青の洞門草紙

家庭料理と酒肴の店「青の洞門」0742-41-9845 17:00~23:00 日曜休み(祝祭日営業)

奈良の「幻の八十八か所」

2016-09-29 15:12:00 | Weblog
今日は朝からすっきりしない天気でしたが、雨は大丈夫と呑気に構えていつもの散策に出かけました。定番コースである杵築神社を折り返したあたりから、次第に空模様がおかしくなりました。
その後に空が急変して、いきなり強い雨が落ちてきました。駆け足で帰路を急ぎましたが、家に戻った時には上から下までずぶ濡れの状況でした。
家の玄関で濡れた衣服を脱ぎ棄て、風呂場に直行です。天気予報の降水確率100%は、普段当たらないからといって馬鹿にしてはいけません。「油断大敵」、日本の天気予報を無視すると、こうしてエライ目に合います。
さて、今日の新聞によりますと、奈良は「幻の八十八か所」といわれる四国遍路と同じような霊場巡りがあるそうです。あまり一般には知られていないのですが、250年の歴史がある大和北部八十八か所霊場です。
今、この霊場を5年前に知ったという奈良市の商店街などで「まちおこし運動」が起こっています。いづれ、四国霊場のような本格的な札所巡りを確立しょうとしています。
霊場の主な札所には、
 東大寺 西大寺 霊山寺 法隆寺 松尾寺 矢田寺 薬師寺 大安寺
等のよく知られた観光名所もあります。これらは、かつて私がジョギングの最中に何度も立ち寄った場所です。若い頃の弘法大師が学んだ地、奈良の八十八か所霊場が、「まちおこし運動」で発展すればいいのですが。
この札所は、世界遺産に登録された場所はすべて含まれるそうです。新たな運動で、古都奈良の観光がより活性化することを期待します。
今週も早いもので、青の洞門の営業も終盤戦を迎えます。雨多き9月ですが、雨にも負けずにいい形で10月に繋げたいと思います。

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92%の大気汚染!

2016-09-27 16:13:30 | Weblog
日曜日に大相撲秋場所は、豪栄道の全勝優勝で終了しました。予想外の展開で、白鵬が休場でも面白い場所でした。
これで豪栄道は、来場所の成績次第で横綱昇進の可能性もあります。今場所の下がらない、引かない相撲に徹底すれば、横綱も夢ではない気がします。
日本人横綱の誕生となれば、相撲人気も一気に盛り上がることでしょう。琴奨菊、稀勢の里の次に、本当の夢を叶えるのは、豪栄道かもしれません。
相撲が終わって静かになった今週ですが、青の洞門だけは日々「大入満員」であって欲しいものです。9月の最終を飾る週でもあり、いい形で10月の暦を繰りたいと思います。
さて新聞によりますと、世界の3000都市のうち92%が大気汚染に侵されいるそうです。世界保健機関(WHO)の調査によると、微粒子状物質(PM2.5)などの基準値を超える地域が圧倒的に多いということです。
特に中国・南アジア・中東が、深刻な状況ということです。かつての高度成長期の日本の公害の様子が、今こういった地域でまた起こっています。
日本では数字は低いものの、大都市でのPM2.5も芳しくありません。予想外だったのは、東京よりも大阪の方が大気汚染度が高いのにはびっくりしました。
便利さだけを追い求める生活から脱皮しないと、このままでは地球は持ちません。地上では大気汚染、地下では使用済み核燃料の埋没と地球は安全ではなくなりました。せめて眼の前の大気だけは安全にしないと、地球崩壊は映画だけの世界ではなくなります。
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豪栄道の躍進!

