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Creator's Blog,record of the Designer's thinking

毎月、おおよそドローイング&小説(上旬)、フィールド映像(中旬)、エッセイ(下旬)の3部構成で描き、撮り、書いてます。

エッセイ860.今月も映像の切り出し画像で

2025年05月14日 | field work

  ブログ画像がないときは映像から書き出す。至極簡単というのもあるが、映像でなければベストショットが拾えない事もある。つまり映像ならば、このあたりでよさげなカットが拾えそうだとする概略的な判断で機材を回しておけば撮れる。他方で静止画はベストな一瞬をとらえるためには、構えに構えて一瞬を待ち連写。そんなの映像と変わりはない。
 だが静止画は画面全体に高い解像度が必要なのでイメージセンサーの能力を一瞬の画像ためにフルに使われ、レンズも画面全体の描写力が問われる。そんな面倒な機材なら映像の切り出しに走る。
 映像は、設定によってクロップ(カット)されるので、イメージセンサーの全部使うわけではないし、4K画像なら820万画素/clipで十分だ。これを1秒間に30枚作成するからデータ量は飛躍的に増える。だから解像度は低くというのが映像撮影側の基本だ。
 ましてgooブログでは横方向1024dpiだからさらに画質を落とす。そんな制約もあり最近では静止画撮影には全く関心がない。
 そしてフィリピン人は概して写される事が大好きである。だから最高のスマイルを返してくれる。日本人だったら盗撮目線をなげかけられ疑われるだけだ。だから日本人のオヘチャなんか私は無視しますね。
 フィリピンでは、そんな撮影しやすさがあるのでつい機材を向けてしまう。

画像:フィリピン・ブラカン
機材::FX30、Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA 
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エッセイ859.しょうもないことを考える

2025年05月13日 | field work

 フィリピン滞在が続く。在留ビザ待ち。といってこちらはジッと我慢して耐えることはしない。その間に旅の映像記録をしよう。だから撮影機材の選択が大切になる。
 これまでInsta 360Acepro2に加えFX30+E10-18mm F4 OSSとSonnar T* FE 55mm F1.8 ZAをフィリピンでつかってきたが、それはあまりにも合理的過ぎると最近痛感。手元のEPZ18-105mm F4GOSSズームレンズの方が広角、標準、望遠とレンジが広く汎用性もあるので持参すればよかった。この広角側を補うInsta360とのシステムの方が最適だったかもしれない。
 さらに日本に置いてきたα6600をフルサイズシステムに更新しようと考えていた。
 更新案の筆頭はFX3である。映像に関しては申し分ないが、手元のAPSレンズをつけると画面は蹴られる。解像度が1200万画素と低いからだ。
 ならばスーパー35mmモードがあるα7Ⅳか7Ⅲあたりが候補だ。最新型のα7C2は軽いがSDカードのスロットが一つしかないのが悩ましい。それに今年はSONYの新型が出そうだから必要最小限度の更新としたい。こちらは写真は撮らないが、荷物を軽くするためにレンズの共用化を図りたい。
 WEBサイトをくくっていた。レンズが共用できる候補は中古α7Ⅲ(元箱付きのB旧品131,000円)。機材自体はあまり最新機種とかわらないが8bit、映像では30fpsまでと今の時代から見れば難点だがバッテリーの持ちが良い。それはフィールドでは必須の仕様だろう。
 フルサイズで映像撮影すると昼間用のFE20-70mm F4Gレンズと、夜でも撮影できる明るい単焦点レンズの2本があればシステムができるが、これを1台のボディで使い回すのは面倒だ。そこで2台目をフルサイズ用とし、明るい単焦点レンズをつけて夜用専用にして使い回す方法がありそうだ。
 フルサイズ単焦点レンズをみると、FE 24mm F1.4 GM SEL24F14GM(中古B旧品107,000円)とか、FE20mmF1.8G(中古:C旧品840,000円)、最近の16mmなどがある。SONYも新機種が登場する可能性が高いので軽微なシステム替えに留めたい・・・。
 つまり昼用(APS)と夜用(フルサイズ)とにわけたシステムとして機材をわけて持ち歩く。それにアクションカムが補足するといったシステムだ。
 とはいっても手元機材が更新されるわけではないので、どうしようもない事を考えながら時間をつぶしている。
(記:2025年3月5日)

