婆さんが行く

婆さんの食卓とワンコ

 回想(アルコール依存症 1)

2007-01-31 16:15:08 | Weblog
スナックなどでアルコールの入った飲み物をかたむけていると ふっといいようのない寂寥感に襲われることがあります。アルコールで命を縮めた人々の顔が 闇の中に浮かんでは消えるからです。後々 アルコール依存症だったと伝え聞いて そういえば・・と思い起こされることが数々あります。これは 身内でなければわからないということがわかりました。ましてや 学歴 地位が上ですと巧妙に隠されて年月が過ぎていきます。

 昼下がり さも営業に出るふりをしながら 毎日 昼間のスナックに通いつめる社長さんの図なんて どんなに想像力がたくましくても 思い描くことなんてできません。黒い天幕が張り巡らされた 店内でお酒が供され カラオケに興じているなんて 夕方 なにくわぬ顔で会社に戻り また夜は言い訳をつくり繁華街へ・・。
お酒が入っていない時は かりてきた猫のように大人しく 温厚で人格者と尊敬されています。
 回想はぐるぐると渦を巻き続けてたちのぼる。

「どうしたの?」

はっと 我に返る。

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