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毎月、おおよそドローイング&小説(上旬)、フィールド映像(中旬)、エッセイ(下旬)の3部構成で描き、撮り、書いてます。

エッセイ852.ブラカンには公共交通機関はない

2025年04月25日 | field work

 フィリピン・ブラカンにいると地域の公共交通機関は皆無。国内移動はバスか飛行機だけである。フィリピンには約7,641の島がある。フィリピンの島々は、ルソン島、ビサヤ諸島、ミンダナオ島など主要な島々を含んでおり、その多くは美しいビーチや自然景観で知られています。だから出かけるならば飛行機しかない。因みに国内に1本だけある鉄道は過去の火山噴火で分断され、機能していない。もっかマニラとブラカンの間に新交通システムを建設中だ。
 アジアの国々は大体がこのバス移動である。フィリピンにおいてもバスが
主要都市間を結んでいる。私もバギオからマニラまで10時間バスに乗った。二度とのりたくないバス旅である。
 タクシーは車そのものをみかけない。ジプニーと呼ばれる私設ミニバスは、比較的大きな地域の街の間を結んでいる。これも安いが時間は不明だから、たぶん満員になったら発車するのだろう。
 近隣の移動ならトライシクルが一番安くて便利だ。なにしろマーケットで買い物をしたらベッドのマットレスを屋根に乗せて運んだ記憶がある。暑いから歩いて移動するのにも体力がいる。だから大概はトライシクルを利用する。ブラカンの至る所にトライシクルが走っている。これが一番便利な交通機関だ。
 ただしレンタカーはある。私達がマニラへ出かけるときはレンタカーである。ブラカンからマニラだと5000〜6000peso。移動の自由がきくので使い勝手がよい。人数はミニマイクロバスなら15人は乗ったと記憶している。それで数時間位の山のリゾートにも1泊でかける。そして運転手もコテージに泊まって宴会にも顔をだす。そんなコテージの食材と調理道具はすべて持参する。道の途中の小さな市場で食材を仕込み叔母さんがいつも料理してくれる。それがこの地方の余暇ライフである。
 フィリピンは美しいリゾートが多い。ブラカンからゆくとすれば、全てマニラのニイノ・アキノ空港から行くほかない。だからフィリピン国内の旅は結構大仕掛けだ。

画像:ブラカン州ブラカン
機器:SONY FX30、Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA
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