朝日夕刊に藤原新也の短期連載がありました。
『私の収穫』の「書の居合い抜き」に、早朝の渋谷のスクランブル交差点で2mの屏風に「死ぬな、生きろ」と大書したとあり、若い女性の二人づれの一人が「あ、わたし生きられるかもしれない」と小声でつぶやいて通り過ぎた、とありました。
また、週刊プレイボーイに連載とありました。
週刊プレイボーイ (10.08.30日号)を立ち読みしました。
「藤原新也の書行無常」が 4ページものであり、渋谷スクランブル交差点のど真ん中に、「死ぬな生きろ」の屏風の写真が。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/6d/d44f90f7f459134880dc23acfab34ad3.jpg)
「死ぬな生きろ」 (藤原新也 スイッチパブリッシング)
写真は写し取られた内容で語られるべきなのでしょうが、フレーズが生きています。
本屋から「無所有」(法頂, 金順姫 (翻訳) 東方出版)が届き、宗教哲学の語彙の翻訳に不安がありましたが、澄み渡った視線と直喩ともいえる言葉で綴られたエッセイ集です。
何編かにひとつ、違う訳語のほうがと思う所もありますが、法頂師の考え方がストレートに伝わってきます。
合間、合間に読もうと思っており、読み終えていませんが、「読書に季節はない」の後半に『文書を通して、自分自身を読むことができる』と書かれています。
やはり幾つになっても、自分と向き合い続けていたのですね。
違和のない同意と、奇妙な虚無が過りました。.
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/ad/cf4af8cf8172a3bf36e1b0c18658347e.jpg)
「無所有」(法頂, 金順姫 (翻訳) 東方出版)
『私の収穫』の「書の居合い抜き」に、早朝の渋谷のスクランブル交差点で2mの屏風に「死ぬな、生きろ」と大書したとあり、若い女性の二人づれの一人が「あ、わたし生きられるかもしれない」と小声でつぶやいて通り過ぎた、とありました。
また、週刊プレイボーイに連載とありました。
週刊プレイボーイ (10.08.30日号)を立ち読みしました。
「藤原新也の書行無常」が 4ページものであり、渋谷スクランブル交差点のど真ん中に、「死ぬな生きろ」の屏風の写真が。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/6d/d44f90f7f459134880dc23acfab34ad3.jpg)
「死ぬな生きろ」 (藤原新也 スイッチパブリッシング)
写真は写し取られた内容で語られるべきなのでしょうが、フレーズが生きています。
本屋から「無所有」(法頂, 金順姫 (翻訳) 東方出版)が届き、宗教哲学の語彙の翻訳に不安がありましたが、澄み渡った視線と直喩ともいえる言葉で綴られたエッセイ集です。
何編かにひとつ、違う訳語のほうがと思う所もありますが、法頂師の考え方がストレートに伝わってきます。
合間、合間に読もうと思っており、読み終えていませんが、「読書に季節はない」の後半に『文書を通して、自分自身を読むことができる』と書かれています。
やはり幾つになっても、自分と向き合い続けていたのですね。
違和のない同意と、奇妙な虚無が過りました。.
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/ad/cf4af8cf8172a3bf36e1b0c18658347e.jpg)
「無所有」(法頂, 金順姫 (翻訳) 東方出版)