クリスマスローズをみつけて懐かしい人にあった気分になりました。
この花 茶席では春になると『八手花笠』と名を変えて呼んでいました。
18歳から始めた お茶と縁が切れて さっぱりしたと思っていたが・・
まさか 花で当時の情景がありありとよみがえって胸がいっぱいになるとは思わなかった。
お茶の先生は、ときには野山を散策し
あるいは、家の庭でいろんな茶花を育てていらっしゃいました。
決して勉強熱心ではなかった私が
春の茶席で「お花は?」と問われて
「クリスマスローズでございます」と答えると
「今の時期、八手花笠ですよ!きちんと覚えてくださいね」とおっしゃる。
そういえば いかなるときも集中力が大切ですと よくおっしゃっていました。
私にとってのお茶の師は、二人目です。
先生が50代から80代になるまで・・
はからずも人が老いていくのを目の当たりにしたわけです。
茶花をみつけるたびに先生を思い出します。
木製パレット屋のつぶやき