Retriever Legend's blog

散歩好き、本好き、惰眠好き、犬大好きの彼(旦那)の戯言を僕が代弁します。

略奪は権利だ!

2013-11-12 09:11:05 | 走り書き
先日夜9時前にインタホーンが鳴り出てみると、20歳前後の女性が立っており、ユニフォーム姿に駅弁売りのように大きな発泡スチールの箱を首から提げており、「ワッフルは如何ですか?」と。
夜遅いことは詫びていましたが、夜遅くまで人通りはあるとはいえ街灯しかない住宅街で、真っ暗な玄関先でインタホーンを押さざるを得ない若い人を目の当たりにして、様々な事柄が過ぎりました。

岐阜県で、40歳の男性が若い女性を脅迫、暴行により精神的に追い詰め、4千万円以上搾取したあげく殺害しました。、悲惨としか言いようのない事件がありました。(10/7朝日朝刊)
この事件の主犯者とブラック企業は同質であり、人間を酷使し、精神的に追い詰め人格を破壊し社会に放り出しています。
雇用した人間の生活に責任を持たず、生活費、医療費等は社会に負担させています、単に自社(創業者)の利益のために。

「クルーグマンコラム@NYタイムズ」(10/5朝日朝刊)に、『愚かな0.01%の怒り』のタイトルで、米国の最裕福層の報道されて発言の幾つかにについて批判しています。

その中から、破綻したAIGに米政府が多額の資金を投入し救済しましたが、幹部連中に高額賞与を支払い国民は激怒しました。この高額賞与騒動についてCEOベンモシェは「米国南部の黒人リンチと同じくらい間違っている。」と。
また、他の最裕福層の発言として、課税強化に対して「これは戦争だ、ヒットラーがポーランドに侵攻したときのようだ。」、財政難に喘ぐ一般米国人に対して「ただ、我慢して耐えるべきだ。」、「定年を70歳、80歳と引き上げるべきだ。」と。


「クルーグマンコラム@NYタイムズ」(10/5朝日朝刊)

最裕福層は、99%を占める庶民への再分配を拒絶しています。最裕福層の富は庶民から、不当に、不法に、巧妙に、狡猾に掠め取ったものであり最裕福層の所有物ではありません。(庶民の反逆を恐れているとも言えますが、財力には権力が伴います。)

この島国も同様で(主犯は小泉と竹中ですが)、ジョン・ロックの「Locken proviso」はカール・マルクスへと展開されますので、すべて明快でないことを承知でメモします。


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