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Creator's Blog,record of the Designer's thinking

毎月、おおよそドローイング&小説(上旬)、フィールド映像(中旬)、エッセイ(下旬)の3部構成で描き、撮り、書いてます。

番外編281. 横浜にはジャズが似合う

2017年05月05日 | Yokohama city
 横浜から湘南海岸は近い。連休にかこつけて横浜の話題を思い出しつつ。
 もちろん若い頃横浜のデッサンの先生のアトリエに通い、その後横浜に住んでいたから話題は多いが、総じて暮らしやすかった街である。
 私が住みだした1989年頃は、健康保険証をみながら「東京の人だもんねぇー」と風邪で通院していた平和病院の看護士さんからいわれたぐらいだから、東京に対抗する横浜の意識があった。  
 当時港のそばのバンドホテルも健在であり、夜通し踊り明かしたわという言葉も記憶にある。バンドホテルは、踊れなくてもホテルの従業員さんがエスコートしてくれて演奏でもりあげて多いに楽しませてくれた。そこがなにかと蘊蓄と形式を必要とし、敷居が高く、お高くとまった徳川幕府の末裔都市東京とは違うところであり、横浜は明治期から外国人を相手にしてきたから、どこかエキゾチックな空気が漂うさばけたな街なのである。
 今ではそのバンドホテルもなくなり、東京からの移住者や移転してくる企業も多くなり、随分横浜らしさがなくなってきた。いまでもあるジャズの老舗の一つ野毛の「パパジョン」は私も知っている。
 3~4年位前に横浜経済新聞社の杉浦さんと四川料理を食べたのが最近の記憶である。なにかと機会ができたらふと訪れたくなる横浜である。
 さてその横浜だと何処に泊まるか、一押しはニューグラウンド、次いで関内のJALシティか馬車道のリッチモンドホテルで決まり。夜出やすいところは限られてくる。湘南へ出かけたり夜フラッと遊びに行くのに面倒な東京のホテルはパス。それに東京だと、常に仕事に追われているようで何処に泊まっても落ち着かないのだ。もうその気分になっている。そんな仕事が来ないかな。
 当時東京で仕事をしていたためか、休日は横浜・湘南と東京に背を向けて暮らしていた。そして横浜にはジャズが似合う。

横浜市大桟橋
ニコンF4、AF35-70mm、プロビア
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