青の洞門草紙

家庭料理と酒肴の店「青の洞門」0742-41-9845 17:00~23:00 日曜休み(祝祭日営業)

「奈良マラソン」の狭き門

2014-05-29 16:35:04 | Weblog
今日も朝から気温が高く、日中は夏のような天気になることが確実な様子でした。日課のジョギングは、いつもの1時間コースを選択です。
最初に立ち寄った阿弥陀寺では、住職が自ら庭の掃除に励んでいました。今日は小学校から90名の児童がお寺見学に来るとのことで、境内をきれいにするため朝から汗をかいていました。
次の御嶽神社では、本堂内で職員が日課の掃除を行っていました。この神社は敷地も広く、毎日の掃除は大変だと思います。
最後に立ち寄った杵築神社では、神主さんと近所の方が本殿前の掃除にかかっていました。この神社は前から気になっていることがあり、神主さんの手を休ませて質問です。
杵築神社は、お賽銭箱の天井から三つのガラガラの鈴が下がっていました。ところがある日、この真ん中の鈴が突然消えてしまいました。
杵築神社に行く度に、この消えたガラガラが気になっていました。神主さんが言うには、鈴が地面に落ちてしまい今修理中との当たり前の回答でした。
ガラガラの収集マニアが持ち去ったのではないかと、あらぬ疑いをかけていましたが、これは杞憂でした。鈴を吊るす紐も古くなれば綻ぶし、ごく一般的なガラガラが消えた原因でした。
さて、昨夜は「奈良マラソン」の県民枠の申し込みでした。2000名の枠でしたが、午後8時のインターネットでの開始と同時に一瞬にして定員オーバーとなりました。
ちょうど青の洞門の営業ピーク時であったため、パソコンのスタートは多少遅れました。慌てて入力している最中に、ゲームオーバーならぬ定員オーバーとなりました。
後は、6月4日の一般枠での申し込みにかけるしかありません。それにしても、「奈良マラソン」も狭き門となったものです。

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「なでしこジャパン」アジア杯初制覇!

2014-05-26 16:16:46 | Weblog
昨日の青の洞門定休日の日曜日は、夏の訪れを感じさせる暑い一日でした。午前中は一か月振りの整髪の後、日影を求めて矢田丘陵遊歩道をジョギングしました。
今の時期は日影に入れば、走るには絶好の環境です。ウグイス達の美声を聴きながら、ゆっくり山道を走ってきました。
さて、昨夜は女子サッカーアジア杯の決勝がテレビ中継されました。ワールドカップまで制覇した「なでしこジャパン」が、このアジア杯優勝には縁がなかったのが驚きです。
海外組のエース大儀見を招集出来なかったため不安でしたが、何とか1点を死守し初めてアジア杯を獲得しました。この大会で、来年のワールドカップ出場権まで得た「なでしこジャパン」の今後の活躍に注目です。
昨日はこの中継の前に、ドラマ「ルーズヴェルト・ゲーム」も見なければならず忙しい一日でした。「逆転」がテーマのこのドラマは話の展開が早く、女子サッカー同様に興奮します。
倒産寸前の青島製作所に「逆転」は訪れるのか、毎週ハラハラドキドキの連続です。組織内にも裏切る人間が多く、これが現実なら役員も社員もみんな胃潰瘍を患いそうなドラマです。
今日の天気予報は雨マークでしたが、昼過ぎから雨が落ちてきました。青の洞門の天敵は雨ですが、これ以上強くならないことを祈るばかりです。
先ほど渋谷支店勤務時代に、一緒に仕事をした中村君が突然顔を出しました。今は松坂在ですが、仕事で大阪に車で向かう途中立ち寄ってくれました。
僅か10分余りの久しぶりの再会でしたが、義理堅いのは明治大学応援団出身だからでしょう。次回はゆっくり杯を重ねることを約束して、忙しい中村君を送り出しました。
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「二つ目の窓」

