羽黒山五重塔

『禊の塔』久木綾子著

この本をとても端折って説明すると南北朝時代の出羽の国庄内舞台で羽黒山五重塔の建設に焦点をあてて　そこで織りなす人間模様が書かれている本です。

読むきっかけになったのは、
ある方のブログで目にした『私にはタカラモノのような2冊』が心に刺さり
さらにその作家が89歳で執筆されたことがとても興味深く　その日のうちに2冊購入したのです。

ワクワクしながら手にした本。

表紙が素敵！

本の字が大きくて読みやすく　庄内弁はなぜか懐かしかった。
東北の方言って案外　似ている。
しかし、途中まで読んでは、引き返し
また、読み進めては、あとがきを読みだしたり
そして、半ばでＮＨＫの解体キングダムを見た。

『国宝・瑠璃光寺五重塔を 解体修復せよ!』
この番組の放映日は、やはりある方のブログで読んで
絶対見たいとその日まで　なんとなくソワソワしてしまった。
視聴後は、細部にわたって物分かりが良くなったようだ。
本の中に入って自分も登場人物になれたのだから　感謝です。
（えっ！？と思われるでしょうが　想像力や空想力を駆使して自由自在です）

読み終わった後に　再度　最初から読み直した本もなかなかないかもしれません。

生きているうちに行ってみたい所になりました。
その日のために足腰を鍛えようと思う。

　　木製パレット製造販売青梅（有）信友