フィリピン、ブラカン
機材:iPhon13pro
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エッセイ858.ヤレヤレの日々

2025年05月12日 | field work

 このブログを書いている3月の始めもまだフィリピン滞在を余儀なくされている。在留ビザをとるためだが、予想外に長引くとは思わなかった。予想外に長引いたためにいささか健康を害し、そんな事情もあり、今月は映像のストックがないから、エッセイを続けます。
 パスポートを提出し申請したのが12月17日。入国管理局からヒアリングがあり指紋押印や犯罪者のように顔写真をとられたのが1月8日。係官から説明されたのがIDカードが発行されるまで3ヶ月。起算点がヒアリング開始時期とすれば4月8日になる。
 情報をあつめると、ドゥテルテ政権時代に経済を活性化させるために中国投資家をフィリピンに大量に入国させた。その過程で違法に偽装入国してきた中国人が多数おり、結局6万人の中国人が強制送還された経緯があった。
 そこで現在のマルコス政権では、ビザ申請を厳しくした。その結果、ビザに関する入国審査が厳しくなった。中国人不法入国者のおかげで、まともな日本人が迷惑をこうむっている。それはどこの社会でもありそうな構図だが、ヤレヤレの日々が続く。
 昨年フィピンを拠点としていた日本人詐欺師が逮捕された。当時入国審査が簡単だというので、インターネット環境がよいフィリピンに長期滞在できたわけだ。全く良心的なフィリピン人を騙しやがってと思われる。日本は第2次世界大戦に懲りずに、また過去の過ちを繰り返してしまったわけだ。
 そんな事件をみていると、過去の過ちを平然と繰り返す熱しやすく冷めやすい日本人気質がありそうだ。「くりかえしません、過去のあやまちは」と原爆の慰霊碑に書かれても、本音と建て前に分解され平然と同じ過ちをくりかえすのが日本人気質だ。実際に詐欺師に騙された日本人の多い事。
 だから私は、物事に対して科学の目を持ち、論理的な論拠をさぐり、考えて、考えて、考え抜けといいたい。日常の何も考えないですむ、ぬるい環境で形成される怠慢で甘えた意識が、次第に危ない日本人をはぐくむのだろう。だから聡明な日本人であってほしい。それが世界に評価できる姿ではなかろうか。
(記:2025年3月5日)
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エッセイ857.映像からの切り出し画像

2025年04月30日 | field work
 
 このブログはドローイングと映像とエッセイの3部構成で予約投稿にしている。制作に時間のかかる映像がいつも最後になり、それでも映像素材がないと回数削減。削減した分を制作の簡単なエッセイで埋めるといった案配だ。だから概ね月の前半はドローイング、中判は映像、下旬はエッセイとする順番は変わらない。ただしそれぞれの回数は前後する。
 最近映像から静止画を切り出したら、iPhonで撮影しなくなった。あたりまえだが、映像から切り出した画像もカットやレンズを選べばを選べば大変綺麗だ。いつも4Kで撮影しているから、切り出した静止画1枚は830万画素になる。
 そして私には、これで十分じゃんとなる。今の撮影機材は概して高画素すぎるのだよ。外のラボで大判出力しようものならば、我が家は小さな京都の町屋なのでプリントが邪魔になる。これはすでに研究用の地図などを出力したので苦い経験済み。

画像:フィリピン・ブラカン
機材::FX30、Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA 
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エッセイ856.ちまき

2025年04月29日 | field work

 日本は端午の節句が近いからちまきが登場する。
 フィリピンにもちまき風の食べ物がある。フィリピンのちまきは「スマン(Suman)」と呼ばれ、ココナッツミルクで炊いた餅米をバナナの葉で包んで蒸して作る。もちもちとしてほんのり甘い味がするし、教会のミサがある日曜日は屋台で売られている。甘く味付けた餅米は日本の饅頭風でもあり糖分補給によい。暑い気候だから糖分補給は必要。1つ25pesoだから60円ぐらいだ。
 さてそのスマンだが、先日買っておいたのに消えている。どこかのお土産になったみたいだ。
 今朝、在留資格承認がおりプラスチックのカードを作成していると連絡があった。入国管理局も随分と混んでいるらしい。何故と考えても渡航者が増えたとしかおもわれない。
 行きたいときに二つの国を自由に往来できるというコンセプトも、予想外に時間がかかった。そうなってこそ国内並みにいつでも動けるわけだ。
 今年の日本の豪雪や猛暑の時は、仕事を抱えてずらかれるわけだ。豪雪を回避したのは大正解だった。久しぶりの京都の雪が美しいていっても寒いのはやだぜ!。
 今月のブログはすべてフィリピンで執筆していた。
(2025年2月25日)