2014-05-21 16:05:07 | Weblog
今朝のテレビニュースで、カンヌ国際映画祭の模様が放映されていました。奈良県出身の河瀬直美監督の「二つ目の窓」が、映画祭で公式上映され評判となったようです。
この「二つ目の窓」は、奄美大島を舞台とした少年少女の恋と成長を描いた作品です。今回の明るい太陽の下での河瀬作品も、早く見てみたいと思いました。
河瀬直美のデビュー作は、奈良県吉野村を舞台とした「萌の朱雀」です。時間が止まったようにゆっくりストーリーが展開するこの映画は、懐かしい昔に還ったような思いになりました。
この作品で主演したのは、素人の尾野真千子でした。尾野真千子を発掘したのは河瀬直美で、その後河瀬作品にも登場しています。
今や尾野真千子は実力派俳優として、テレビや映画に多く顔を出しています。学校の靴脱ぎ場でたまたま尾野をスカウトした、監督河瀬の役者を見る目は確かだったのでしょう。
さて、アメリカ大リーグでも敵なしの活躍であったマー君に、初めて黒星がつきました。9人でやる野球の試合ですから、勝ち続けるというのは不可能なことです。
連勝というプレッシャーから解放されて、今からがマー君の本物の勝負です。次回の登板がマー君の本格的な、メジャーリーグでの挑戦となるでしょう。
さあ、青の洞門も週の半ばとなりました。今月は売上面では負けの数字はなく、比較的に順調に推移しています。この調子で、営業最盛期の暑い夏に向けて突っ走りたいと願っています。
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秋篠寺の「伎芸天像」

2014-05-19 16:11:40 | Weblog
昨日の青の洞門定休日は、西大寺の秋篠寺までジョギングしました。目的は、秋篠寺の「伎芸天像」に会うためです。
「伎芸天像」は、芸能の神様として有名で、作家の立原正秋がぞっこんであった仏像です。彼の奈良を舞台とした小説「春の鐘」の中にも、「伎芸天像」が大きな存在として登場します。
普段は静かな秋篠寺も、この日は多くの年輩の方のグループがお寺巡りで訪れていました。照明を落とした本堂の中では、帝釈天や薬師如来や日光・月光菩薩などに混じって、「伎芸天像」が静かに佇んでいました。「伎芸天像」の表情はやさしく、見ている者に安らぎを与えてくれます。
立原正秋が恋した「伎芸天像」は、見る角度を変えると色んな表情になります。暫くは飽きることなく、「伎芸天像」と無言の対話を続けていました。
この日は夏日で気温も高く、帰りは日差しの強い中、シンドイ思いで汗をかきながら走りました。今からのシーズンのジョギングは、気温も高くなり、体調面から涼しい早い時間を選ばなければなりません。この日は「伎芸天像」には会えましたが、青の洞門で普段酷使する身体には少々堪えました。
さて、今朝は疲れていたのか、長い結果のない夢で目が覚めました。何故か舞台は沖縄でした。ホテルから沖縄支店に向かうためバス停を探しますが、道に迷って彷徨い続けました。
サラリーマン時代には仕事で沖縄に行ったことがありますが、夢の中では当時の街並みがそのまま出てきました。アメリカから返還された浦添基地の再開発の場所も、かつてジョギングしたのと同様に、道に迷って通り過ぎました。
バス停も支店も見つからないまま、長い夢から目が覚めました。道に迷うというのは、夢占いによると、自分の将来に不安があるからだそうです。
でも、将来に不安がない人なんて、この世の中にいるのでしょうか。みんな先行きに不安があるから、昔から救いを求めて「伎芸天像」などの仏像がたくさん造られているのでしょう。
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「花子とアン」の美輪明宏

2014-05-16 15:53:54 | Weblog
甲府市などを舞台としたNHKの連続テレビ小説、「花子とアン」の視聴率が絶好調のようです。私も前々回の「あまちゃん」や前回の「ごちそうさん」に引き続き、毎朝楽しく見ております。
まったく生活環境の違う花ちゃんがお嬢様学校の中で勉強に励み、やがて翻訳家としての地位を確立していきます。このドラマは、「赤毛のアン」の翻訳家である村岡花子がモデルだそうです。
明治・大正・昭和と波乱の時代を生き抜いた一女性の半生を描いた物語は、時代背景も変動があって興味惹かれます。特に問題児の蓮子の登場により、このドラマは大いに盛り上がっていきます。
また、劇中の語り部「美輪明宏」がいい役者ぶりです。「ごきげんよう」の美輪の声で終わるドラマは、正に適役の採用です。美輪の素敵な大人の声で、明日もまた見ようという気になります。
さて今日の朝刊は、安倍政権がひたすら目指す「集団的自衛権の行使」の記事一色でした。当初は憲法改正を唱えていましたが、それが困難だとわかると「憲法解釈変更」でやろうとしています。
時の内閣の閣議決定で法律が勝手に解釈されると、憲法はもう不要となります。憲法改正を問うなら国民的議論に持ち込み、国民投票などで正々堂々とやるべきだと思います。
戦争好きのアメリカの防衛戦略に安易に巻き込まれることなく、安倍首相が常に唱える「強い日本」・「平和日本」であって欲しいと思います。戦争は一旦走り出すとブレーキが利かず、奈落の底まで行くしかありません。
さあ、また青の洞門の週末が始まります。天気もよく、気温も高いため忙しい一日となりそうです。

