会社の創業は、昭和の終わりです。今まで細々と営んでまいりました。
本日も昼食は、早めに済ませて昼休み、帰宅して犬の散歩に行こうともくろんでいた。
そわそわしていたら来訪者があるようだった。
社名と氏名を伺って驚いた。
まさか!?
本人かしら?
その会社さんとは、つかず離れず ずぅっと長いお付き合いをしてきましたが・・。
もしや、訪れる方は、30年前におめにかかった営業の方かもしれないと思ったからです。
そのまさかでした。
マスクは、されていましたが全然変わっていません。
いったん定年を迎えて再就職?のようでした。
ひとしきり思い出話に花が咲いて 30年前の私の話を聞いて下を向いてしまう。
車のスピードが速かったですよね。
それにまつわる詳しい話に顔が赤くなった。
えーーそんなことがあったのかしら?
今は、まったくスピードは、だしません。
ただの気の弱い婆さんです!
「声は変わりませんね」
そうか・・声以外は、すっかり変わってしまったんだ。
お帰りになった後、鏡をのぞいてのけぞった。
くたくたのTシャツに白髪の短い髪がはねてるし 化粧隠しのつもりのマスクは目の老化を際立たせて
「なにこれ」とつぶやく。
最近、体を締め付けない楽な洋服が好きだからね。
ちなみに仕事の話だったのだが
油紙が入手困難になるだろうって
それをお使いの会社さんは、40年もそれを使って同じ梱包をされているようでした。
30年も40年もあっという間ね。
木製パレット屋の婆さんは、いつのまにか年をとったような気がする