2016-09-24 16:20:46 | Weblog
一昨日、福岡の実兄から懐かしい故郷の味が届きました。宅急便の中身は、新米の他オクラ・ピーマン・白ナス・栗等がたっぷり入っていました。
栗は昨年同様に、娘が渋皮煮にしました。栗のあく取りが大変で、時間と手間をかけて翌日にようやく完成しました。渋も消えて、最高の栗の渋皮煮でした。
故郷の味は、そこを離れてしまうと昔日の出来事が甦ってきます。故郷は豊かな自然と古い友達と、大切なものがたくさんあり、来年あたりは墓参りにでも帰ろうかと思いました。
さて、大相撲秋場所もいよいよ終盤戦に突入しました。今場所は白鵬の休場もあり、盛り上がりに欠ける場所になる予想でした。ところが豪栄道の快進撃で場所も活気づき、全勝優勝も見えてきました。
豪栄道は大関になって、毎場所苦しい星取りに終始していました。しかし、今場所は生まれ変わったように力強い取り組みとなっています。
場所前にケガもなく、練習ぶりも充分と聞いていました。やっぱり、稽古は裏切りません。何とかこのままの調子で、どんぐりの背比べ場所を盛り上げ、全勝優勝を目指して欲しいものです。
さあ、青の洞門も今週最後の営業日なりました。今週の好成績を来週も継続させ、9月最後をいい形で締めくくりたいと思います。
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瀬戸内少年野球団

2016-09-20 15:57:51 | Weblog
一昨日の青の洞門定休日の日曜日は、小雨の中をちょっと時間をかけての散歩でした。杵築神社を経て、長弓寺まで足を伸ばしました。
国宝の本堂がある長弓寺で、足が早く治ることと青の洞門の売上に感謝してお参りしました。悪天候のせいで、広い敷地内には参拝客はまばらでした。
この日は膝の痛みがあまりなかったため、途中から軽いジョギングを実行しました。スマホの距離計では8.1キロのうち、半分以上を走った勘定です。
この調子で12月の奈良マラソンは、完走出来ればいいのですが。焦らずにじっくり治すことを考え、無理をせずにやっていこうと思います。
さて、この日はビデオに収録した「瀬戸内少年野球団」のテレビドラマを見ました。かつて夏目雅子が演じて話題になった映画のリメイク版でした。
映画は夏目雅子の存在感が強く、太平洋戦争の暗さを力強く超える印象的な映画でした。今回の武井咲が演じるドラマは、戦争色も薄められ実にあっさりと仕上げられていました。
戦争の現実をリアルに描くことは、今のご時世では難しくなっているのでしょうか。テレビ局も生々しいドラマは避け、極力問題が起こらない様に演出していました。
今や、あの不幸な戦争の体験談を語ることもテレビ局は中止しており、戦争反対の集会も、会場使用の許可が下りなくなっています。何か時代が再びあの怖い状況の中に逆戻りしそうな、そんな怖さを感じる今日この頃です。
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東京マラソン落選!

2016-09-16 16:15:09 | Weblog
知った人間に話せば相手の耳が腐る。
知らぬ人間に話せばこっちの口が腐る。
だが、話さずにいれば胸が腐っちまう。
   浅田次郎 短編集より
これは朝日新聞の「折々のことば」からの引用です。
青の洞門でも、胸の内にしまい込んでいたら身がもたない人々がカウンターに座り、色んな話をします。酒の勢いで語る言葉を聞き続けて、お店の方も早や14年目を迎えました。
飲食店は、お客さんが主役です。ひたすらお客さんの悩み話を聞くのが、こちらの役割です。相手の言葉に対して意見も挟まずに、ただただ聞き続けるのが仕事と徹底するのが一番と考えています。
毎年ひたすら申し込みを続けている「東京マラソン」ですが、今回も抽選から外れました。夢の「東京マラソン」、元気なうちに一度スタートラインに立ってみたいものです。
昨日までは、土曜日は臨時休業にして都庁でゼッケンの受け渡しを済ませ、夜は東京の仲間たちと乾杯しようと考えていました。この乾杯はまたずれましたので、再来年は何とでもしてゼッケンを確保したいと思います。
さて、今夜はボクシング世界戦が2試合行われます。常勝王者の山中慎介と奇跡の復活を目指す長谷川穂積の注目の試合です。
山中は前回は期待外れの試合であったため、今回はすっきりしたKOを望みます。「神の左」が、今回はすっきり炸裂すればいいのですが。
一方、長谷川穂積はもう現役続行は無理な年齢ですが、再度王者を目指し戦います。過去の栄光にすがることなく、新たな長谷川穂積の強さを示して欲しいと思います。
さあ、今日は青の洞門の仕事が順調に終わり、ビデオに収録した試合が「吉」と出ることを期待します。その画面を見ながら、美味いサッポロ黒ラベルを口にしたいものです。

