動物病院へ近づくと聞きなれた犬の声が聞こえる。
「ワーーンワーーーン」と待ち人を呼ぶ声だ。
まさかねぇ~と思いながら病院へ飛び込んで思わず
受付で「先生、大丈夫だったでしょうか?」と聞いてしまう。
「あの声がそうです」
「待て!待っててね」と大きな声をだすとぴたっと止まった。
知らない方が「わかるのかしら?」と笑っている。
周囲が目に入らず犬のことしか念頭になかった自分を恥じる。
先生がおっしゃるには、私が帰った後、ずぅっと鳴いてゲージの中で大騒ぎをして困ったようだ。
しかたがないので歯石除去まで診察室につないでおいたのだそうだです。
その後の全身麻酔から覚めた後も吠え続けてどうやら持て余し気味のようでした。
普段は、まったく吠えないのだが 必死で呼び続けたのだろう。
ゲージから出されると先生の手をすりぬけて駆け寄ってきた。
抱き上げると今度は、しばらく「うーうー」とうなり続けておさまらない。
全身麻酔で頭がおかしくなったのだろうか・・とつぶやいてしまった(先生 苦笑)
さて、肝心の歯石と歯肉炎は、かなり歯の内側にこびりついて 落とすのを苦戦したようです。
歯肉炎は、奥の歯茎
「麻酔が効きにくいのと血液が通常より濃いためこれからは、歯磨きと歯茎のケアを一生懸命頑張ってみてください」とのことだった。
幸い 虫歯や欠損歯は、ない。
相当 疲れたようで帰宅後、大量の水を飲んでごろっと横になったまま動かない。
やれやれ 無事でよかった。
木製パレット屋のつぶやき
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