青の洞門草紙

家庭料理と酒肴の店「青の洞門」0742-41-9845 17:00~23:00 日曜休み(祝祭日営業)

平城京を歩く

2010-03-31 14:10:24 | Weblog
今日は朝から奈良に用事があって、早起きして近鉄電車に乗り込みました。いつもは車ばっかりの移動手段を使っているため、たまには電車も新鮮味があります。
電車に乗ってすぐに、帝塚山大学の森先生の「平城京を歩く」の頁を開きました。平城遷都1300年記念のこの本は、考古学による奈良時代の生活の様子が窺い知れて、興味が惹かれます。
ちょうど平城旧跡を電車が横切る時、復元された大極殿が広い空き地の中に見事にそびえていました。大極殿の遺構として残っているのは礎石のみであり、後世の書物や寺院を元に復元されたと森先生の本には書いてあります。それにしても、どの時代にも権力者は圧倒するような立派な建物を造るものです。
明日から4月です。桜の季節ですが、最近の寒さで佐保川の桜並木の開花もストップ状態です。明日は20度を超える陽気なので、一気に桜は咲き誇るでしょう。
4月で青の洞門も、まる6年を迎えます。今日をいい形で終えて、期待の4月を迎えたいと思います。
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たけのこ料理

2010-03-30 16:41:37 | Weblog
青の洞門の本日の大皿料理のひとつが、「たけのことふきの煮つけ」です。たけのこは今が旬で、調理には時間を要しますが、その味は季節を感じさせる味わい深いものです。
たけのこの煮つけを天ぷらにすると、しっかりした味でなかなか美味しいものです。今日の予約のお客さんにも、たけのこの天ぷらを提供します。3ヶ月に1回のゴルフ帰りの年配のグループです。たっぷり食べて、しっかり飲める、元気な方たちです。
住んでいるマンションの階下が、ちょっとした竹藪になっています。毎年、たけのこが芽を出しますが、ある日突然その姿は消えてしまいます。誰かが持って行くのでしょうが、食べてみたいものです。
先日、数年音信不通だった前の会社の先輩Hさんと連絡が取れました。今、故郷の博多にいるそうですが、福岡→長崎→大阪→東京と転勤の度に顔を合せた縁で、よく飲み歩いた昔話をしました。
電話の声を聴くだけでなく、Hさんとまたゆっくりお会いしたいものです。博多弁が消えることがなかった豪傑Hさんは、九州男児に相応しい呑み助でした。かつて一世を風靡したチューリップは、Hさんの学生時代のバンド仲間でした。飲むと必ずチューリップの話が出てきたのを思うと、あの頃が懐かしくなりました。
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休日の遠出

2010-03-29 15:40:29 | Weblog
青の洞門定休日の昨日は、ジョギングで遠出を考えていたのですが、諸般の事情から車での遠出に予定変更です。それでも、朝は霊山寺の奥之院まで走りました。奥之院はその昔、弘法大師が訪れたとの説明文がありました。
奥之院は山の上にあるために参拝客は少なく、あたりはひっそりとして静かで、弘法大師が出てきても可笑しくないような雰囲気です。この上に、近畿大学農学部がありますが、この日は学生たちの声は届きません。
午後からは、田原本町まで買い出しです。途中、噂のマルサカラーメンに寄りました。鶏ガラスープの醤油ラーメンで、一昔前の東京ラーメンの味でした。店の前の桜並木は、今度の日曜日には満開でしょう。
24号線を奈良方面に走っていると、大和郡山にどでかいスーパーのイオンが出来ていました。駐車場は1時間待ちの看板が出ていて、反対車線は車が数珠つなぎとなっていました。
たこ焼き器を買ってきたため、夕食は久しぶりのタコ焼きです。焼き担当は疲れます。何度か焼いているうちに、当分たこ焼きは遠慮しようと思いました。
このように平凡に、いつものように休日は過ぎてしまいました。大相撲も白鵬が全勝優勝して、こちらも荒れない普通の大阪場所でした。しかし、今日からは、盛り上がる青の洞門場所であって欲しいものです。


