手軽に読める新書などは、お昼を食べた後、彼女を待っている間、ホーム・車中の時などに数十ページ読めますし、また、一冊を読み終わらないうちに他の新書に手を出してしまいます。
今週になってから、残り10ページとか20ページの読みかけを何冊か読了しました。
雑読の典型です。
買い置きのなかから何冊かと、今週購入した「ダンゴムシに心はあるか」を新たに読みはじめました。ダンゴムシはちょっと期待しています。
今夜、福島原発人災事故を時系列で整理されたものを読んでいると、つけ放しのテレビから「カミオカンデでニュートリノのミュー型から電子型への変身を確認」の旨のニュースが流れ、『えっ!』と思い、高エネルギー加速器研究機構のHPを確認しました。
今週読了したなかの一冊が「宇宙は何でできているのか」 (村山 斉 幻冬舎新書) であり、内容は入門書のレベルですが知識の再整理に役立ったこともあり。
高エネルギー加速器研究機構HPから抜粋引用します。
「世界初、電子型ニュートリノ出現現象の兆候を捉える」(2011.06.15)
ミュー型ニュートリノが飛行中に電子型ニュートリノへ変化する電子型ニュートリノ出現現象の発見を最大の目的とするT2K実験(東海-神岡間長基線ニュートリノ振動実験)で、震災前までに取得した全データを解析したところ、電子型ニュートリノに起因すると考えられる事象を6事象発見し、世界で初めて電子型ニュートリノ出現現象の兆候を捉えました。
レプトンのCP対称性の破れ※9の探索を行うことにより宇宙の物質起源の謎に迫ることを目指しています。電子型ニュートリノ出現現象は、レプトンのCP対称性の破れの検出に欠かせない要件であり、今回の測定結果は、将来の計画へ向けた第一歩を刻んだことも意味します。
※9 CP対称性の破れ
物質と反物質の間で素粒子反応の性質が異なること。宇宙が反物質ではなく物質で構成される(物質優勢宇宙)ための必要条件の一つと考えられ、レプトンのCP対称性の破れは現在非常に重要な鍵を握っていると考えられる。
管理人注
CP対称性は、Cは荷電共役変換(Charge Conjugation)のことで粒子を反粒子へ変換し、Pはパリティ変換(Parity)のことで物理系の鏡像に変換することを意味し、これら2つの演算子の積で表わされます。
弱い相互作用による崩壊では、この対称性がわずかに破れており、前掲の「宇宙は何でできているのか」において、ニュートリノのCP対称性の破れを確認することは、ビックバン直後に物質と反物質の衝突で10億個のうち2個の物質が残ったことにより、現在の物質による宇宙が出来たと証明できる可能性が大であると説明されています。
庭の花
***
ダンゴムシ余話
本屋に注文していた本で、入荷したとの電話が昼間彼女にあり、夕食を終えてから受け取りに行きました。
彼女が本屋の店員さんに、「ダンゴムシですか?」と聞くと、店員さんが「ダンゴムシです。」と。
車中で彼女に「入荷したのは、ダンゴムシかな、○○○かな?」と話したせいだと思います。
レジ待ちしていた他のお客さんにはどう聞こえたのでしょうか。
蜘蛛は昆虫でありませんが、ダンゴムシも昆虫ではなくエビ・カニの仲間だそうです。
茹でると赤くなるとか、試してみたいような・・・・・
彼女はダンゴムシが大嫌いです。
この時期、彼女は犬走りにダンゴムシ用の薬剤を撒きます。
(2011.06.15記)
今週になってから、残り10ページとか20ページの読みかけを何冊か読了しました。
雑読の典型です。
買い置きのなかから何冊かと、今週購入した「ダンゴムシに心はあるか」を新たに読みはじめました。ダンゴムシはちょっと期待しています。
今夜、福島原発人災事故を時系列で整理されたものを読んでいると、つけ放しのテレビから「カミオカンデでニュートリノのミュー型から電子型への変身を確認」の旨のニュースが流れ、『えっ!』と思い、高エネルギー加速器研究機構のHPを確認しました。
今週読了したなかの一冊が「宇宙は何でできているのか」 (村山 斉 幻冬舎新書) であり、内容は入門書のレベルですが知識の再整理に役立ったこともあり。
