Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

PEN LIFE632. 五条から五條へ

2013年05月26日 | field work
 今日は終日、奈良県へフィールドサーベイに出かけていた。京都の五条から、奈良県の五條市へである。京都駅からは、橿原神宮で乗り換え、吉野口でJRに乗り換え、ようやく山間の五條市に着く。片道約2時間はかかる。江戸期から伊勢街道をはじめ各主要都市からの街道の山間の要衝に五條の町がある。H22年に文化庁の伝統的建造物群保存地区に指定されている。
 市川森一脚本、河合勇人監督、山本未來主演の「花影(はなかげ)」、河瀬直美監督「萌の朱雀」のロケ地でもある。ロケ地になる位だから、江戸時代からの民家は数多い。
 1932年第10回ロサンゼルス・オリンピック大会女子平泳ぎで銀メダルを獲得した前畑秀子は、隣の橋本市出身である。五條市新町筋の前を流れる紀ノ川では水泳大会が行われ、この川で前畑秀子を育てたと高札には書かれている。
 実にゆっくりと丹念に徘徊したので400枚位は撮影したPEN LIFEであった。裏道も数多く、それだけ被写体は数多く存在していた。しかし夏日であり暑いことしきり。
 帰りは特急の車内で爆睡。夕方京都に戻ったころには、 すでに腕はくっきりと日焼けしていた。帰りしなに大和八木の伝建地区今井町へ寄ろうかと考えたが今日は時間切れだった。あと宇陀にも伝建地区がある。近鉄大阪線沿いだから梅雨に入る前に、今度はまとめてゆくか。
 久しぶりに充実した古民家と五條市の町並みを堪能した一人旅=撮影行脚であった。それにしても遠かったし、暑かったし、疲れました。

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