婆さんが行く

婆さんの食卓とワンコ

三十三回忌とナナフシ

2012-08-10 16:00:47 | Weblog
今日、親戚の小母さんの三十三回忌の法要が営まれた。

おばさんには、3人の子供達がいたがそのうち二人は行方知れず。
そんなわけで末っ子の息子の主催です。
私と彼は、年が同じだったせいもあってよく子犬のようにじゃれて悪ふざけして親に叱られていた。
いろんな親戚の行事の時は
「この二人の席をはなすように!」といわれたものです。
そして二人ともずぅっといとこだと思っていたが 実はそんなわけはないだろうって最近思った。
(父の母の姉がおばさんだ)
お寺の住職は、私達の幼なじみです。
「お前もおいでよ!」で列席することになった。
久しぶりの再会だがすぐに子供の頃の気分にかえった。
しかし、33回忌ってことは、それだけ年月が過ぎたってことではないかと愕然としてしまった。
(目の前には、妻と子供二人いて頭の前がはげて立派なおじさんが出来上がっていた)
「そういえばあんた 自分の母親のお葬式にぼんちゃんがお経を読んでいたら笑っていたよね!?」
「そんなことを言うなよ!」
「サンマシンダ サンマシンダって 私のそでをひっぱって笑ってたよ」
話はつきない・・
「トイレに行く時も幽霊が出たらこわいからついてきてって 私、ドアの前で待っていてあげたでしょ!」
「・・・・・」
そんな感じで法要は、始まった。
さすが住職になったぼんちゃんは、お経もお話しもしみじみとしたもので33回忌は、しめくくられた。

〈ナナフシ見つけ!〉





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