藤本能道〈色絵に生きる〉

菊池寛実記念　智美術館
菊池コレクション
藤本能道・・色絵に生きる
２０１４年４月１２日～６月２９日

5/25　日曜日　晴れ
かねてから計画をたてていた　あちらこちらの美術館めぐり
さんざん悩んだ挙句　スタートは、神谷町
駅から地図を見て　いつものように反対方向に自信をもって歩き出した。
途中　とてもすてきにお年を召した女性たちに道を聞かれました。
新橋方面は、どちらでしょう？ということだった。
おもむろに　地図を出してさしあげると場所がわかったようだ。
「あの～　実は、ホテルオークラ方面に向かって歩いているのですがこの道でよろしいのでしょうか？」
おかしくて　たまらないというふうに皆でいっせいに笑うではないか
「まあー！　反対に歩いていらっしゃいますよ」
とても恥ずかしくて　汗が一気にふきでてきました。
ていねいにお礼を申し上げながら　駅から６分の道のりをかなりの時間を要してたどりつきました。







年代をおって　ながめながら・・
ついに見たかったものを目にする。

陶火窯焔に舞ふ陶額/炎と蛾

長い時間そこに立ちつくしてしまった。
わけもなく涙が流れ落ちました。

美術館の演出もうまかった。
こんな日は、もう　何を鑑賞しても心がわきたつことはない。
よって　すべて割愛して帰宅の途につくことにした。

表現できない感動がまだ続いています。


　　木製パレット屋のつぶやき