平昌冬季五輪

この前の日曜日の「月ケ瀬マラソン」以来、ここ一週間は毎日欠かさずに朝の散歩は励行中です。先日までの寒さが嘘のように、歩くには気持ちがいい春の気配を感じる季節となりました。
まだ膝の痛みは消えませんが、今はただ歩くことに専念するのみです。このまま暖かくなるにつれ、夏前には走れるようになりたいものです。
さて、毎日テレビを賑わしている「平昌冬季五輪」も終了しました。日本勢のメダル獲得ラッシュで、見ている側も毎日興奮の連続でした。
特に、先日のスピードスケートの女子追い抜きの日本女子の「金」には感動しました。あまり馴染みのない競技ですが、このレースは速いだけでは勝てません。
日本勢はＮＯ．１選手ばかりのオランダに、速度の増減や先頭選手の入替などのチームプレーで見事に勝利しました。リオデジャネイロ五輪の陸上競技でも、男子４００メートルリレーで日本は正確迅速なバトンタッチで強さを発揮しました。
スケートの女子団体追い抜きも、日本の技術が最大限に発揮されたレースでした。その後、新競技での高木姉の金メダル獲得もあり、何かと感動と勇気を貰った冬季五輪でした。
さあ、青の洞門の二月の営業もあと三日となりました。今月はかつてない寒さで前半は客足が遠のきましたが、最近の暖かさでいつもの賑わいが戻ってきました。残り僅かな二月の営業に、もうひと踏ん張りです。

月ケ瀬梅渓早春マラソン大会

昨日の青の洞門定休日には、今年も「月ヶ瀬梅渓早春マラソン大会」（月ヶ瀬マラソン）に参加しました。梅の郷として有名な月ヶ瀬ですが、梅の開花はまだまだ先のようです。
毎年寒い月ケ瀬マラソンも、今年は穏やかなマラソン日和でした。参加者が多くなったせいか、駐車場はスタート地点から６００メートル先まで行かされました。
痛めている膝には、前日に行きつけの整形外科で２本の痛み止め注射を打ってもらいました。そのせいか走っている最中は痛みはなかったのですが、１キロも走ると息の方が上がってしまいました。
やはり練習は大事で、嘘をつきません。まったく走ってなかったせいか、ゴールまで苦しんで辿り着きました。
でも、まだまだ走れるということで、今後は膝と相談しながら距離を伸ばしていこうと思います。暖かくなれば足ももっと動くと、勝手に楽観視しています。
さて、平昌冬季五輪のフィギュアスケートで、羽生選手が金メダルに輝きました。羽生選手も痛めていた右足首の不安をこえての五輪制覇ですから、二回の４回転ジャンプに感動しました。
演技が終わった後、羽生選手が右足首を触っていたことに痛みが再発したと言われていました。しかし、これは羽生選手の復活した右足首の感謝ということで二重に感動しました。
今は４回転ジャンプが最高ですが、ビデオ分析では５回転も可能とのことです。羽生選手は金メダルの後まだまだ滑るということで、この夢の５回転ジャンプにも挑戦するのでしょうか。

月ケ瀬マラソン

今年の冬は全国的に大寒波に見舞われ、各地で大雪の被害がもたらされています。夏は非常に暑く、冬は極限の寒さで、今や地球も緊急事態です。
ずっと寒さが続いた奈良地方も、ようやく今日あたりから気温が上昇しました。寒さでお客さんの入りが心配されていた青の洞門も、今週あたりから忙しくなりました。
私自身寒いのは苦手で、夏の暑さが好きです。暑いと汗をかきやすく、夏のビールが最高に美味です。
また寒波が来そうなことを聞きますが、早くこの厳冬から脱出したいものです。いかなごのくぎ煮やタケノコ料理等、暖かくなると美味しい旬の味覚がたくさん味わえます。
さて、今度の日曜日に「月ヶ瀬マラソン」が開催されます。ずっと以前から、このマラソンには参加しています。
月ケ瀬は梅の名所ですが、この時期は梅の蕾は縮んでいます。ダムの周辺を走る、とにかく寒い大会です。
足の故障もあり、私は今回５キロの部に参加です。２キロの急坂を下り、１キロダムの周りを走り、また２キロの登り坂を戻るという過酷なコースです。
まあ無理をせずに、今回はのんびり走ろうと思っています。最近は朝の寒さもあって、まったく走っていませんので安全運転で臨みます。
今日はバレンタインデーで、昨夜から娘が青の洞門のお客さんのために恒例の手作りクッキーを焼き上げました。数に限りがあるため、甘いものがお好きな方は是非早めにご来店下さい。

読書の季節

例年にない寒さで、二月の青の洞門は暇な時間が流れました。そのせいか、ここ一週間は読書の季節となりました。
娘の本箱から引っ張り出した本は
〇光　三浦しをん
　三浦しをんらしくない残酷で暴力的な小説。読後、心が凍りました。
〇愚行録　貫井徳郎
　一家惨殺事件を扱ったもので、フリーライターの犯人捜しに事実は意外な展開となります。
〇独走　堂場瞬一
　国の「金メダル倍増計画」に疑問を挟んだランナーの反逆のスポーツ小説。Ｑちゃんみたいに走ること　を楽しめなければ、いい記録も生まれないでしょう。
です。
最近の小説は、残酷なことが当たり前に書かれており怖さを感じます。必要のない暴力シーンはいらないので、もっと自然な内容でいいのではないでしょうか。
しかし、現代では巷に暴力が溢れており殺人事件のニュースは毎日のように報道されています。小説も時代に合わせ、過激になっていくのでしょうか。
さあ、長く続いた寒さも今後は少しは改善の方向です。身も心も凍る寒さから脱却して、早く暖かい日が訪れて欲しいものです。

富雄恵比寿

先週の土曜日の節分の日は、富雄恵比寿の日でした。普段は静かな富雄恵比寿神社には、朝早くから大勢の参拝客で賑わいました。
今年も、青の洞門の商売繁盛を願って訪れました。福笹に飾りを付けてもらい、今年こそは活気ある年になって欲しいとお詣りしました。
境内では、青の洞門のお客さんと何人かお会いしました。このお客たちの来店頻度の向上を切に願いました。
さて、マラソンシーズンの中、二週続けて大きな大会がありました。寒い季節の中、プロの選手はどんな天候下でも実績を出さなければならないから大変です。
最初の大阪女子マラソンは、ニューヒーローの誕生です。初マラソンで好記録を出し優勝した松田選手の力強い走りには驚きました。
毎日１２００回の腹筋をするというから、「腹筋女王」と呼ばれているそうです。ケガにも強そうな松田選手の今後に期待したいと思います。
もう一方の別府大分毎日マラソンでは、園田選手が日本人最高の２位となりました。決してきれいな走りではないのですが、見る方に元気を与えます。
園田選手の走りは、かつての日本人選手の「根性走り」だそうです。解説していた青山学院の原監督が名付けた「根性走り」の今後も楽しみです。
松田選手・園田選手は、東京五輪の最終予選会の切符を手にしました。「腹筋女王」と「根性走り」の二人の今後の走りを、じっくり見ていきましょう。