婆さんが行く

婆さんの食卓とワンコ

無題

2022-12-14 10:27:08 | Weblog

友の訃報を聞いて(12/9)頭が真っ白になり魂が抜けていくような錯覚を覚えた。

以前、夫が亡くなったと知らせたときに
「人ってあっけなく亡くなるのね」とポツンとつぶやいた。
最近では
「長生きするのもなんだかねぇ」って・・

晩秋、ごまんと散っていく広葉樹を見上げながら
「まもなく木に葉がなくなるでしょう」ってそれが最後の言葉でした。
せめてどこで暮らして何を見ていたのか あなたが最後の地で過ごした場所を見に行こうと思っています。

仕事をリタイアして田舎(別荘地)でのんびり暮らしますと引っ越して まもなく癌がみつかり闘病中だった友です。
その姿を私にも一人娘にも見られたくないと頑なに拒んでいた。
もうじき二年になろうとしていた。
彼女の体はなくなっても私は、死ぬまであなたに語り掛けるでしょう。

一番の理解者がいなくなってしまうって少し怖かったけれど幸い年齢を重ねてきて・・
感受性が鈍くなってきているかしら?
あまり悲しまないようにそうありたい。

仲の良かった友が一人、また一人と旅立って そして誰もいなくなった。