アザミの歌

長い休みが終わって10日から仕事が始まった。
案の定、仕事は山積みだった。

そのおかげで一日　悲しみや直面する困難から遠ざかることはできた。

悲しみは、愛しい友の死。
休み中　なぜか彼女を思って『アザミの歌』を毎日聴いていました。
そして思った。
別の歌でもいいのじゃないかと・・
例えば『出船』の歌でもよさそうなのだけれど　
（この歌が唱歌だなんて最近気づいたのも不覚だったな。）
『雪の降る街』でもいいね。
中学の担任だった喜代治先生は、この歌が好きだと歌詞を黒板に書いたことがありました。
クラスのみんなは、ガヤガヤとしていてほとんど誰も話を聞いていなかった。
私は、寂しい歌だなってぼうっと考え事をしていた。
でも先生、この歌は、身にしみていくね。

困難は、待ち受けている犬の断脚。
犬の脚を切ってまでと反応する人がいる。
この結論に至るまで2年半を要した。
最後は、かかりつけの獣医さんにもしも先生の愛犬ならどのように考えますか？とまで質問してしまった。

小型犬は17歳ぐらいまで生きます。（うちの犬は13歳）
悪性肉腫で進行が早く腫瘍が破裂した時に家庭では、看病しきれないだろうということだった。（私は、働いていて犬を昼間看れない）
線維肉腫は、細い前足の骨や神経まで巻き込んでいた。
前足が1本になってもすぐに順応すると思います。
私は、決断した。

もう迷わない。

簡単に解決する事柄ではないものを両肩にぶら下げて今年も格好悪くずるずるひきずって無様に笑って歩くかなって思ってます。

　木製パレット製造販売青梅（有）信友