画像:フィリピン・ブラカン
機材::FX30、Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA 

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エッセイ855.俺のホンダマシーンだ!

2025年04月28日 | field work

  今日のトップ画像も映像からの切り出しだ。静止画機材と変わらない画質だから映像機材でいいじゃん!、となる。アバウトで動画撮影しておいて、後からよさげなカットを切り出せばよいから画像をチョイスする幅が広がる。静止画機材のように井戸の底を除くような小さなファインダーで構図を考えてなんてやってられない気分だ。今はファィンダーなんて使わない。
 映像編集するためには数多くのクリップを使う。だから沢山撮る。それも自分の関心があろうとなかろうと、なのである。さらに突然機材の前を車や人が横切ったりするクリップも結構つかえる。だから撮影しているからといって眼前を歩こうとする人が脇で待っていてくれたりする親切行為は、実は不要である。そんなとき私は苦虫をかんで、Thank'sと一応言うが・・・。
 以前日本で歩きながら撮影していたら若い女の子が「前に行かせてあげて!」と声をかけてくれた。それは同好のよしみでありがたい。Vlog時代のマナーであろうか。
 私は塞がれても、そのまま進み相手の顔のドアップまで接近したりすることもある。それはそれで結構つかえるカットになったりする。そしてSorry!、といってずらかる。
 さてフィリピン・ブラカンの移動手段は圧倒的にトライシクルである。それは日本のタクシーより台数が多く、通りを歩けば必ずつかまえられる。なかには綺麗に仕立てられたトライシクルもある。「俺のランボルギーニだ!」、あるいはF1マシーン風にデザインされて「俺のホンダマシーンだ!」という言葉に誇り高いフィリピン人の心意気を感じる。

画像:フィリピン・ブラカン
機材::FX30、Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA 
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エッセイ854.ブラカンの気温24°〜30°

2025年04月27日 | field work

 人間を中心に撮り続ける映像もあるか。市場にゆけば、いろんな表情が撮れそうだ。帰りにフルーツを買って帰るが・・・。
 そうでなくとも嫁の家にやってくる名前を覚えきれない数の子供達がいる。女の子なんか可愛いからバンバン撮っちゃおう。日本のように怪しい視線をなげかける大人は皆無。むしろ私の自慢の子供よといわんばかりだ。そうして私は誕生日に呼ばれると食べ物もそこそこにビデオ撮影をしている。どんな子供であっても両親にとっては自慢の子供達だ。
  FX30にSonnar T* FE 55mm F1.8 ZAをつけると調度82.5mmとなり人物用ポートレイトレンズになる。フィリピンでは飽きるほど持ち出していてこちらは辟易しているが、現実ではこのレンズが役立つ。毎日少し撮影してはといった具合に撮りだめをする。2〜3分程度の映像だと、やはり100クリップは欲しい。そんな地道な作業が続く。
 それにこちらが構えても子供達の気分は気まぐれだ。だから構えることなくスッといれこんでスッと撮る。そんな画像を沢山集めて映像にできればよしとしよう。つまり地道な映像のストックが続く。
 今日はFX30のファームウェアをバージョンアップした。これまではバッテリー節約モードに設定しても機能しなかったから減り方が大変早かった。ようやくいつものFX30に戻った。
 さて2月23日の日本のニュースをみたら京都も雪予報。えっ、まだ冬やってんの?。今年は冬逃れで正解だった。こちらは毎日24°〜30°の気温だ。それでも季節はフィリピンの冬ではあるが。
(2025年2月23日)

