ＩＳ最高指導者死亡！

あの福岡行きから早一週間、時が過ぎるのは早いものです。福岡での強硬スケジュールのせいか、疲れが出てシンドイ週でした。
それにしても懐かしい顔に会えた二日間は、今年最高の出来事になりました。青春期を過ごした福岡は、大事な思い出がいっぱい詰まった場所です。
今朝は体調も回復し、久し振りに杵築神社まで歩きました。途中畑の中に実った柿を見て、秋真っただ中の季節を感じました。
さて、今日の新聞の第一面に、イスラム国（ＩＳ）の最高指導者死亡の記事がありました。シリアで米軍の特殊部隊がバグダディ容疑者を追いつめ、最後は自爆したそうです。
ＩＳなどの過激派組織は、政権に対する反発や宗教上の理由で成立します。特に最近はインターネットで過激思想が拡散しており、共鳴者は世界中に広まってテロに発展しています。
どの国の政権も一部の組織の利益擁護が多く、その恩恵に預かれない不満分子が生まれます。ただその不満がテロに発展するかどうかは、宗教上の理由が大半のようです。
バグダディ容疑者が死亡しても、その過激思想の拡大に歯止めはかからないようです。これを機に更に暴力による報復が発生する懸念を、新聞は指摘していました。
さあ、青の洞門の新しい週が始まりました。残り少ない１０月を、いい形で終えたいと思います。

高校同窓会で福岡へ！

１０月２１日（月）は、青の洞門は臨時休業しました。２０日（日）の高校同窓会に参加のためです。
同窓会は、福岡市郊外の歴史のある二日市温泉で行われました。５０名ほどが出席の盛大な宴会となりました。
宴会の席で、色んな方から声を掛けられました。男子は頭が薄くなった人が多く、女子は体形の変化もあり、ほとんどの方が分からずにエラク怒られました。
場内に飾られた高校時代の写真を見て、ようやく正体が分かった次第です。宴会は三時間ほど続き、昔話に花が咲き大いに盛り上がりました。
同窓会は一次会で失礼して、この後は前の会社でお世話になったＨさんと天神で落ち合いました。昔と変わらないＨさんの博多弁で、私が希望した博多の焼き鳥屋に案内されました。
やっぱり鶏は博多が一番で、美味しい焼き鳥を肴に延々と話が続きました。午前零時のお店の看板に合わせて、Ｈさんと再会を約束し別れました。
翌日はレンタカーで、大川市に向かいました。かつて会社でのマラソングループの一員として、マラソン大会に一緒に出ていたＴ君のお見舞いです。
今のカーナビは、便利です。セットしていた病院は、きっちり駐車場まで案内してくれました。
Ｔ君は、２３日からリハビリが開始されます。顔を見て安心しました。早く良くなって貰いたいものです。
その後は、実家の墓参りのため福岡県のはずれの豊前市まで向かいました。途中、青の洞門に寄って写真を何枚か収めました。
平日のため観光客も少なく、駐車場にも大型バスの姿もありませんでした。本来は青の洞門も、こんなに静かな場所だったのでしょう。
実家に着くなり、墓参りです。耶馬渓で買った生花を墓に供えて、ご無沙汰を詫びて手を合わせました。
夕食は、念願であった豊前ホルモンを食べに兄と出かけました。昔よく通っていた、「なじみ屋」というホルモン屋です。
以前は豚ホルモンばかり食べていたのですが、この日は牛ホルモンに昇格です。脂ぎったホルモンの煙を前に、昔を思い出しました。
高校時代は弁当の残りを持って、ホルモンを注文していました。今なら考えられないことをやっていた高校時代でした。
実家の近くにはバイパスの他、高速道路が開通していました。地方が通過地点になって寂れていく現実を見て、田舎暮らしも大変だなと思いました。
この後、小倉で車を乗り捨て新幹線に乗り込みました。僅か二日の旅でしたが、懐かしい時代に戻れた良い時を過ごせました。

世界のマラソン界の進化

世界のマラソン界の進化は、すさまじいものがあります。人間に限界がないことを証明する、男女マラソンで前人未到の記録が出ました。
男子マラソンでは、世界記録保持者のキプチョゲ（ケニア）が２時間切りを達成しました。これは非公認記録ですが、１時間５９分４０秒２は歴史的なことです。
一方女子はシカゴマラソンで、コスゲイ（ケニア）が２時間１４分４秒の世界記録で優勝しました。これも絶対更新されないと言われていた、ラドクリフの記録を１６年ぶりに破ったのです。
今やマラソンは男女ともアフリカ勢が圧倒的に強く、日本勢は置いていかれています。来年の東京五輪でも、このアフリカ勢が上位を独占するのでしょうか。頑張れ！日本です。
さて、来週の１０月２１日は青の洞門は臨時休業です。高校時代の同窓会が、福岡の二日市温泉で行われるため休ませていただきます。
２０日の日曜日は午前中はお店の掃除で、午後から新幹線で博多に向かいます。夜は二日市温泉で、同窓会の宴会に参加です。
しかし、一次会で退散し、その後はサラリーマン時代の仲間と会います。博多の焼き鳥を口にして、昔話に花を咲かせようと思います。
翌日はレンタカーで、柳川まで走ります。会社勤めの時の友人Ｔ君が入院中のため、そのお見舞いです。
かつて、一緒によくマラソン大会に参加したＴ君の様子が心配です。早く元気になって、かねがね約束している奥さんと奈良に来て欲しいものです。
その後は、大分に近い福岡のはずれの実家の墓参りです。実に久しぶりの帰省のため、ご先祖様には申し訳ない限りです。
そして夕方は小倉駅でレンタカーを乗り捨て、新幹線で再び奈良に向かいます。慌ただしい日程のため、安全運転を心がけ、充実した二日間にしたいものです。

