Retriever Legend's blog

散歩好き、本好き、惰眠好き、犬大好きの彼(旦那)の戯言を僕が代弁します。

学力

2008-03-02 22:30:34 | 未分類
PISAの読解力の問題に、落書きについて2つの文章を提示し、
A 「犯罪的な芸術化」として「理解できない」
B 「世の中は広告であふれている」として「芸術多難の時代」
Bが広告を引き合いに出している理由は?

正解率は、フィンランドが6割、日本が4割ですが、答えなかった子供が3割と突出しているとのこと。

OECDのグリア事務総長は「多くの国の労働市場からすでに消えつつある種類の仕事に適した人材育成」と日本の教育を皮肉りました。
(08.03.02朝日 学ぶより)

私たちの学んだ学校教育は、正解のある問題を叩き込まれました。
問題の解き方は教えられましたが、考え方は皆無でした。
ですから、つまらない授業に刃向かうような(意地悪い)質問を、教師に投げかけたものです。

日本の学校教育の現状を端的に表出することがあります。

曽野綾子は、「二次方程式などは社会へ出て何の役にも立たないので、このようなものは追放すべきだ」と言い、三浦朱門が教育課程審議会で削除を主張し、現行中学課程で「二次方程式の解の公式」は追放されました。

微積とか高次高階の方程式は曽野綾子が言うように、「日常生活」ではなんの役にも立ちませんが、考え方の概念として必要です。
日本の学校教育では方程式の「解き方」は教えますが、「考え方」を教えません。

曽野綾子は、日本の学校教育に毒された「考える」ことの出来ない「生き方」をしているだけです。



読解力の問題(PISA)の答えですが、あくまで僕の答えですが「落書きも捨てたものじゃない」です。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