画像:ブラカン郵便局
機材:FX30にSonnar T* FE 55mm F1.8 ZA

 
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エッセイ853.機材の更新

2025年04月26日 | field work

 トップ画像はFX30の映像からの書き出し画像。元画像は3,800万画素ありgooブログの1024万画素にダウンサイジングした。静止画でも抜けがよく綺麗じゃん。
 そうなると手元のα6600ボディを、暗所撮影に強いフルサイズFX3に更新するとジンバルに載せられるメインシステムがつくれそうだ。
 真っ先にFX3用に:FE 20-70mm F4 G(超解像ズームなら105mm、デジタルズームで280mmまで届く)を調達するとこれ1本で間に合う。だが手元にあるFX30:E PZ 18-105mm F4 G OSSとかぶる。
 するとFE 14mm F1.8 GM(460g)か、或いはユーチューバーの人気が高いFE20mmF1.8G、さらにはE 24mm F1.4 GM(445g)と候補は多い。24mmはSONYのGMレンズとしては軽く高画質、明るくボケを活用した撮影ができそうだ。するとシステムの更新は・・・

●FX30:E PZ 18-105mm F4 G OSS(デジタルズーム使用で最長630mm)
●FX3:Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA、E 24mm F1.4 GM

 フルサイズFX3は2本の単焦点レンズ使用で暗所性能も高い。そしてホディをチェンジしても同様の機能が使える。APSホディだとSonnar T* FE 55mm F1.8 ZAは82mmのボートレイト最適レンズとなり、E 24mm F1.4 GMは35mmの準広角の使いやすい画角になる。
 そんなふうに情報を集めると、まだ検討の余地はあるが手持ちのシステムを活かしながら汎用性が高いシステムが考えられそうだ。

 そうなると次は資金調達か・・・
 アッ・・・キャノンEOS1Dsmark3の静止画システムがあった。Lレンズが3本もある。もう使うことはない。これもトランク毎処分すれば調達レンズ価格ぐらいにはなりそうだ。古い機材は大きく邪魔だしね。
 こうすると今のシステムの強化になりそうだ。必要最小限度のシステムとし、重量はMac bookと合わせて7kg以下になる事が目標だ。
  いまだにフィルム機材ニコンFを所持する人間であっても、技術開発の日進月歩があるから、やはり映像のプロダクトは新しい方が優れていると言わざるを得ない。
(2025年2月22日)

画像:フィリピン、ブラカン
機器:FX30、Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA
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エッセイ852.ブラカンには公共交通機関はない

2025年04月25日 | field work

 フィリピン・ブラカンにいると地域の公共交通機関は皆無。国内移動はバスか飛行機だけである。フィリピンには約7,641の島がある。フィリピンの島々は、ルソン島、ビサヤ諸島、ミンダナオ島など主要な島々を含んでおり、その多くは美しいビーチや自然景観で知られています。だから出かけるならば飛行機しかない。因みに国内に1本だけある鉄道は過去の火山噴火で分断され、機能していない。もっかマニラとブラカンの間に新交通システムを建設中だ。
 アジアの国々は大体がこのバス移動である。フィリピンにおいてもバスが
主要都市間を結んでいる。私もバギオからマニラまで10時間バスに乗った。二度とのりたくないバス旅である。
 タクシーは車そのものをみかけない。ジプニーと呼ばれる私設ミニバスは、比較的大きな地域の街の間を結んでいる。これも安いが時間は不明だから、たぶん満員になったら発車するのだろう。
 近隣の移動ならトライシクルが一番安くて便利だ。なにしろマーケットで買い物をしたらベッドのマットレスを屋根に乗せて運んだ記憶がある。暑いから歩いて移動するのにも体力がいる。だから大概はトライシクルを利用する。ブラカンの至る所にトライシクルが走っている。これが一番便利な交通機関だ。
 ただしレンタカーはある。私達がマニラへ出かけるときはレンタカーである。ブラカンからマニラだと5000〜6000peso。移動の自由がきくので使い勝手がよい。人数はミニマイクロバスなら15人は乗ったと記憶している。それで数時間位の山のリゾートにも1泊でかける。そして運転手もコテージに泊まって宴会にも顔をだす。そんなコテージの食材と調理道具はすべて持参する。道の途中の小さな市場で食材を仕込み叔母さんがいつも料理してくれる。それがこの地方の余暇ライフである。
 フィリピンは美しいリゾートが多い。ブラカンからゆくとすれば、全てマニラのニイノ・アキノ空港から行くほかない。だからフィリピン国内の旅は結構大仕掛けだ。

