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Creator's Blog,record of the Designer's thinking

毎月、おおよそドローイング&小説(上旬)、フィールド映像(中旬)、エッセイ(下旬)の3部構成で描き、撮り、書いてます。

PEN LIFE1413. ドライスーツ

2017年03月13日 | diving
 映画の007がウェットスーツを脱ぐと下からタキシード姿が現れたという荒唐無稽なシーンがあったが、最近ではそれが荒唐無稽ではなくなってきた。
 というのもブーツ一体型のドライスーツが登場したからだ。普段着の上にそのままドライスーツをきればよく、完全防水でありエアの空気が送り込まれるのでBCDの役割も果たす。特に冬潜るのには最適なのだ。画像の先生がきているのがそれなのだ。だからドライスーツをぬげば下はタキシードだったということも可能なのだ。きっと誰かそういう試みをしただろうな。
 これまでのウェットスーツは、水温20度の海水が冷たいときでも潜るときはスーツの下に海水を入れたりしてなにかと面倒なのだ。それに体にあわせてつくられているので、慣れるほど着心地が良くなってくる。 私もウェットスーツなのだが、着やすくなるまでに数十本は潜らなければならなかった。
 だからダイビングの達人ほど、ウェットスーツがすり切れていたり穴があいていたりすることがある。そんなポロでも着続けるのは、自分の体にジャストフィットしていて動きやすいからなのだ。だからダイバーはボロだから捨てようという気分にはならないわけだ。
 それとは対照的な味方をすれば海では容易に機材が痛むということだ。私のハウジングは海中で杖代わりにしたり上に移動するときの反動をつけたりと、イレギュラーな使い方をしたのでボロボロの風格になってきた。次回は魚眼レンズから広角レンズを付けて潜ろうかなと思案中。
 大きな沈船がいずれは、全部なくなるぐらいだから、海中の世界って結構すごいところなんだ。なんでも時間をかけて溶かしてしまうから。
 さて今日は、東京へ出張し今月23日までのスケマティックデザインを依頼され、帰りに名古屋のマイ研究室に立ち寄り、原稿の修正、博士論文審査の最終報告書、そして文字通りの雑事を片付けてあっというまに1日が終わった。研究室の引っ越し作業で忙殺されているときに、追い打ちをかけるようにやってくる難儀な巡り合わせである。
 全部片付けて4月からはなにもしない日々を過ごしたい気分である。またやれやれの時間である。

沖縄県本部ゴジラチョップ
OLYMPUS OM-DE-M1MK2, M.ZUIKODG8mm/F1.8FISHYE
ISO200,露出補正-2/3,f10,1/200 
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Nikon Freak80. マーチャンダイジング

2017年03月12日 | diving
 なんかと復旧したブログであるが、WEB上の行間がバラバラで直らないなど書く意欲が失せる。
 それにブランクが一月あくと意識もブログからはなれてゆく。というのも「あっ、これ今日のテーマにしよう」といった具合に普段からブログを意識している習慣があったが、いまはそんな習慣がない。それに今月でおしまいにしようという背後要因も関係しているのだろう。それにプログは、FBでいいんじゃないという軽い気分もある。
 さてこの時期のクマノミは今年生まれた新魚なのだろうか。全く警戒心がなくカメラによってくる。これが夏ぐらいになると警戒心を発揮して隠れてしまう。その間にいろいろ経験して成長してゆくのだろう。
 今日は、大学の実技科目の入学試験監督だったが、朝から腹の具合が今一だ。グラッグストアの薬でなんとかだましつつ、お昼で仕事は終わった。
 お腹の具合が悪くても、お腹はすく。それであればイノダのサンドイッチが消化の良いお粥だな。京都駅に戻り、きっちりマーチャンダイジングされた八条口を徘徊し、イノダは満席。であればお粥のありそうな中華を物色したがそんなものはなく、結局ホテルのレストランのお粥にありついた。
 ふと思うのだが、駅構内レストランのマーチャンダイジングは、どこも胃袋の丈夫な人向けのメニューばかりだ。それは今時、どこか違うのではないかと感じている。胃にやさしいメニューがもっとあっても良い。マーチャンダイザーの考え方には、胃に優しいとする視点よりも粗利を稼ぎまくるという視点しかないようだ。そういう根性は、固定客に愛されないから時代が変化するとすぐに消えてしまうのだけどね。
 京都駅八条口のお店で、固定客があるのはイノダ珈琲ぐらいだ。だが市内のイノダ珈琲に比べると新聞はないしタバコもすえない、つまり分煙されていないし、店内も狭いなどイノダ珈琲としてはサービスが悪い。こういう場合はJRのマーチャンダイザーがあれこれ口出しして、つまらないお店にしてしまうのだろうな。

