婆さんが行く

婆さんの食卓とワンコ

マンホール

2009-12-12 15:11:54 | Weblog
《G&U技術研究センター》
最初の見学会はここでした。
都型下水道製品工業会での開催でしたから 専門的なことだったらついていけなのじゃないかと心配していました。
しかし 杞憂に終わる。
G&Uってなんの略称かなって思ったら
Ground  Underground 

 始めに

センターの目的機能
 ・マンホール周辺に特化したセンター
 ・開かれたセンター
 ・試験機の種類は最多
 ・第3者試験機関

この説明がありましたので ふむふむ・・と納得。
見学会スケジュールまでいただきましたので先入観なく気楽に見学ができました。

それは 以下の通り
※輪荷重走行試験
 車両台数の増加、車輌の大型化に対する支持構造の耐久性評価方法を紹介
  (タイヤがマンホールの上をいったりきたりする機械が設置されていた)
※耐スリプ性試験
※材質試験 
 鉄ふた専用材質(球状黒鉛黒鉛鋳鉄)の規格と鉄ふた性能との関連性及び試験の 紹介
(コンピュターで試験の結果がぱっとでてくるのだが 昔は単眼鏡のようなもので 人の目で判断されていたようです)

これ以外にも様々な試験機があり
なかでも 水理モデル試験
実際の下水道の二分の一というモノを使って 雨水がいっきに下水道に流れ込んだら こうなりますとか 逆流はこんな状況でなるという実験には、どよめきがおこりました。
自然の出来事は想定外なものが多い。

※浮上試験
 実製品を用いたマンホール浮上飛散現象(空気圧/水圧)の違いを紹介。
 この実験も興味深かった
 水圧がかかった場合鍵のかかったマンホール蓋の周りから 何メートルもの水が 吹き上がった。茫然と見上げていました。
 鍵がかかっていない蓋は飛びました。マンホールの蓋が飛んだ場合 落下防止 の柵がついていれば落ちないのだろうが ついていなければ これはもう下水道の中にすいこまれてお終いになってしまう。

 マンホールの蓋は15年がだいたいの耐用年数のようですが 温泉地 諸条件でいちがいにいえないものがあるようです。たまたま 昔のつるつるになった蓋の上だったら、車も人もスリップしやすく こんなものに当たったら 大事故になるのだろうとぞっとしてしまった。

このセンターは素人にもわかりやすく興味をもつように考えられていて 社会科見学で小学生にもおすすめしたいところでした。
《すべりやすい》
《すべりにくい》


最新の画像もっと見る

コメントを投稿