画像:ブラカン州ブラカン
機器:SONY FX30、Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA
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エッセイ851.風土が私の意欲をコントールしている

2025年04月24日 | field work

 今日は2月22日。時間を持て余しているのでブログの執筆で時間をつぶす。帰国まで38日。ただしビザが下りればだが。当初は日本とフィリピンの往来ぐらい自由に行き来したいと思って申請したA-13といういわゆる退職者ビザだ。50歳以上でフィリピン政府が定める収入があればよい。例えコロナ禍の渡航制限期間であっても往来できるだろう。期待するほどのビザではないが、その程度にしては待ち時間が長すぎる。
 日本のパスポートは、世界で最も強力で、2024年1月時点で、ビザなしで渡航可能な国・地域は194に達している。 シンガポールに次ぐ世界第2位の評価を受けている。
 同様に日本の国際運転免許証も、国連が定めた1968年の「ジュネーブ条約」に署名した国々、150ヶ国以上で使用できる。一部の国では、これに現地の運転免許証が必要な場合がある。さらにアメリカ、カナダ、韓国などでは、これと共に現地の免許証のコピーを持っているとより安心というケースもあるというのがchatGPTの回答だ。
 海外に出ると日本という国の信頼性が高いのは、何をするにしてもありがたい。それがなきゃビジネスも恋もできませんよ(*^▽^*)。
 やはり退屈な時間だから撮影機材はフルシステム持参すべきだったと後悔している。だがよく考えると被写体がない。じゃあ、いらないかというと、それもあたりだ。ドローイングの道具も持ってきた。しかしデッサンしようとする意欲が皆無だ。この国の風土で絵を描くという行為は違うように感じる。何をするにしても、この土地の風土が私の意欲をコントロールしているようだ。

ブラカン:iPhon13pro
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エッセイ850.HUEGUHのバックパック

2025年04月23日 | field work



 2月21日もフィリピン。帰国は40日も先だ。
 時間つぶしに映像機器に新たにFX3ボディを加えるとどんなシステムにするなるかを考えていた。
 FX3:FE 20-70mm F4 G(新規調達を想定)、
FX30:E PZ 10-20mm F4 G
Zeiss Sonner55mm/F1.8はどちらのボディでも使える。
 つまり新たにレンズ1本調達すれば、あとは手持ちレンズですみ、私の新しいシステムができる。20-70mm F4 G(調達)はAPSホディでは30mm-105mmとなり、全画素超解像ズームで155mmまで焦点距離が延長できる。Fフルサイズ用レンズはスーパー35mmモードがついたFX30のレンズとしても使える。そしてボディ・レンズにハンドグリップをつけたまま入れられるというのも大きなメリットだ。
・・・
 つまり私の映像撮影では、広角から望遠までのズームレンズと明るい単焦点レンズがあれば足りる。余力があるのでマクロレンズ(E 30mm F3.5 Macro)を付ておこう。
 なぜこのレンズシステムにしたかといえば、すべてジンバルに乗せられる重さだからである。そして飛行機の手荷物にできることがポイントだ。
 捜そうとすると先ず日本の機材メーカーのカメラバック(えつみ、HAKUBAとか沢山ある)は全て使い物にならない。その理由は、レンズ1本毎にクッションをいれた結果重くなり飛行機の手荷物に出来ないし、PCやジンバルを入れるスペースがない(カメラ機材しか入らない)、価格も高く、カメラとわかるロゴは盗んでくれといってるようなものだ。
 そこでインターネットを探していたらHUEGUHというメーカーがあった。なるほど2気室にすれば、私のハンドグリップをつけたFX30が納まりそうだし、15インチのMac bookも入るし取り出しやすい。カメラバックだとわからないのも好都合だ。HUEGUHという名前からすると中国製?、だがBREVITÈのネームからするとフランス企業だろうか?。サイズはそんなに大きくない。
決め手は機材の重量だ。
20-70mmレンズ:488g、10-20レンズ:178g、18-105レンズ427g、50mm: 281g、E30mm F3.5 Macroレンズ:138g 、レンズ合計:1,191g。
だが20-70mmがあれば18-105mmレンズは不用にできる。
レンズ合計:1,085g。
次にボディだ。
FX30:562g、XLRハンドル:300g、FX3:630g、ボディ合計:1.492g。
バッテリー83g/個×6=498g(これは手荷物でしか持ち運べない)。
Mac book pro最新モデル2.16 kg。
バックパック自体の重さが700gと仮定すると・・・
トータル重量は合計5,935g!!!。
OKジャン!!!!!!。
 あと1kg以内でDJI RS3miniのジンバルを加えると7kg弱。もし上部気室にはいれば好都合だけど・・・。つまりFX3を新規調達しても飛行機の手荷物にできることがわかったし、現状システムでもOKであり私にとって汎用性が高いバックだ。
 私は、こうした検討をしてから機材の新規購入を決めている。機材の仕様以前にバックパックの重量が大切なのである。

