婆さんが行く

婆さんの食卓とワンコ

30年ぶりの声は変わらない

2020-10-22 14:22:45 | Weblog

会社の創業は、昭和の終わりです。今まで細々と営んでまいりました。

本日も昼食は、早めに済ませて昼休み、帰宅して犬の散歩に行こうともくろんでいた。
そわそわしていたら来訪者があるようだった。
社名と氏名を伺って驚いた。
まさか!?
本人かしら?
その会社さんとは、つかず離れず ずぅっと長いお付き合いをしてきましたが・・。
もしや、訪れる方は、30年前におめにかかった営業の方かもしれないと思ったからです。
そのまさかでした。
マスクは、されていましたが全然変わっていません。
いったん定年を迎えて再就職?のようでした。
ひとしきり思い出話に花が咲いて 30年前の私の話を聞いて下を向いてしまう。
車のスピードが速かったですよね。
それにまつわる詳しい話に顔が赤くなった。
えーーそんなことがあったのかしら?
今は、まったくスピードは、だしません。
ただの気の弱い婆さんです!
「声は変わりませんね」
そうか・・声以外は、すっかり変わってしまったんだ。
お帰りになった後、鏡をのぞいてのけぞった。
くたくたのTシャツに白髪の短い髪がはねてるし 化粧隠しのつもりのマスクは目の老化を際立たせて
「なにこれ」とつぶやく。
最近、体を締め付けない楽な洋服が好きだからね。

ちなみに仕事の話だったのだが
油紙が入手困難になるだろうって
それをお使いの会社さんは、40年もそれを使って同じ梱包をされているようでした。
30年も40年もあっという間ね。

木製パレット屋の婆さんは、いつのまにか年をとったような気がする