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松本清張生誕100周年

2010-03-26 16:31:10 | Weblog
松本清張の生誕100周年を記念して、テレビでは小説のドラマ化が多くなっています。3月23日に放送された「書道教授」のビデオを、昨夜見ました。
青の洞門の営業終了後から見始めたため、見終わったのは午前3時前になりました。お陰で、今日は寝不足気味、日課のジョギングもスピードが上がらずに、かなりの時間を要してしまいました。
「書道教授」は、話の展開が早く、ついつい引き込まれて、最後まで見てしまいました。内容は、女たらしの銀行マンの転落の軌跡ですが、闇の犯罪組織との絡みもあり、見ていて小説の世界にいるような感覚でした。
舞台の京都の映像が古式豊かに映されて、登場する女優もより綺麗でした。中でも、杉本彩は存在感のある美人書道教授として登場し、一段と輝いていました。
愛人の荻野目慶子がはまり役で、殺された時の表情が印象的で、なかなか寝付けませんでした。朝目覚めた時も、「書道教授」のドラマの中にいるような不気味な感覚でした。女難の相、女性は不幸にすると怖いものです。
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別れの季節

2010-03-25 14:52:34 | Weblog
宴会は夜のイメージですが、最近は「昼宴会」のニーズがあるようです。これは、夜の勤務の多い職場や町内会、PTAの方々が利用されているようです。飲食店の方も、団体客が取り込めるということで、割引サービスも提供して力を入れているそうです。
青の洞門も、一昨年から午後3時オープンを実施していますが、それなりに年配の方の利用はあります。まだ、明るいうちから酒を飲めることは幸せなことです。その時、昼下がりの時間は、ゆっくり流れているようです。
春は「別れの季節」です。退職や転勤で、多くの人達が一斉に移動します。青の洞門も、最近はそういった別れの宴が多いようです。
昨日は、転勤の決まったA化成のSさんや近大農学部を退任されるT先生らが集まりました。皆さん本当によく通って頂いて、感謝の思いでいっぱいです。
T先生は、故郷の宮崎に戻ってゆっくりされるようです。水ギョウザの大好きな先生でした。Sさんは、生まれ育った関東には、まだまだ帰れそうにはありません。
そういう姿を見ていると、自分のサラリーマン時代の転勤生活を思い出して、ちょっぴり切なくなります。転勤は自分だけでなく、家族にも大変な犠牲を強いるわけです。しかし、今はそんなことは何も考えることなく、奈良の地にどっかり居座っています。
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桜前線ストップと頂いた生花

2010-03-24 15:48:04 | Weblog
今日は朝からどんよりした空模様で、ジョギングの最中に小雨まじりの天気となりました。気温も低く、せっかくほころび始めた桜も、蕾を縮める様子です。
昨日の青の洞門は、あいにくの雨の中を大勢のお客さんが見えられました。その中で、地元の大学の大学院に留学しているKさんが、M先生たちと来店されました。
Kさんは今回無事に卒業され、韓国に戻られるそうです。Kさんは日本語が上手で、翻訳の仕事もされています。お店では、韓国と日本の文化の違いなど、興味のある話をよく聞かされました。
Kさんは聡明な方ですし、なかなかの紳士でもあり、いづれ韓国を代表する立派な学者か文化人となることでしょう。卒業記念に、大分麦焼酎「青の洞門」をプレゼントすると、父親に差し上げるとえらく感激していました。短いお付き合いでしたが、Kさんの幸運を祈ります。
今日の青の洞門の店内には、Kさんたちから頂いた生花が、鉢に生けられ可憐に咲いています。
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ワインもノンアルコール!

2010-03-23 16:07:18 | Weblog
青の洞門という飲食店をやっている関係上、飲酒運転には敏感にならざるを得ません。今時、飲酒運転なんてと普通は考えます。しかし、時折車で乗り付けてアルコールの提供を断ると、怒って帰る方もおられます。一般的に常識は良識なんですが、まだまだ理解されない人が多い世の中です。
昨日、酒屋さんがノンアルコールワイン「カツヌマグレープ」なるものを、持ってこられました。本物のワインとは比較できないものですが、雰囲気的には飲んでいる感覚になるようです。
サッポロビールのノンアルコールビール「スーパークリア」は、取り扱ってだいぶ経ちますが、頻繁には注文はありません。飲めない事情があって来店されたお客さんは、中途半端な気分で同席するのではなく、はっきり飲まない姿勢でいます。
ノンアルコールのビールやワインは、やっぱり本物には程遠い味です。ウーロン茶などを飲んでいる方が毅然として、恰好いいと思います。ノンアルコールものが、存在感を示すようになるには、まだまだ時間がかかるでしょう。
昨日の祭日は、予想に反して大勢のお客さんが来店されました。近くのラーメン店「ジャン哲」の大将一家も来られて、店内は賑やかでした。「ジャン哲」は、日曜日が定休日となったため、しばらく食べていません。野菜たっぷりのモチモチ麺の二郎系ラーメンの味が、懐かしくなりました。
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彼岸桜とおはぎ