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動物愛護週間

2016-09-12 16:35:37 | Weblog
9月20日から26日までが、「動物愛護週間」と定められています。今の家庭には、ペットとして犬や猫の他、様々な生き物が飼育されています。この動物たちが安心して暮らせるように、「動物愛護週間」は飼育している生き物と人間の関係性を再認識する機会です。現在は昔のように野犬のような存在は見られませんが、色んな生き物が飼い主らの勝手で家庭から放出されています。
ペットによっては、異様な大きさに成長し、飼い主の手に負えないケースもあります。ペット購入の際には、そういう事情も考慮し、生き物の特性を判断すべきと考えます。
自然界は、捨てられたペットの影響で、環境が大きく変化しています。そのため、生存が危ない生き物がたくさんいます。「動物愛護週間」は、本来あるべき自然を守るためにも必要なイベントと考えます。
さて、プロ野球では広島カープが25年振りに優勝しました。地方の市民球団が、金持ち球団の本拠地「東京ドーム」で胴上げが出来たことは画期的なことです。
この日の先発メンバーは、広島生え抜きの選手が7名、他2人はカープに舞い戻った黒田と新井でした。苦杯をなめ続けた球団の躍進に、こちらもお涙頂戴の状態となりました。
広島優勝に関する談話で、阪神金本監督の「広島はみんな打ってみんな走った。うちは足を使おうにも、使える選手がいなかった」との言葉が印象的でした。
さあ、青の洞門も今日からまた新しい週を迎えます。広島同様に、売り上げ目標に向かって、思い切り走り抜きましょう。




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富雄の案山子

2016-09-09 16:26:38 | Weblog
毎日の散歩のコースである杵築神社付近の田んぼには、たくさんの案山子が立っています。雀除けの案山子なのですが、その役目は全く果たしていません。
というのは、この案山子たちはみんな美人で優しい顔立ちのため雀も怖がることはありません。雀たちは集団で田んぼの中に突入しており、そばの案山子はにこやかにそれを傍観しています。
雀たちは稲穂を食べるだけではなく、田んぼの害虫も捕食していることから多少は許せます。今朝も多くの雀たちは、集団で田んぼの周りを飛び回っていました。
さて、昨日前の職場の東大阪会の広報担当の浜川女史が青の洞門に顔を出しました。東大阪会のメンバーが集まるとのことで、青の洞門の予約申し込みです。
東京在の岩崎君が大阪マラソンに出場のため、前日にみんなで激励会を行うようです。岩崎君の運の強さには驚きます。
大阪マラソンは毎年出場、そして今回は東京マラソンまで当てて羨ましい限りです。3時間台の好記録を有す岩崎君は、また記録更新を狙っていることでしょう。
私も一般参加で東京マラソンは申し込んでいますが、今年も当たらないでしょう。競争率が年々上がり、スタートラインに着くのは至難の技です。
足のケガがなかなか完治しませんが、気持ちだけは都庁前のスタートラインに立っています。夢の東京マラソン、一度は走ってみたい憧れのコースです。