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「マルタイ棒ラーメン」の行方?

2014-05-13 15:50:23 | Weblog
福岡出身の者なら一度は口にしたことがある、あの「棒ラーメン」で有名なマルタイが苦境に立たされています。14年3月期の業績予測が、約6億円の大幅赤字となる見通しです。
これは、円安による原材料費の高騰や同業他社との競合激化が主原因となっています。売上減による設備投資の負担も、経営を苦しくしているようです。
「マルタイ棒ラーメン」は50年の歴史があり、私も子供の頃からよく食べていました。スープはチキンとポークをベースとしており、あっさり醤油味が幅広い年齢層に受けていました。
我が家の台所にも「マルタイ棒ラーメン」は常備しており、長いお付き合いとなっています。このまま「棒ラーメン」の歴史を閉じることなく、何とか会社を復興して欲しいものです。
さて、本日の青の洞門は遅い時間に16名の予約が入っています。その時間帯は、ひたすら調理に追われバタバタしていることでしょう。
何とかこの団体さんが、楽しく飲んで満足して帰られることを願って仕事に専念したいと思います。その結果、今夜の営業終了後のサッポロビールは、普段以上に美味しく飲めることでしょう。
また今日は前の会社のM社員から、20名の予約電話がありました。奈良在の方の送別会を、6月に青の洞門で行いたいとの申し出です。
会社を離れてからも、何かと気を使ってくれる皆さんの感謝です。人と人との付き合いは接点の濃淡はあれ、常に大事にしなければならないと思いました。
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「床下仙人」

2014-05-12 16:27:36 | Weblog
昨日の青の洞門定休日の日曜日は、久し振りに矢田丘陵遊歩道をジョギングしました。まるで初夏のような暑い日で、アップダウンの多い山道ではぐっしょりと汗をかいてしまいました。
目の前には大阪との県境に位置する生駒山の稜線もくっきり見えて、身近に自然の中を走れる喜びを感じました。ただ木々の下では、今大繁殖の毛虫が垂れ下がって注意しながらの上を見てのランニングです。
さて最近、原宏一の「床下仙人」を読む機会がありました。これは表題の「床下仙人」を始めとする、サラリーマンの悲哀を描いた風変わりな短編小説です。
この本には、企業戦士として生きられない哀れな男たちの奇想天外な物語が描かれています。私は最後に登場する、「シューシャイン・ギャング」という話が好きです。
これは、仕事にも家族にも見捨てられた男と家族を見離した少女の心温まる大人のメルヘンです。場所が渋谷ということで、学生時代とサラリーマン時代に過ごした街を懐かしく思い出しました。
「床下仙人」は通勤電車でも気軽に読める本で、普段の生活のストレス解消にもなるようです。短編小説でもあり、一気に読んでしまいました。
さあ、今日からまた新しい週の始まりです。夕方から天気予報通りに小雨模様で、あとは酷くならないことを祈るのみです。
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毛虫の季節!

