青の洞門草紙

家庭料理と酒肴の店「青の洞門」0742-41-9845 17:00~23:00 日曜休み(祝祭日営業)

新大陸発見の不可思議?

2020-04-30 13:50:31 | Weblog
今日の新聞に、かつてオーストリア大陸を発見したと言われているクック船長の特集が出ていました。クック船長がオーストリアに上陸して、今年が250年目だそうです。
しかし、これはクック船長が新大陸を発見したわけでなく、ただ新天地に上陸しただけのことです。オーストリアには既に先住民が居住しており、彼らにはクック船長の上陸はその後の不幸な歴史に繋がります。
教科書ではクック船長もコロンブスも、新大陸発見者と言われています。常識的に考えると新大陸発見は嘘で、ただ他人の土地に踏み込んだだけなのです。
今、色んな学者たちがこの250年に当たり、様々な論争をしています。でも、先住民の文化を消滅させ、後から押し寄せた人たちが自分たちの繁栄を勝ち得た行動は納得できません。
他人の土地に遠慮なく勝手に立ち、正論を唱えても何ら意味もありません。発見=侵略と考えるのが当たり前で、そこからスタートしないとまともな結論には至らない気がします。
さて、新型コロナウイルス問題はなかなか先が見えません。全国に出された緊急事態宣言も、期間が延長されるようです。
5月6日時点で、コロナ禍はどうなっているのか。青の洞門も自粛期間をどうするのか、考えなければならない時期となりました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「明るい夜にでかけて」

2020-04-25 13:52:06 | Weblog
青の洞門が新型コロナウイルス感染拡大防止のため、営業自粛してから早や二週間になろうとしています。コロナウイルス問題はなかなか治まらずに、みんな健康と生活不安を抱えたまま今に至っています。
こんな不要不急の外出自粛が求められている中でも、パチンコやサーフィンに興じる人々がいます。営業自粛といっても強制力はなく、開いているパチンコ店には好きな人は出かけます。
サーフィンもプロのサーファーが仕事を捨てて自粛している中、身勝手な人はどっと海に押し掛けます。新型コロナウイルスとの戦いは我慢することしかなく、自分勝手な気の緩んだ行動が勝ち負けを決めます。
さて私も本業から離れてじっと家にいるため、今の趣味は読書です。家にある本を引っ張り出しては、時間つぶしをしています。
最近読んだ佐藤多佳子の「明るい夜にでかけて」は、面白くて一気に読み終えました。深夜ラジオがテーマになった、今の若者たちの孤独と繋がりを暖かく描いた青春小説です。
深夜ラジオは、私も高校時代によく聴きました。午前三時までは地元福岡の番組を聴き、それ以降は東京や大阪の番組に合わせていました。
当時福岡では、アンドレ・カンドレ(後の井上陽水)が人気がありラジオ番組の常連でした。その彼が突然番組の中で、東京へ行って一旗上げると地元から去りました。
その後私の東京での大学生活が落ちついた頃、突然井上陽水が表舞台に登場しました。当時陽水は吉田拓郎とともに、フォーク界の教祖として不動の地位を築いていったのです。
「明るい夜にでかけて」を読み、そんな陽水と歩んだ青春時代を思い出しました。コロナ禍で暗くなった時代に、昔を振り返ってみるのもストレス発散にはなるでしょう。
緊急事態宣言がいつ終わるのかは先が見えず、今は吉報を待つばかりです。さあ、今日も再び本の魔法の世界に飛び込むことにします。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ガラガラが消えた日!