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森の哲学者「フクロウ」

2016-09-07 16:06:22 | Weblog
昨日は青の洞門のオープン前に物凄い雨となり、店の前の道路はまるで急流のような有様でした。その雨模様の天気でお客さんの入りが心配されたのですが、終わってみればまあまあの営業成果でした。
悪天候に合わせ、サッカーワールドカップ予選のテレビ中継もありましたが、あまり影響はなかったようです。今回の相手タイは格下なので楽勝しましたが、今からが奇跡のW杯出場に向けて頑張って欲しいものです。
さて、昨夜は録画していたNHKの「ダーウィンが来た」を見ました。今回は、フクロウ特集でアメリカ大陸北部が舞台となっていました。
我が家はフクロウが大好きで、店内にもそれに関する飾り物が沢山あります。フクロウは福をもたらす縁起物で、その関係で毎年新たな飾り物が登場しています。
フクロウは夜行性で、人目に触れることはあまりないようです。食材は動物食で、主にネズミを好物としています。
テレビ画面からはフクロウの獲物を追う姿や、子育てなどが映し出されていました。冬は一面の雪原の下で動くネズミの音を頼りに、一気に空中から雪の中の獲物を捕らえていました。
冬は、夏に比べ獲物の収獲量は圧倒的に多いそうです。その理由は、雪の下のネズミは相手が見えずに警戒感が薄くなっているからです。ところが夏は対等に相手の姿が見えるため、フクロウの狩猟は困難を極めます。
子育てに置いても、巣立ちするまでにエサを十分に食べられなっかた弱い雛は、栄養失調で生き延びることが出来ません。巣立ちしても自分で十分狩りが出来ないフクロウも多く、翌年まで生き残れるのは僅か2割だそうです。
画面では、生存競争の激しいフクロウの世界を厳しく描いていました。しかし、フクロウの顔は愛くるしく、何時でも愛すべき存在です。今日も、フクロウの置物と招き猫に、青の洞門の売上増大のため願掛けしました。






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高栄養価雑穀「アマランサス」

2016-09-05 16:08:57 | Weblog
新聞によりますと、今「スーパーフード」として栄養価の高い中南米原産の「アマランサス」が注目されています。かつて中南米先住民の主要作物でしたが、スペイン人侵攻で「邪教の植物」として栽培を禁じられたものです。
それが近年健康志向の高まった米国で脚光を浴び、日本でもスーパーの店頭に並ぶようになりました。鉄分が豊富で、小中学校の給食にも取り入れられています。
日本では長野県伊那市で、地元商工会議所や信州大学が連携し、10年ほど前から栽培されています。今では、原産地グアテマラから農業研修生が訪れるようになりました。
内戦が30年も続き、栽培は途絶えかけている原産地グアテマラで、再び主要作物として甦るのも近いのではないでしょうか。
環境の変化で、たくさんの生き物が絶滅の危機に瀕していることは知られています。同様に植物も人間の争いのせいで、「アマランサス」のように生存が危ぶまれています。
自然破壊や戦争は、すべてを破壊するだけの存在でしかあり得ません。物を創造出来る平和こそが、植物・動物・人間が生き残れる唯一の道だと思います。
さて、昨日娘の本棚から黒川博行の「後妻業」を拝借しました。今、映画化で注目されている「後妻業」は、人間の業の深さに震撼させられる怖い話です。
この「後妻業」に似た話は、現実でも殺人事件として世間を騒がせました。年老いて何かに狂うと、人間は弱い存在だと思いました。
今日は月曜日、また青の洞門の新しい一週間が始まりました。9月だというのに、夏はまだまだ終わろうとしていません。この暑さで、青の洞門の主役「エビス樽生ビール」は、当分主役の座を譲りそうもありません。

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「大分かぼす」届く!

2016-09-03 16:22:10 | Weblog
一昨日、青の洞門に今年初めての「大分かぼす」が届きました。大分県由布町の大野さんが、旬になると送ってくれる無農薬野菜です。
今年は天候に恵まれ、予想を上回る豊作の年だったそうです。色も品質も良好で、今後の収穫が楽しみです。
青の洞門では、「大分名物とり天」や「新さんまの焼き物」などに大分かぼすを使っています。さわやかな酸味で薫り高い「大分かぼす」は、料理の味を引き立てる名脇役です。
今回の熊本・大分地震の影響で心配していたのですが、大野さんの地元は石垣が壊れる程度の被害だったそうです。青の洞門では、この「大分かぼす」を冬まで常備していますので、興味ある方は是非ご賞味下さい。
さて、今回もまた娘の本棚から失敬した吉田修一の「横道世之介」を読んでいます。誰もが若かりし頃をダブらせる青春小説だけに、読みながら妙に心が躍ります。
大学進学のため長崎から上京した主人公の世之介の愛すべき人柄が、花の都東京で色んな出来事を繰り広げます。舞台が長崎からスタートしているだけに、昔勤務したその町を懐かしく思い出します。
長崎はやたら狭い町だけに、思い出も長崎伝統のガラス細工のようにきれいに凝縮して見えます。よく飲み、よく仕事をした長崎に、また行ってみたくなりました。
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