昔々、まだ とても仲の良かった頃。
夫が北海道からの出張帰りのカバンから紙に包んだものを私にくれました。
何だろう?って思ったらお雛様とお内裏様だった。
ひな祭りに家にあるお人形さんをお雛様とお内裏様に見立てて飾った話を覚えていてくれたようだった。
(大人になるまで自分のお雛様を手にしたことはなかった)
「なかなかいいだろう?」
「ありがとう」
嬉しくて言葉につまった。
その後、年数をかけて一つ一つ増えていった。
ボンボリだったりお花だったり三人官女だったり・・
ある時から それらを封印してしまいたくなった。
木箱に入れて手の届かない所にしまう。
週末、大安の日。
掃除のついでに梯子を使って出してみた。
嬉しかった感情だけは、色あせないね。
ありがとう。
木製パレット製造販売青梅(有)信友