2010-03-22 15:47:20 | Weblog
日課のジョギングで、御嶽神社に寄ると、境内の桜が咲き始めていました。ここ数日の暖かさで、桜も早めに目が覚めたような開花宣言です。ここは桜の名所、まもなく多くの見物客が押し寄せることでしょう。
本日はお彼岸です。青の洞門では、お彼岸に欠かせない「おはぎ」を作りました。手間暇かけても、手作りの「おはぎ」は食べて安心ですし、ほどほどの甘さが最高です。今日は、食べ過ぎに要注意です。
昨夜はNHKテレビで、「オヤジバトル」の決勝戦をやっていました。予選会で見た映像とダブった部分が多く、ちょっと間延びした番組となりました。でも、オヤジバンドも色んな蹉跌があり、その人間ドラマには感動もしました。
これを見た当初は、ギターをもう一度やってみようかと考えました。でも、やっぱり走ることの方が簡単ですし、今までどおりに一人で奈良の地を駆け巡ろうと思いました。この気候のいい時季、来週は久しぶりに、法隆寺か東大寺方面に、遠出してみようかと考えています。
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潮干狩り

2010-03-19 15:50:48 | Weblog
先日、長崎の義妹より「アサリ貝」がクール宅急便で届きました。このアサリは、旦那さんが有明海の潮干狩りで採ったものです。身はまだ小粒でしたが、新鮮なせいかバター焼きやアサリの味噌汁で、美味しく頂きました。
私の実家の豊前海でも、昔はたくさんのアサリが採れました。しかし、火力発電所の建設などで海が汚れて、貝はいなくなりました。今は他からアサリを持ってきて、海に撒いて潮干狩りに対応していると聞きます。
有明海も、水門閉鎖で魚介類にも大きな影響を与えているようです。自然界に対して、あまりに無神経に破壊行動を起こすと、逆に自然界から強烈なしっぺ返しを受けるでしょう。数年前に見た有明海の水門は巨大な建築物でしたが、遠い干潟にはまったく似合わない無機質な代物でした。
まもなく桜の季節です。富雄川沿いの桜並木や御嶽神社の桜の樹は、花のつぼみが今にも咲きそうな様子でした。今からは、ジョギングも最適な季節になります。
早いもので、もう週末になってしまいました。本日の青の洞門は、すべて席が埋まりました。いつもこうあればいいのですが、世の中は人間に試練ばかりを与えます。でも、それも人生、ゆっくり確実にやっていきましょう。
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アライグマとタヌキ

2010-03-18 14:34:51 | Weblog
また、NHKの「オヤジバトル」を見てしまったので、今日も寝不足気味です。見ているだけでこっちも熱くなり、何か楽器でも始めようかと考えてしまいます。高校時代から、フォークギターを持っていましたが、就職する前に友達に譲ってしまいました。それ以来、ギターは手にしていません。
もう一度ギターを勉強して、音楽を楽しもうかとも考えます。青の洞門の定休日の日曜日には、有線放送でビートルズを聴きながら、店内の掃除をやっています。ビートルズは、色あせない偉大なバンドです。かつて、みんなビートルズに憧れてギターを手に入れたのです。
さて、一昨日の深夜に車で店から自宅に戻る途中で、タヌキらしい動物と出会いました。富雄川にかかる橋を信号に従って曲がっている時、目の前で太とった動物が横断歩道を渡っているのです。声をかけると、立ち止まってこちらを見つめていました。
妙に人慣れしているのでタヌキではなく、アライグマかとも思いました。先日、近くの阿弥陀寺の池の鯉が、アライグマにさらわれたばかりの事件もありました。調べてみると、アライグマもタヌキもよく似ています。
その時、その動物はどこに行くのか、横断歩道を渡って暗い闇の中に消えてしまいました。こうして人間界に共存している動物たちの、生命力の強さに感心した夜でした。
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