画像:https://brevite.co/pages/hueguh?utm_source=youtube_ex&utm_medium=Hueguh
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エッセイ849.勝手に考えるなよ!

2025年04月22日 | field work

  今日は2月21日、まだ在留許可のビザ申請が混んでいるのでフィリピン滞在を余儀なくされている。そうなると日本の予約などはすべてキャンセル。しかもこちらは電話番号が変わるSIMカードは使わない。使えるのはWi-Fiで届くメールやメッセンジャーだけである。実際これで不自由はない。
 航空券はインターネットなので変更が容易だ。変更後の書類もメールが届く。これは世界標準でありがたい。最近気がついたのだが航空券は必要に応じて片道だけ買う方が結果として安い。早い時期に往復買えば安いというのはトリックであり旅の日程などは変更が常だ。それでもし帰国便が買えなかったら、日本に帰らないだけさ。
 だが銀行、クリニックの予約などは電話だけであり、Wi-Fi経由は使えない。これが実に不便だ。その前提となる日本人は頻繁に海外を歩き回っているぐらいのことは、今時ならば大いにあり得る事だ。なぜ世界標準のメール対応をしないのか?。
 さらにわからないのがPCからは予約確認ができずスマホで可能という珍奇なシステムにはあきれた。ばっかじゃないのか。どうもスマホ仕様が前提だと勝手に解釈してブログラミングしているのだろう。だから勝手に考えるなよ!、と私は言いたい。日本の支払手続きは海外では通用しない場合が多々ある。
 2023年10月1日現在、海外に在留する日本人数は約129万3,565人。 このうち、長期滞在者は71万8,838人、永住者は57万4,727人である。日本の総人口の1/100が海外なのだから、日本の企業は情報リテラシーの世界標準ということをもっと考えろよ!。
 さてMacならスマホもPCも同じsafariがつかえる。そうでなきゃインターネットのURL共有ができない。何々!、スマホとPCとはソフトやアプリが違うってか?。多分ストックしてあるURLなどは、読み込ませればよいのだろうけど面倒臭い。
 そんな退屈な時間の慰めが玄関にやってくる野良の泥棒猫だ。どこか「カネ!、カネ!!」と口癖のフィリピン親戚の叔父さんと似いている。泥棒猫は「エサ!、エサ!」だ。
 それにいつも彼女猫が違うのだ。それでもてているかというと「アンタは汚いからヤダ!」とフラれている。私も外来種系の可愛い猫を犯そうとしていたらからこいつのケツを蹴っ飛ばしてやった。まったく愛嬌のないクソ泥棒猫だ。
 時折余った肉片を与える。親切はここまでであり、それ以上すると室内に入り込み食材を荒らし回る。もちろん足元にすり寄るような愛想は皆無。フィリピンの退屈な時間の相手は根性が悪い泥棒猫ですか・・・。

iPhon13pro
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エッセイ848.文科系ガバナンスの日本

2025年04月21日 | field work

 関心があった記述を見つけた。
 2019年10月31日深夜、沖縄県首里城が焼失した。現在原因不明とする考え方が公式見解である。だが火災発生までのメカニズムは8割り方あきらかにされており、現在首里城管理責任をめぐって住民訴訟が起こされている。
 このブログでも火災原因について特定しており、私のブログ「ZEISSの空気57. 首里城炎上、バックドラフト現象が起きたのではないか?、2019年11月06日 」で述べた。さらに私の見方を裏付けるように次の論文もある。