2020-04-21 14:04:38 | Weblog
毎日散歩で訪れている杵築神社本殿の賽銭箱の上の鈴には、コロナ騒ぎ以来触れない様にしていました。このガラガラの鈴が、今日から綱で縛られ、参拝客が使えない様にしています。
新型コロナウイルスの感染拡大は、治まることがありません。奈良では緊急事態宣言が全国的になった
のも拘わらず、今だ何の対策も出ていません。
パチンコ店が作っている「県遊戯業協同組合」は、県外からのパチンコ来店に不安を持っているそうです。県からの休業要請があれば、明日からでも休業を呼びかけると言っています。
ところが荒井知事は、府県境を越えての利用は控えてとは言ってますが、県内の事業者への休業要請は今だ検討中のままです。感染拡大防止の指導力が遅く不十分であった政府ですが、危機に対する奈良の対応のスピード感は政府の比ではありません。
コロナとの闘いは先手必勝なので、いつまでも手を出さない奈良県は酷い状態になりそうです。コロナの前に沈黙の奈良県の政治家、これじゃガラガラの綱はいつまでも解けません。
青の洞門の営業自粛に激励を頂いた皆さん、私たちは不要不急の外出を控えて家猫のような生活です。早くコロナが消えて、再び賑やかな青の洞門で皆様と楽しみたいものです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「緊急事態宣言」奈良

2020-04-18 14:24:13 | Weblog
新型コロナウイルス感染拡大に対応するため、政府は「緊急事態宣言」の対象地域を全国に拡げました。それに合わせ当初の経済政策を、国民に一律10万円を給付する方針へと見直しました。
この緊急事態で、各都道府県の対応はまちまちです。すぐに休業要請を出した自治体もあれば、検討中とまだ何も動かないところもあります。
我が奈良県は、「外出を自粛」の以前からの言葉のみです。荒井知事からは、国や他の自治体の様子を見てからの検討と危機感のない発言がありました。
休業要請の出ていない奈良県には、大阪などの「緊急事態宣言」の町から大量にパチンコ店などに人が移動しています。「外出を自粛」に努めるの奈良なら、いち早く休業要請の措置を取るべきです。
さて、青の洞門の営業自粛も一週間になろうとしています。今は毎日店に顔を出して、普段出来ない掃除などをやっていますが、時間的余裕はたっぷりあります。
日々杵築神社までの散歩と読書が、決まった日課となっています。今日の新聞に「寺山修司の一九六〇年 不可解な精神」の本の紹介記事が出ていました。
寺山修司は病みつきになる作家で、その魅力は限りなくあると著者は述べていました。寺山は俳句に短歌・ラジオドラマから映画、芝居・評論・エッセー・小説と多彩な顔をもった人物です。
私もかつて寺山修司に嵌まり、執拗に彼の本を買い求めました。多彩な仕事を持つ寺山の本業は作家や歌人などではなく、「寺山修司」と言ったのが印象に残っています。
まだまだ営業自粛は続くようで、また寺山修司を引っ張り出してみようと思います。「書を捨てよ、町に出よう」と寺山は言いますが、今は「外出を自粛」の時代です。






コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

営業自粛のお知らせ

2020-04-13 14:59:19 | Weblog
「映像の魔術師」と称された映画監督の大林宜彦氏が、10日に亡くなりました。肺がんを患い闘病生活を続け乍ら、最後まで映画監督として現場に立っていました。
代表作には、「転校生」「時をかける少女」「青春デンデケデケデケ」など沢山あります。大林監督は広島県尾道市の出身で、広島の原爆投下には人生に大きな衝撃と変化をもたらしたといいます。映画作業のすべての背景には、「戦争」を描いています。
大林監督の言葉に「映画は愚かな過去の歴史を変えることはできないけれど、未来は変えることができるかもしれない。きっと若い人たちが未来を平和にしてくれる」があります。戦争の悲惨さ、平和の尊さを若者に伝えたいという思いが、大林監督の青春映画にはひしひしと伝わってくるようです。
さて、新型コロナウイルスは相変わらずに衰えることなく猛威を振るっています。私の実家の福岡県豊前市でも、集団感染が発生しました。
先日の実兄との電話で、「豊前は田舎じゃけんコロナも起こらんちゃ」とう言葉がまったくの嘘となりました。今やコロナ恐怖は、どこで発症してもおかしくありません。
青の洞門も考えた結果、暫く営業自粛することとなりました。休業日は、
 4月13日(月)~4月26日(日)
となります。
お互いコロナ感染者にならないためにも、止むを得ない措置と考えています。皆さん、外出を自粛していち早く新型コロナウイルス問題から脱出しましょう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ウイルスの感染力