台風１９号とラグビーＷカップ

週末に襲来した台風１９号は、日本列島に深い傷跡を残しました。特に中部・関東・東北では、河川氾濫等で大きな被害をもたらしました。
河川氾濫での堤防の決壊、コンクリート橋や鉄橋の破壊等、自然災害の怖さを改めて認識しました。テレビ画面からは、悲惨な光景ばかりが写し出されていました。今の土木工学の技術では、災害時の河川コントロールは出来ないのでしょうか。
企業が儲かる技術は、どんどん開発されています。しかし、人間が安心して生きていける地盤作りは、なおざりになっている気がします。
この自然災害の中、ラグビーＷカップは中止されると思いました。でも、日本対スコットランド戦は決行されました。
試合の実行・中止に関しては、判断は難しいところです。日本は強豪スコットランドを破り、初めての決勝トーナメント進出です。
試合前に行われた台風１９号で亡くなられた被害者に対する黙とうは、唯一の救いでしょうか。最近の日本は災害列島になってしまって、来年のオリンピックも心配です。
台風の土曜日は、青の洞門は営業しました。奈良北部は台風にはあまり影響がなく、ただ雨だけがよく降りました。
こういう天気であったため、週末の青の洞門はいつもの三分の一のお客さんでした。それでも、来て下さったお客さんには感謝・感謝です。

読書がすんだらヨイショせよ

百田尚樹氏という有名作家がいます。過去に「沖縄の二つの新聞社は絶対つぶさなあかん」などと発言し、その言動が物議を醸したことが多い作家です。
今回、新潮社が「読書がすんだらヨイショせよ」と題した、百田尚樹氏の小説をほめちぎる読書感想文を募集しました。このキャンペーンに対し、「読書をばかにしている」「下品な宣伝」などの批判があり僅か二日で中止となりました。
これは出版社の営業的な宣伝であり、中止しなくてもいいような気がしました。今、出版不況のため、どの出版物も辛口の批判コメントは乗っけていません。
「百田作品ヨイショ」は、百田尚樹氏らしくていいのではないでしょうか。私も「百田氏が好きか嫌いか」は別にして、「ほめちぎって欲しい」というギリギリの宣伝方法は止むを得ない時代だと思います。
この「ヨイショ」は、小説の世界だけではありません。ある国の国家元首は、周りに友達を集めて「ヨイショ」政治を行っています。
国会での答弁では、質問されたことに触れずに、ひたすら長々と持論を展開します。問題発生時も、まるで他人事のように振る舞う態度は見事というしかありません。
政治は、今開催されているＷカップラグビーのように、まともにぶつかり合いません。「ノーサイド」もない政治は、この先いったいどこに行くのでしょうか。
さて、今大型台風が日本に迫っています。週末に上陸ということで、青の洞門の営業も心配です。それと、Ｗカップラグビーの日本戦が開催できるかも気になります。

奈良の歴史散歩

新聞に、奈良の信貴山城と頭塔（ずとう）の記事が出ていました。いずれも、奈良の歴史散歩に相応しい場所だそうです。
信貴山城は、江戸時代前の中世の城です。今は空堀が残っているだけですが、元々は石垣も天守閣もない土づくりの城であったようです。
今、城歩きのブームの中、こういった身近な城跡訪問もいいものです。城歩きは、土塁の跡や堀を読み解く楽しみがあります。
かつて私も生駒山の山道を信貴山まで走りましたが、この信貴山城は見つけられませんでした。空堀だけの城跡だとの知識があれば、この幻の城にたどり着けたかもしれません。
一方、頭塔は奈良の町中にある多くの石が張り付いた小山です。これは古墳を壊して造ったものだそうで、石の間に石仏がたくさん埋め込まれています。
かつては雑木林に埋もれていたものを発掘したもので、まだ半分は林のまま残っています。かつてジョギングの途中に、いきなりこの不思議な頭塔に出くわしびっくりしたものです。
さて、ラグビーＷカップの日本対サモア戦が今夜行われます。今大会は初戦から調子づいている日本だけに、今日の勝利を信じましょう。
青の洞門ではこの試合を見るため、テレビの前の席が予約されました。試合会場同等に、樽生ビールがたくさん出ること期待します。

消費税増税！

富雄川沿いの田んぼは、稲刈りも終わりすっきりとした光景です。今年は天候不順で、西日本のコメの収穫量は平年以下だそうです。
稲刈りが済むと秋風が爽やかな季節の筈ですが、今はまだ暑さが居座っています。日中は夏のような迷惑な暑さが今週も続いており、引き続き熱中症に注意が必要です。
さて、昨日から消費税が増税されました。今回は軽減税率も同時進行のため、８％と１０％の消費税があり厄介です。
青の洞門では、店内飲食は８％持ち帰りは１０％となります。しかし、持ち帰りは僅かな比率のため、容器代・手間賃を加算し同額で処理します。
酒類などで仕入価格はアップしますが、メニュー価格は従来通りで値上げはしません。ただ、付きだし料のみ１００円値上げしました。
一方奈良公園で売られている鹿せんべいは、１５０円から２００円にアップされました。これは、鹿の保護のために使われていることからやむなしとしましょう。
鹿せんべいに貼る値段シールは、昨日ようやく届いたそうです。そのため急きょシール貼りを行い、慌ただしい一日だったようです。
消費税は、一番弱い部分からも吸い上げる税金です。３億２千万円も金品を受領しているある会社の役員や利益剰余金を過去最大に内部留保している大企業からは、税金はもっと徴収すべきなんでしょうが。