鍵谷 司:首里城炎上⑧ 延焼拡大を促した無炎燃焼に注目、-発火元の分電盤室で頻発したフラッシュ光とは!-、環境施設no166、p48-53。

 ここまで科学として裏付けられると原因は明確であり、発火場所に置かれていたLEDスタンド照明の電源はOFFにされていたが、後付けコンセントからスタンドまでは通電していた。しかも観光客が通る場所であり断線やショート、あるいは後付けコンセントの埃などが、火災の原因として浮かびあがっているが、それ自体を調べても特定できなかったというので不明とされた理由である。
 このあたりでショートし続け、これが分電盤まで広がっていった。その後ジュール熱により一酸化炭素を発生しつつ無煙燃焼を繰り返しながら、ガードマンがシャッターをあけたことによって新鮮酸素が一気に供給されフラッシュオーバーが発生し建物全体に一気に燃え広がったとする経過は明らかだ。
 この過程で初期消火をおこなえる可能性はあった。しかしガードマンは火災に対して無知であった。手ぶらで駆けつけ、その後消化器をとりにゆくという時間の無駄をしつつ消化に努めたという消防署の記述を読むと、初歩的な科学知識すらないお些末なガードマンである。
 火災原因は特定できなかったが二次災害に拡大させたガードマンの無知は指摘されるだろう。本来ならばいち早く監視テレビカメラが火災をとらえていたから、無煙火災状態で消防署に通報し、二酸化炭素注入をおこなえば、これほどの大火災にはならなかったはずである。
 こうした科学の初歩知識すらないのが文科系国家の日本の現在の姿である。だから私は科学の常識ぐらいは再勉強しろと主張している。
 最近の埼玉県道路陥没事故をみても、結果として人命救助は放置せざるを得ず陥没が広がってしまった。構造物の内部の事件や事故ならば警察・消防所の仕事だが、対象は構造物の外側であり国土に関する土台の部分だ。
 従って事故の初動段階で機材を持ち災害救助経験が多い自衛隊に依頼すべきだった。やはり県知事が文科系(慶応義塾大学法学部政治学、国際大学国際関係学研究科)だとそんな判断もできないのだろう。多分自衛隊なら陥没が広がることも予想できた。そんなふうに救助の方法を間違えると助かる命も救われない。それがいまの文科系がガバナンスする日本の姿である。
 パリ・ノートルダム大聖堂の火災も工事用エレベータによる電気火災とみられる。だがこれも原因を特定できなかった。これは構造物内部の事だかられっきとした消防署の管轄である。そして活動を終えた消防隊たちに一部の市民は握手を望み、拍手、花、チョコレート、コーヒー、パンなどを贈ったとWikで解説されている。さてそんなコモンセンスが日本にあっただろうか?。
 どちらの火災も煙草の火の不始末という素人判断が登場する。常識だが煙草の火程度の小さな火力では大規模木造建築物を燃やす事はできない。従って煙草の火を拡大させる媒体が必要なのである。ここにも科学を全く勉強しない素人判断が登場するには驚かされた。

画像:焼失後の首里城、私のブログZEISSの空気57.首里城炎上、バックドラフト現象が起きたのではないか?、2019年11月06日 より再掲載。
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エッセイ847.フィリピンの家

2025年04月20日 | field work

 トップ画像はブラカンの郷土料理屋の設えである。伝統的なバハイボ様式を踏襲している。実際この様式はエアコンもいらず風が吹き抜けて涼しい。
大きな屋根があれば雨はしのげる。だが台風の時はどうするんだろうか。
 フィリピンで一番多い住宅はコンクリートラーメン構造か壁構造である。台風にも強い。しかし空気の通りは極めて悪いからエアコンに依存する。そんな日本と同じ住宅も今一だな。
 過去にこのブログにも揚げたがRC壁構造の住宅を設計した。フィリピンの大工からも美しいと絶賛されたが、この案は放棄した。やはり風通しのよい家にしたい。そこで目下鉄骨造で外壁開口部は全てガラスで開閉できる構造とし設計をラフの設計をおこなった。風通しがよい家にしたいというのは当初からの設計意図だ。
 それに日陰に風通しのよいテラスを設けたい。実はテラスこそ風が通り抜けてフィリピンでは最も居心地の良い空間である。
 そんな風に勉強しつつ、少しずつ家の設計を始めている。