2020-04-10 15:23:27 | Weblog
今日も、杵築神社まで歩きました。その途中の富雄川沿いの桜は散り始めていました。
4月も中旬というのに、今朝は風もあって肌寒く感じました。世の中が新型コロナウイルス問題一色のため、余計に気分が滅入ります。
新型コロナウイルスは、感染者のせきやくしゃみなどによって伝染します。感染力を持ったウイルスは、どのくらいの寿命があるのでしょうか。
ドイツの研究者によると、コロナウイルスが感染力を保つ期間は「最大9日」だそうです。空気中や物に付いたウイルスは、それぞれ寿命が違うということです。
一般的にはアメリカの学説で、
・空気中        3時間
・銅の表面       4時間
・ボール紙の表面    24時間
・ステンレスの表面   2~3日
・プラスチックの表面  2~3日
ということです。接触感染を防ぐには、会社や店舗のドアやノブや電車のつり革などに触れた場合はその後の手洗いが必須です。
新型コロナウイルスが発生した時点では、季節が変われば流行は止まると考えられていました。ところが、気候によってウイルスの活動がどう変化するかは分からないということです。
インフルエンザのように夏になれば消えるというのは、どうも間違いのようです。新型コロナウイルスとの闘いは、いつ終わるのか分からない状況です。
青の洞門では、今後の営業活動をどうするか悩むところです。最近は店内も静かな日が多く、来週あたりから現実に合った営業を考えなければなりません。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「緊急事態宣言」

2020-04-06 14:50:03 | Weblog
昨日は、青の洞門の定休日。世間は新型コロナウイルス問題で、花見もできない状態が続いています。
奈良の桜も、間もなく盛りが過ぎようとしています。富雄川沿いの桜も、そばの道路に花弁をまき散らしています。
急に思って昨日は、桜の名所の御嶽山神社まで軽いジョギングで行ってきました。神社内の桜は散り始めていましたが、見物に来た人達はしきりにシャッターを押していました。
例年ならば多くの花見客で賑わう御嶽山神社も、この日は参拝客もまばらでした。人が少ないせいか、広い境内が余計に広く感じました。
さて、新型コロナウイルスの感染者が国内で急増しているため、明日にでも政府が「緊急事態宣言」を発令するようです。特に東京都で連日100人を超える感染者が出ており、これは止むを得ないことでしょう。
「緊急事態宣言」は、安倍首相が対象区域や期間を定めます。ただ実際に外出自粛要請の措置を講じるのは、該当区域の都道府県知事です。
「緊急事態宣言」が出ると、経済や国民生活への影響が大きく商売面では相当なマイナス要因となります。「緊急事態宣言」イコール「ロックダウン」(都市封鎖)ではありませんが、世の中の動きは異常事態と見てしまいます。
感染者急増には危機感を持っていますが、一番の問題は今後の生活面での不安です。最悪の事態を考えての行動が必要な時期が身近に迫っていることを感じます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

飲食店の「禁煙」スタート!

2020-04-02 15:39:27 | Weblog
朝、散歩で向かう杵築神社の途中にある富雄川沿いの桜は満開です。今日は風もあって肌寒く感じる中で、この桜は元気に咲き誇っています。
桜は鮮やかな姿を見せていますが、世の中は大変です。新型コロナウイルス問題は、ますます拡大の一途です。
昨日は4月1日、受動喫煙を防止するための「改正健康増進法」がスタートしました。飲食店では、原則として禁煙が義務化されました。
青の洞門でも、表に「禁煙マーク」のステッカーを掲示しました。昨日は新型コロナウイルス問題と大雨ということもあって、客足はいま一つでした。
お客さんからは禁煙に関する質問もなく、創業以来初めての煙草の煙なしの営業でした。青の洞門では、日によって喫煙者は多く、今後の客足が遠のく要素は多少はあるでしょう。
しかし、禁煙に歓迎するお客さんも多く、これは時代の流れであり逆らえない現実です。因みに私も家内も娘も煙草は喫いませんので、今回の禁煙は受動喫煙も面からは助かります。
今は飲食店は新型コロナウイルスと禁煙の問題もあって、営業のマイナス面は覚悟しなければなりません。しかし、もうもうと煙が立ち込める中での飲食は、いづれ信じられない昔話となることでしょう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする