横濱は、デザインが好きな街である。明治期からの都市形成だから、洋風建築は残っているが、それ以前の城郭といった和様式は存在しないという様式的明解さがある。従ってそこへ現代デザインが入り込んでも違和感がない。 何よりも都市デザインを我が国で、本格的に実施した都市だから、新旧の様式を混在させることは、お家芸のようだ。 都市の象徴となる空間には、優れた建築家を起用しており、そんなデザインがいくつも重なり合い、横濱らしい風景が現れる。
特に大桟橋のデザインには、イギリス在住の建築家、アレハンドロ・ザエラ・ポロ氏とファッシド・ムサヴィ氏を、我が国最大規模の国際コンペで選出し、日本人にはみられない感性で実現されている。国際港に相応しい方法を用いた実現である。
うねるような丘の大桟橋の屋上から対岸をみると、私がプロデュース企業に在籍していた頃に関わったアルテ横濱という公団住宅が見える。デザインは、米国の建築家マイケル・グレイブス氏である。明治期から、外国人が数多く横濱に来ていた関係もあり、今でも外国人の感性は、横濱によく合った風景を与えてくれるというのが、都市デザインのプロデュースをしてきた私の実感である。
実は、そんなテイストを持った都市が、日本には意外に少ないというのも事実だろう。そんな古さと新しさとを混在させ、デザイン文化といった包括概念で包みあげ、絵になる風景を創り出すというのが、横濱の都市デザイン手法だと思われる。
横浜港大さん橋国際客船ターミナル
Canon EOS Kiss Didital,EF F3.5-5.6/100-400mm
特に大桟橋のデザインには、イギリス在住の建築家、アレハンドロ・ザエラ・ポロ氏とファッシド・ムサヴィ氏を、我が国最大規模の国際コンペで選出し、日本人にはみられない感性で実現されている。国際港に相応しい方法を用いた実現である。
うねるような丘の大桟橋の屋上から対岸をみると、私がプロデュース企業に在籍していた頃に関わったアルテ横濱という公団住宅が見える。デザインは、米国の建築家マイケル・グレイブス氏である。明治期から、外国人が数多く横濱に来ていた関係もあり、今でも外国人の感性は、横濱によく合った風景を与えてくれるというのが、都市デザインのプロデュースをしてきた私の実感である。
実は、そんなテイストを持った都市が、日本には意外に少ないというのも事実だろう。そんな古さと新しさとを混在させ、デザイン文化といった包括概念で包みあげ、絵になる風景を創り出すというのが、横濱の都市デザイン手法だと思われる。
横浜港大さん橋国際客船ターミナル
Canon EOS Kiss Didital,EF F3.5-5.6/100-400mm
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