沖縄県チービシ諸島ラビリンス
Nikon Coolpix AW130 
ISO125,焦点距離10.1mm(56mm相当),露出補正0,f4.4,1/100
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Nikon Freak79. 島流し

2017年03月11日 | diving
 沖縄へ出張していた。当然仕事の合間に少しだけダイビングもした。本部のゴリラチョップというダイビングポイントは浜からエントリーでき、北西風があるときでも波が穏やかでいつでも潜れるポイントだし、それにアメニティ設備が整っているので私の好きなポイントだ。
 だが曇り空で水温21°は心がめげる。もう寒いので2ダイブで切り上げた。さすがにこの時期は少し早かったようであり訪れる人も少ない。それでも水中は、相変わらず色彩の宝庫であり感性を刺激してくれる。
 おまけに翌日は雨まで降ってきて国立公園になったばかりの北部のフィールドワークも中止で好都合だった。早速翌日の早い時間の飛行機で帰ろうと思い検索したが夕方からの便しかない。つまり沖縄は、いつでも帰りたいときに帰れるわけではなく要は島流し状態が常なんだ。結局Paechの日程を1日繰り上げ最終便へと変更したのが一番スムーズだった。
 そうなるとフィールドワークであけていた1日をどうすごせばいいのかは悩んだ。というのも沖縄は仕事かダイビングをしていないと退屈な街なのだ。国道58号線の久茂地交差点の角にあるケーキ屋エーデルワイスでそんなことを思案していた。結局ホテルの予約を取り消すことなく、iPadをみながらホテルで昼寝、そのあとホテルの銭湯に行き、夕方チェックアウトして夜の便で京都に帰るという時間の過ごし方が合理的だと思われた。だから京都の家に着いたのは深夜であったが、予定より1日早い帰宅だった。
 いささか気の早いダイビングであったが、寒がり根性は少しばかり薄れたようだ。

沖縄県本部 ゴリラチョップ
Nikon Coolpix AW130 
ISO200,焦点距離8.5mm(47mm相当),露出補正0,f4.3,1/30
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ドローイング153. しがらみ掃除

2017年03月06日 | drawing
 まだiWebも動きそうなので、今月末まではこの状態でブログを少しばかり書き続けられそうだ。
 さてその今月は 名古屋の大学研究室から京都の自宅アトリエへ仕事場の引っ越しなのである。買い込んだ個人の蔵書の9割近くは大学へ寄贈してゆく。寄贈する本を見ていると、もうそんな時代じゃないだろうと思えてくるのが面白い。まあこちらが成長したんだろう。成長したからこれまでの過去はもういらない。いろんな思い出記憶やのこしておけばなんか役に立つといった未練がましい根性とおさらばするのは結構心地よい。思い出というしがらみから、少し抜け出せたようだ。つまり、しがらみ掃除だな。
 それに難題であったプリウスの駐車場も昨日すんなり京都でガレージがみつかったので多いに胸をなで下ろした次第。
 暦をみると今年は激動期らしい。確かに身の回りがグイグイと変化してゆく。時にはそうした変化がないとマンネリ化したライフスタイルになるので、それはそれで結構なことと思っている。
 応急復旧したこのブログも今週はお休み。そんな未完成復旧状態に近いこのブログを忘れて明日から沖縄出張である。

クロッキー帳NO30.
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ドローイング152. ブログ10年の総括

