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騒ぐ熱処理材木

2010-12-14 10:51:39 | Weblog
普段は、合板で作製する木箱 
このたびは、合板と熱処理をした木材との二種類での見積り提出を依頼されました。
エゾマツもカラマツも組み立てずに熱処理をすると 寸法が狂うばかりか割れがはいってくるので お客様にはすすめられません。はっきり その旨伝えるように言ったのだが・・
なんと 熱処理の木材で話は進んでいた。
まったく!と舌打ちをしながら考えた。
確かに割れやソリがあると説明はしてあるのだが・・ 
そんなことを書いても見積もりをしたからいけないのだ。
そして金額が合板より安かった。
反省!

さて熱処理の材木が届いた。

もう割れている。

しかし箱を作るのに・・。これは・・。無言になる。


無言になっていられない現実に お客様に説明とお詫び
合板に切り替えていただきましたが
一抹の不安を感じるときは、はっきりお受けできないことを伝えるべきでした。

ただね 他国からきた熱処理の木箱は、まったく割れやソリがなかったのだそうです。
樹種が違う?組み立ててから熱処理?あるいはしてない。

熱処理の木材って日がたつにつれて どうだ!どうだ!すごいだろう!って騒ぐからそれは、誰にも予測できなくて
こんなに暴れたの!?って叱りたくなる。


         木製パレット屋のつぶやき

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