高エネルギー加速器研究機構HPから抜粋引用します。
「世界初、電子型ニュートリノ出現現象の兆候を捉える」(2011.06.15)
ミュー型ニュートリノが飛行中に電子型ニュートリノへ変化する電子型ニュートリノ出現現象の発見を最大の目的とするT2K実験(東海-神岡間長基線ニュートリノ振動実験)で、震災前までに取得した全データを解析したところ、電子型ニュートリノに起因すると考えられる事象を6事象発見し、世界で初めて電子型ニュートリノ出現現象の兆候を捉えました。
レプトンのCP対称性の破れ※9の探索を行うことにより宇宙の物質起源の謎に迫ることを目指しています。電子型ニュートリノ出現現象は、レプトンのCP対称性の破れの検出に欠かせない要件であり、今回の測定結果は、将来の計画へ向けた第一歩を刻んだことも意味します。
※9 CP対称性の破れ
物質と反物質の間で素粒子反応の性質が異なること。宇宙が反物質ではなく物質で構成される(物質優勢宇宙)ための必要条件の一つと考えられ、レプトンのCP対称性の破れは現在非常に重要な鍵を握っていると考えられる。
管理人注
CP対称性は、Cは荷電共役変換(Charge Conjugation)のことで粒子を反粒子へ変換し、Pはパリティ変換(Parity)のことで物理系の鏡像に変換することを意味し、これら2つの演算子の積で表わされます。
弱い相互作用による崩壊では、この対称性がわずかに破れており、前掲の「宇宙は何でできているのか」において、ニュートリノのCP対称性の破れを確認することは、ビックバン直後に物質と反物質の衝突で10億個のうち2個の物質が残ったことにより、現在の物質による宇宙が出来たと証明できる可能性が大であると説明されています。
庭の花
***
ダンゴムシ余話
本屋に注文していた本で、入荷したとの電話が昼間彼女にあり、夕食を終えてから受け取りに行きました。
彼女が本屋の店員さんに、「ダンゴムシですか?」と聞くと、店員さんが「ダンゴムシです。」と。
車中で彼女に「入荷したのは、ダンゴムシかな、○○○かな?」と話したせいだと思います。
レジ待ちしていた他のお客さんにはどう聞こえたのでしょうか。
蜘蛛は昆虫でありませんが、ダンゴムシも昆虫ではなくエビ・カニの仲間だそうです。
茹でると赤くなるとか、試してみたいような・・・・・
彼女はダンゴムシが大嫌いです。
この時期、彼女は犬走りにダンゴムシ用の薬剤を撒きます。
(2011.06.15記)
どれも綺麗ですね。これだけ綺麗に咲かせるのも奥様の入念なお手入れがあっての事かと存じます。
ダンゴムシ・・・
昨日、芽を出していたアボカドの鉢替えをした際にうじゃうじゃと鉢の土と一緒に出てきましたが、放っときました。
害虫以外は特に殺傷しないものでして。
この手の節足動物とはちょっと姿形が違いますけど、コオロギを見る度に、エビっぽいなーと眺め乍ら、生物の悠久の歴史に思いを馳せることもよくあります。
混色の花弁のものは、シャクナゲ (石楠花)です。
シャクナゲは、ツツジ科ですので一つひとつの花の形が似ています。
白いツツジの花は、純白の中に薄いピンク色を見ることができ、後日PCに取りこんだ時に、その色が出ておらず、愛用のPEN(一眼レフ)で撮ればと、ちょっと残念でした。
ライラックが真っ盛りで、愛犬との散歩道に純白のものがあり見とれてしまいます。
本州では紫陽花の季節ですね。(何年か神奈川に居たことがあります。)
明月院のあのボリュームには圧倒されます、僕的には行きすぎではと、あのボリュームは小雨に似合わないと思ってしまいます。
庭のガク紫陽花は、春先に彼女が大胆に剪定していましたのでどうなることやら。
そして、雑草との格闘が始まりました。
単色の花弁が透き通ったものは花屋で以前見掛けたことがあり、こんなに綺麗なツツジもあるんだ・・・と思いながら見ていました。
五つ前の記事のお写真ですと淡くピンクがかっているのが確認できますね。
神奈川は鎌倉にお住まいだったのでしょうか?