2014-05-10 16:07:12 | Weblog
二度に亘ってひいた風邪もようやく治り、今朝は久し振りに1時間余りのジョグを楽しみました。昨日まではまだ走ってもシンドク、40分程度で引き揚げていました。
途中に立ち寄った大渕池公園の森の中を走っていると、多くの垂れ下がった毛虫に出くわせました。それを避けながらのランニングですから、あまり気持ちがいいものではありません。
大渕池公園から御嶽山神社を抜けて杵築神社に辿り着きましたが、どこも空中を漂う毛虫に遭遇します。生き物を差別してはいけませんが、このグロテスクな小さな生物は好きになりません。
暫くこの環境の中でジョギングしなければならないと思うと、少々気が重くなります。自然界に漂う毛虫の数は今年はやたら多く、異常発生の年かもしれません。
さて先日のボクシング世界戦で、あの負け知らずの井岡一翔が敗れました。三階級制覇と意気込んでの世界挑戦でしたが、ベテランチャンピオンの老獪さに翻弄され実力発揮できませんでした。
井岡の敗因は、相手に攻撃出来なかったことに尽きます。ボクシングはリスク勝負であり、相手に向かう勇気がなければ頂点には立てません。
元世界チャンピオン輪島巧一の言葉に、「練習は根性、試合は度胸」という名言があります。今回の井岡には、この「度胸」の度合いが負けとなったのでしょう。
さあ、早いもので青の洞門も今週の最終営業日です。天気も上々で、昨夜同様に忙しい一日であることを期待します。
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「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」

2014-05-07 15:49:49 | Weblog
長かった大型連休が終了し、今日からまた普段の生活に戻りました。青の洞門にとっては祝祭日が少ないのが一番ですが、世のお父さん方は連休明けの出勤は多分嫌なものでしょう。
青の洞門は連休の間も営業しましたが、最終日以外は比較的に忙しい日が続きました。この勢いでもって、今月も何とかいい数字を確保したいものです。
さて、テレビ東京で不定期に放送されている「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」という番組があります。これは全国の路線バスを乗り継ぎ、3泊4日で目的地のゴールを目指します。
太川陽介と蛭子能収のコンビに、女性ゲストを迎えての珍道中です。最近放送された2回はゴールに辿り着かないという結果でしたが、これが自然であって面白味を増しています。
テレビ東京が作った地味な旅番組と侮っていましたが、最近は視聴率が好調であると聞きます。あんまり人気が出ると、番組にお金をかけるようになってつまらなくなります。視聴率はほどほどで、長く続く番組であって欲しいものです。
連休最後の昨夜は、奈良先端大学のタバタ君が熊本旅行の帰りにお店に寄りました。熊本馬刺しや大宰府の梅が枝餅などのお土産を頂戴し、感謝感謝の気持ちです。
かつて3年間住んだ熊本の話を聞いて、懐かしく昔を思い出しました。新しく生まれ変わった熊本の今を訪ねて、一度行ってみたいと思いました。
連休明けの今日は天気も上々で、正にビール日和です。今日も青の洞門のエビス樽生ビールは適温でキレがよく、ビール好きのあなたをお待ちしています。
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松本清張「黒い福音」

2014-05-05 16:02:41 | Weblog
春の大型連休も天気に恵まれ、いよいよ終盤戦を迎えています。みんながこぞって遊びに出かける中、青の洞門は日曜日の定休日以外はずっと営業です。
今年の連休の青の洞門は、売上の大爆発はありませんでした。しかし、暇な日はなく比較的順調な営業成果が得られました。
今日は生憎天気が優れずに、お客さんの出足が心配です。あと二日の連休ですが、もう遠くに足を伸ばすことはなく、近くで飲食を楽しまれることを期待します。
さて、以前松本清張の「昭和の二大未解決事件」をビデオに収めていました。「三億円事件」はすぐに見たのですが、「黒い福音」だけは昨日やっと見ることが出来ました。
「黒い福音~国際線スチュワーデス殺人事件」は、実際の「BOACスチュワーデス殺人事件」をもとに清張らしいきめ細かなフィクションに仕上げています。主役の刑事役のビートたけしが個性派俳優としての凄味を見せて、ドラマを盛り上げています。
戦後日本の敗戦国として立場が弱い中で、犯人と思われるアメリカ人牧師の捜査にも、強い米国の影響でスムースに進展しません。たけし刑事の執拗な捜査で事件は解決すると思われたのですが、当時の日本の政治力の差が未解決事件としてドラマを終焉させます。
たけしとは不思議な役者です。どんなドラマもたけしが登場すると、原作以上の面白味を発揮します。「黒い福音」は記憶に残っていなかった作品だけに、たけしの演技に刺激されもう一度読んでみたいと思いました。
天気不順の大型連休の最後の二日間、たけし並の力を発揮して売上拡大を図りたいものです。「黒い福音」の信者同様に、私も自分の神に幸運を祈りたいものです。
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