2017年03月05日 | drawing
 第二のトラブルは、iPhoneの機種変更をした際にインターネットのプロバイダーを変えたことである。その際固定電話はNTTのままでとリクエストを出した。だが実際には、すべてsoftbankに吸い取られていった。そうした違いを認識せず、インターネットがつながらなかった。そして多分NTTからレンタルされている機器のトラブルもありそうだということもわかった。そりゃもう混乱の限りである。
 昨日に至りようやく開通はしたが、Macの仕様が違うのでどうもこれまでのブログのようにアップしたWEB画面では行組などがきれいに編集されていないし、こちらでは直しようがないようだ。そうなるとWEBを書くテンションも低くなる。それに画面をつくる速度が著しく遅い。iWebはすでにMacではサポートしないので、そろそろ本当にブログを終わりにする時だと思われる。
 そんなトラブルで一ヶ月休むと、Googleのトップで検索されたブログも書く意欲が薄れ、10年続いたブログ熱からようやく醒めたというべきだろうか。
 といって突然理由もいわずに消えるというのも、これまで読んでくれた読者には失礼な話だ。ようやく応急復旧したブログを書きながら次第にこのソフトから足を洗おうと考えている。そのプログ執筆の10年には様々なことがあった。それらをここで書くつもりはないが、やはりMac上で綺麗に編集された画面で読めないのが残念である。
 それでも会話的なつぶやきではなく、文章的というかある種のストーリー性あるオリジナルのテキストと画像で日常の情報を発信するという当初の意図は概ね(3カットだけ画像をお借りした)貫いたつもりである。自分で撮影したり描いたりしたものに自分で文章を書いてつけること自体も今ではあたりまえなのだが、そうした日常の継続的行為は手間のかかることであった。そして、それがどれほどの意味や価値があるかはこのブログを読んでいる読者や社会が決めることだろう。
 総じていえば、日常の中からある種の意味をひろいだしオリジナリティで発信し続ける継続的な行為は、それなりに私の能力を刺激してくれたのかもしれない。

クロッキー帳NO30.
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ドローィング151. iMacがクラッシュ!

2017年03月04日 | drawing
 第一のトラブル
 2月4日以来の一ヶ月の空白があるブログである。iMacが頻繁にフリーズし、ついに動かなくなった。Time Machineで起動したものの、デスクトップ上にあったブログ元データは取り出せだせたが肝心のDomeinファイルが取り出せないまま、ついに永遠にクラッシュしてしまった。
 10年間近く書き続けたブログである。もちろん雑文が多いのだが、なかには二度とできない体験や授業の実習の参考にしたものもある。そしてブログから大学の紀要原稿になったケースもあり、思考のプロセスをスケッチしたものとしての価値を併せ持っている。そして何も告知せずに突然消えてしまうというのも読者に対しては失礼なことだ。すでにiWebがサポートされていないという外部環境もある。もう新しいWEBソフトに乗り換える時期にきている。
 幸いにして画像は直近まで元データをファイル保存してある。 だが思考のスケッチを記したテキストは5年分しか保存していない。ここで復旧のための優先順位をつけなければならない。
 つまりいさぎよく動かないものはあきらめて新しいソフトに乗り換える仕事を進めるべきだろうか。いやまだ未保存のテキストデータをWEBから収集保存すべきか。
 当然優先順位が高いのは後者のテキストデータの保存である。それはどんなに考えても復元不可能だからだ。常に復元できる状態にしておくことは論文の追記と同じ考え方である。だからWEBからテキストの収集を行った。そしてようやく元データファィルには、ブログのすべての時期の画像とテキストデータをストックすることができた。
 一週間ほど前TimeMachineを探っていたら1年半ほど前までのDomainファイルをみつけた。これならば1年半分編集すれば、ブログの復旧は概ね可能だ。そしてOS10.6という古いMacが幸いにも私の家にあった。
 そうした経緯を経てようやくブログを復旧することができた。だがあくまで応急復旧である。iWebが廃止された以上。別のWEBソフトに乗り換えなければならないからだ。隣に置いてある6コアのMac Proには、すでにBindがインストールされている。
 だからこのブログも3月末頃で終了したいと考えている。4月以降はBindで新しいブログをつくれればと考えている。今年はいろんな節目がまとめておこってくるようだ。

クロッキー帳NO25.
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