鎌倉周辺にお詳しいようなので。
アジサイはこちらですと花屋くらいでしか見掛けません。
昨年、三種類のアジサイを購入しました。白と、ピンクと、水色のものです。
ピンクと水色は同じ種類のもので、こんもりと丸く咲くのを期待していたのですが幾ら待ってもザビエルの頭のように下の部分しか咲かず、私はちょっとがっかりしてしまいました。
・・・萼アジサイを知らなかったのでした。
花がないうちの枝物はついつい剪定し過ぎてしまうものですが・・・切るのが好きな方は。
(以前住んでいたところで二代目の大家が春前にツツジの枝をを丸刈りに近い状態に剪定してました)。
結果、満開になっても庭は例年の賑わいを見せずに終わりました。
それはそれでスッキリしたとも言えるのかも分かりませんが・・・
昔日、神奈川県で何年か過ごしたことがあり、鎌倉にも度々行っていました。
丹沢、横浜、小田原、箱根等が在りますが、特にお気に入りは鎌倉です。
今も何年かに一度、彼女と鎌倉にブラーッと行っています。
小町通りの甘味処「くるみ」には必ず顔を出しますし、いも吉館のいも羊羹は彼女のお気に入りで、お土産にも買います。
神奈川で過ごした何年間は、古本屋とジャズ喫茶巡りに明け暮れていたような・・・・
おののきと不安と不条理と飢餓感などと、その裏返しとも言えるのでしょう、粋がっていました。(飯代が本代になっていたため、実際お腹もすいていました。)
人さまに言えないようなことも多々あり、米国詩人の作品の中にあった「黒春」そのものを過ごしていたと。
ですから、鎌倉を訪れると、嫌悪と懐古と絶望等が絡み合った事柄が、沸々と湧き出てきます。
藤沢に向かう江ノ電の車窓からの、海岸沿いのあの明るさは得てではありません。
今になって写真の本の背表紙に目を遣る余裕がやっと出来たのか、「アフリカで・・・」のタイトルがふと目に飛び込んで来ました。
節穴そのもの(私の目が・・・)です。
Amazonで検索してみました。
もっと安いのが出たら、或いは日本に戻る機会があれば図書館で探してみようか・・・ともふと思いました。
独り言です。
この本はお読みになられたのでしょうか。
読まれていて、もし感想などあれば一言お願いします。
読まれていらっしゃらなければ、大丈夫です。
書籍名を「アフリカで誕生した人類が日本人になるまで」(溝口 優司 ソフトバンク新書)で検索されたらヒットします。
読後感は「猿から類人猿、そしてホモ・サピエンスと進化し、東端の島国に辿り着き日本人になった諸説の紹介が主であり、とりたてて新説が書かれている訳ではなく、今流行りの新書の典型(教養以前の素養レベル?)で気楽に読めました。」です。
この日本に、遺伝子、言語、文化等が大陸、南洋の島々から伝播していることに興味があるため(他の民族についても関心があります。)この類は肩肘張らずに読める(息抜き?)ので手にします。
フランスは、ラテン、ケルト、ゲルマン、中近東の人などの多民族国家で、フランス人とはフランス語とフランス文化を大事にする人々と言えます。
日本人も、狭隘な民族主義ではなく、日本語と日本文化を尊重する人々の括りで良いのではと考えています。(遠い将来、民族の概念が希薄になるのではと、また国境は透明になると。)
本の読み方は人それぞれだと思います。
考えていることに添ったちょっと小難しい本の他に、息抜きそのもの、近いような類などを、5から10冊程度を常に併読している有様です。
昔からなのですが、多忙な合間とか、テスト前夜などに無性に本を読みたく(現実逃避?)、たっぷり時間のある時に限って、つまらないことで過ごしたり・・・・単にへそ曲がりなのでしょう。
全く関係ないんですが「読後感」という言葉、こちらに来て子供たちが学校で書かないといけない「ドクフカム」で初めて知りました。日本で触れたことのない(意識したことの無い?)言葉でしたもので・・・