画像:ブラカン州
機器:Insta360 Ace pro2
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エッセイ846.スマホの2つの電波

2025年04月19日 | field work

 スマホは、広域では二つの電波を受けている。
 一つはスマホ専用のモバイル通信であり、こちらが移動しながらでも電波は届く。ただし電波の到達範囲は狭い。電話やスマホNOのメール、銀行の本人確認はモバイル通信を使う。ただし有料であり、海外で使う場合はSIMカードを入れ替える必要がある。電話番号はSIMカードと紐付けられているので、例えば銀行のように届けた電話番号で本人確認をすることはできないから銀行サイトで番号変更手続きが必要になる。この手続きは複雑だったと記憶している。つまり海外にいるときはやりたくない操作である。これで私も随分と手間取った。
 もう一つはWi-Fiである。インターネットが使える上にLINEやメッセンジャーのテレビ電話が使える。世界規格でありWi-Fiルータがあればどこでも通じる汎用性が高い。もちろんコミュニケーションは、こちらの方がはるかに便利である。無料であり電波の届く範囲が広い。フィリピンにいるとWi-Fi利用が中心だ。ただし銀行のように電話番号の本人確認は出来ない。従って特に日本の銀行や役所関係に電話をしないかぎり有料のモバイル通信はいらない。
 じゃあ2つも通信手段があって便利かというと、これがとても不便だ。だがどうしても銀行などに電話確認したいことが発生するとモバイル通信になる。それだけのためにSIMカードが必要になるか、SoftBankならば渡航前に手続きしておく必要がある。
 今私はフィリピンでモバイル通信を使っていない。だから日本へのモバイル通信による連絡はすべて嫁のiPhoneからである。私はいつも不思議に思うが、何故世界で最も汎用性が高いメールにしないか?。iPhoneなんか顔認証して立ち上げているにも関わらず本人確認をする銀行は理解しがたい。
 明解なのは地元で格安のモバイル通信ができるスマホを別途調達することだろう。つまり2台体制だ。ただし銀行などには変更した電話番号を事前登録する手続きが必要だ。海外にいると日本の銀行利用がとても不便だ。
 それは詐欺が社会問題になって以降特にだが、システムを複雑にすることは、ユーザーの混乱の隙間に入りやすいだけであり詐欺師にとって思うつぼだ。そんなことをするよりシステムとして防御すれば良いのだが、銀行も経費節約なのだろう。
 1995年からMacでインターネットとNTTドコモの携帯電話をつかってきた私の経験である。もっというと当時からインターネットは無料である。それを金をはらってスマホで見ることが有意義だとは、とても私には思われない。それが日本にいてもインターネットに高い料金を支払うなんて実に理不尽だ。本来インターネットは無料よ!!!。
 全く技術音痴だけど金を巻き上げる事に関心が高い文科系国家日本ですから、私はつきあいたくない。何々独身税?。つまり新たな税金をつくるだって。そんなの政策でも何でもなく、不足する財源を補おうとするだけの事でしょう。経済回復したというならば物価高はどうすんのよ。早く日銀が公定歩合をあげれば円高ドル安になり、輸入依存型のわが国は物価高から抜け出せるわけだけど、しないんですねぇー。何故だろう?。国民が気がつくまで放置かな、これが海外の国々だったら国民が暴動を起こしますよ。
 さてアメリカの関税政策で日本の自動車もアメリカでは10%の関税が課せられるでしょう。えっ、アメリカに関税税率上げないように誓願しているの。バカじゃにないのかね。石破さんとの日米会談なんかトランプさんは聞く耳もってないですよ。それにUSスチール買収劇の内実がばれたらアメリカの仕返しが凄いですよ。国際感覚のない日本のアホさ加減に嫌気がさします。
 この7月の参議院選挙では自民党がさらに敗北し、維新の会などが躍進するでしょう。だって石破首相の政策は増税だけで国際マナーも欠如し、物価高が続くわけだから、彼のイニシアチブではアカン。日本人としては恥ずかしいから、さっさと高市氏に交代するか、維新の会かなぁ。これは誰でも予測できますね。
コメント
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