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熱処理パレット

2010-04-27 15:41:55 | Weblog
熱処理パレットって輸出する際に必要になる場合があります。
自国に虫のついた木材などが入ってくるのを防ぐためです。

国際基準15条にのっとって 熱処理をしたり薫蒸処理をして 最後スタンプが証明書がわりに押されます。(熱処理が圧倒的に多くなりました)
これをするのには、植物検疫協会に『輸出用木材こんぽう材生産者登録申請書』をだし めでたく認可がおりると
よし!やっていいぞ!になります。

ちなみにうちの会社は【№2001191】




以前は証明書なども必要な国があって 事務処理 経費がかかりましたが 最近はスタンプがその役目を担っているため 簡単になりました。
ただ管理がふえたかな!?
3ヶ月ごとに熱処理の温度表の証明書を保存し それがいつ実施されて どこの会社にスタンプを押していつ出荷されたかなどの提出が義務づけられています。
ぬきうちで 現場検査もあります。
この場合の交通費は、検査される側がもちます。

時々 熱処理もせずにスタンプを押している話もきくけど ばれたときには、どうなるのかなって 考えます。
どういうわけか駐車違反が心に浮かんだ。ばれなければ タダで ばれたら罰金。自分だけは、ばれないだろうって思うあの心理かな?
その後のめんどうを考えれば どうやらきちんとしたほうが 無難です。
          

     
         〔真新しいつぎはぎ熱処理パレット〕
〈この熱処理パレットお客様が通常使用されるものよりサイズが大きい。昨日の今日で急に必要になったのです。苦肉の策でそのお客様の取りおき分の短い仕組材を張り合わせて作成しました。グッドアィデアではないでしょうか?考えて作成した方は偉い!)

最後にあんまり教えたくない話をひとつ
熱処理中古パレット これそのままスタンプ流用できるみたいなので 安いじゃない便利じゃないって思った。めったに口にはしない話です。



                木製パレット屋のつぶやき

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