１５号が襲う前に戻したい。
８月中旬にさとうきび畑で夏植えの手伝いをしていたのは前述の通りである。
炎天下での作業がこれほどきついものだとは知らなかった。
とにかく暑い、疲れる、のどが渇く。





種用に刈り取らないで残しておいたきびがうっそうと繁っている
まずこのきびの先端の緑の葉を鎌で切り落としていくのである
この作業は「はなうち」と呼ばれていた
花打ちと書くのだろうか







このはなうちの作業がこれまた非常にきついのである
畑の内側に入っていくと風は全く届かない
しかし頭のてっぺんからの真夏の陽射しはじりじりと容赦なく降り注ぐ
頭の上で鎌を使って切っていくのは想像以上に筋肉を使う
１日やると腕に力が入らなくなってしまう







めまいがするぐらいの暑さの中、ようやく５メートル×１０メートルくらいの部分のはなうちを
終える
このあと草刈機で根元から切って、それを集め皮むきをする
この畑で行なう作業はここまで
あとは実際に植え付けをする畑まで運び、トラクターで裁断しながら植えてさらに土をかぶせて
いくのである
文章に書くとそれだけのことなのだが、実際にやってみると気が遠くなるくらい大変で疲れる
作業であります