こちらにいるとそれでも大陸繋がりですからまた日本とは違う観点で人をばんやりと眺める自分があるようです。
中国人なのにマレー系(つまりフィリピン)っぽかったり、体型や顔つきがロシアっぽい方々・・・これは日本でも同じことが言えますでしょうか。
「現代」「文化」に重きが置かれるとまた観点が変わってきますよね。
最近では日本や韓国でも従来のその国に住む人以上にその国や文化を愛する外国からの移住者の方々も随分といらっしゃるようですし。
忙しいときに限って違うことをしたくなる心理・・・あります。
学生時代、図書館に行き勉強しようとしてまともに出来た例がありません。いつも関係ない本を探して見てました。
翻訳の仕事などもうんと切羽詰らないとエンジンが掛からず、違うことばかりしてました。
一応締め切りの帳尻は合わせてましたけどね。
万人に共通する心理なのでしょうか。ね^^
コメントありがとうございます。
「ドクフカム」は初めて聞く言葉なので、Google翻訳で調べました。
「読後感」は「???」で、発音は「doghugam」とありました。
子供が教養課程で試験の代わりに、ある作家のレポートが課せられました。
子供は作品をひとつも読んだことが無く、相談されたので代筆したことがあります。
体裁は普通のレポートにし、内容は二つの事柄を輻輳させ、超難解な質にしてみました。(このような悪戯は好きです。)
子供に、「指導教授は理解出来ないから質問されたら、父のアドバイスを受けたと話しなさい。」と話しておきました。
そのレポートは、質問もなく無事合格点をもらいました。
漢字の偏旁冠脚は、知らない文字でも読み方、意味を推測できるところがありますし、英単語も表音だけではなく表意の綴りいくつかでできていますが、ハングルは表音だけなのでしょうか?
僕は、語学がからっきし駄目で素朴な疑問です。
・・・説明が長くなりましたが、こんな感じです。
ハングルは表音文字ですので漢熟語の同音異義語などは文脈から容易く推察出来る場合もあればちょっと考える時間が必要な時もあります。
何か解り易い例を書いてみようと思いましたが今思いつくものがなくて・・・あればまたコメントしますね。
レポート代筆ですか・・・
こちらのブログで拝見するようなシュールな文体プラス超難解と来た代物を大学教授に突き付けた訳ですか。
相当な悪戯好きでいらっしゃいますね・・・
指導教授はどう思って読んだ事でしょう・・・
体裁上、訊くに訊けなかったのでしょうかね^^
コメントありがとうございます。
日本語は同音異義の言葉が多く、例えば「こうか」を変換(IME)すると「公課 効果 高価 硬化 校歌 工科 硬貨 降下 高架」と出てきます。その他にも「考課 膏火 抗火 高歌 黄禍」等が。
話しの脈絡なり、不明であれば漢字を確認し理解していますが、その意味では脳髄の変換能力はさすがと言えます。
日本語変換の最初の関門「きしゃのきしゃがきしゃできしゃにきしゃしてきしゃした。」を「貴社の記者が汽車で貴社に帰社して喜捨した」と一発変換を試してみたことがあります。
単純に言葉遊びの類なのですが・・・・・・
PCにおける日本語変換はエンジニアの苦闘の賜物と思っています。
シュールですか。
ギリシャ哲学、インド古代哲学から現代の「脱構築」等の通低にある「弁証法」の考え方が僕にあるためだと思います。
ですから、マルクス主義者が「労働者は人間だ。」と言うときに「アホか。」と思います。「人間が労働者になった。」の視点が弁証法に溢れているのにと。
また、暗喩を用いているためではと考えます。
一個の林檎を見て、紅い林檎と表現してしっくり来る時(ほとんどありませんが。)と、林檎にモーツアルトの音符がへばり付いている、ボルトが突き刺さった林檎と表現したほうがしっくり感性に来るとき(この方が多いです。)があるためです。
この辺りは、書き出すと饒舌になりますので・・・・・・