両手がふさがったお母さんが傘を差して3歳ぐらいの子を連れて歩いていた。
黄色のレインコートに長靴で子供は、右に左によろよろとなんとも危なっかしい足取りだ。
とうとう道の真ん中までいってしまった。
後方からは、トラックが・・・
母親は、叱りつける。
遠い昔 誰もたよる人がいなくて・・
どうしても出かけなければいけなかった日、
ゴミの袋に目と鼻 口の穴を開けて頭からすっぽりかぶせて息子二人を自転車に乗せて走った。
私の顔には、ようしゃなく吹きつける雨
思えばたくましかった。
免許も持っていなかったし なにより貧しかったので車の移動って考えられなかった。
※自動車免許は、30代後半にとった※
今じゃ 雨の日 歩くなんて考えられない。
若いっていうだけで すごいのかもしれない。
まさか こんなに早く年とるなんて!
もしや 浦島太郎の玉手箱を開けてしまったのだろうか?
木製パレット屋のつぶやき