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Creator's Blog,record of the Designer's thinking

毎月、おおよそドローイング&小説(上旬)、フィールド映像(中旬)、エッセイ(下旬)の3部構成で描き、撮り、書いてます。

EOSな日1. せめぎ合い

2016年03月01日 | Shinkansen commuting
 続ける意図もないので新シリーズというほどでもないが、古い機材を少しは使わないとまずいでしょう。そう思って今は使う機会の少ないフィールド機材持ち出してみた。大きく重たい機材だけど、気分転換に使ってみようというわけだ。
 そんな風に考えてEOSシステムを持参していたら、今朝は北海道で豪雪警報が出され、新幹線は雪のため徐行し30分遅れで名古屋に着いた。まあ少しばかり小綺麗になった車窓の風景を堪能していた。それに京都も名古屋も寒いことしきり。低気圧が発達しながら日本を通り過ぎた影響のようだ。明日も寒い1日の予報。
 それが通り過ぎると暖かくなるという予報だ。今度こそ最後の冬かもしれない、そう思っていつも期待はずれの天気予報である。寒い日と暖かい日とがせめぎ合いながら次第に春に近づくことは確かなのだろうけど。

新幹線 米原-岐阜羽島
EOS1DsMark3,EF16-35mm/F2.8
ISO1600,焦点距離35mm,露出補正1,f4.5,1/4000
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PEN LIFE1275. 論文効果

2016年02月19日 | Shinkansen commuting
 終日審査付学術論文の執筆であった。帰る頃には頭が清々しく論文効果というやつか。ようやく8ページ原稿の95%までは完成したためかもしれない。しかし何故か微妙に疲れました。9時~20時まで執筆していたから10時間は一心不乱にデスクに向かっていたわけである。やはり一日の頭脳労働は4時間程度に留めておくべきだ。明日は午後から出勤して別の仕事をかたづけようと算段している。
 ようやく垂井町の画像もつきた。さてまたダイビングの画像でもアップさせようか。それとも月曜日にどこかへ1時間半程度の旅にでるか。一寸ゆくところを思いつかない。
 いつものウィスキーを飲んだら睡魔が襲ってきた。あかんもう寝ます。これも論文効果だろうか・・・。

岐阜県垂井町 
OLYMPUS E-M1,LEICA M.ZUIKO DG7-14mmF2.8
ISO200,焦点距離12mm,露出補正-0.3,f6.3.1/1000
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PEN LIFE1274. 絵画的

2016年02月18日 | Shinkansen commuting
 いつもMacを立ち上げると最初にiWebを開こうとするが俄然遅い。8年もブログを続けているのだから遅いのは当然かと思っていた。だがその原因はATOKのようだ。iWebを起動中に漢字変換ソフトATOKのスタートアップツールが起動する。それも2008年版である。ようやくiWebが開く頃には風呂が沸いている。もうATOKを使う時代ではないとつくづく思った。
 さて画像は、どこにでもある風景だけど、どこか絵画的。つまり画像でありながら絵のようでもある。オリンパスのアートモード・リーニュクレールのようでもある。そうした感じ方をさせてくれるのは、格子やバナーの色合い、腰の緑の煉瓦タイルや瓦屋根の質感だと思われる。絵画的に写るのはデッサンをしてきた人間としては好ましい限り。今週は垂井町シリーズが続く。ほんの1時間半滞在しただけの町です。
 今日も論文の執筆に終日明け暮れる幸せな1日だと思っていたら、午後から大学院の中間報告会、打合せ、科研費の事務処理、また打合せで夕方になり力尽きて帰宅。たしか頭の中には、論文の他に、某プロジェクト、税務申告、地域貢献の原稿依頼もあったと思うが顔も知らない大学職員から届いたメールなんか6000通はある未読メッセージに紛れ込みわからない。顔も知らない職員に原稿なんか渡してもネェー。忙しいから忘れてしまおう。
 この忙しい一連の仕事が早く終わってクロッキー教室へ出かけたいと思う日々である。毎度のことながら今日もとりとめのないブログになった。

岐阜県垂井町 
OLYMPUS E-M1,LEICA M.ZUIKO DG7-14mmF2.8
ISO200,焦点距離14mm,露出補正0.3,f6.3.1/320
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PEN LIFE1273. 昼寝のススメ

2016年02月17日 | Shinkansen commuting
 昨日の画像で屋根だけ見えていた三重塔が今日の画像。新幹線の中から樹林の間に微かに見えていた真禅院だ。なにもわざわざでかけることもないのだが、垂井町へ足を運んだ。
 この街にしては立派すぎる南宮神社もあり、やはり昔から交通の要所だけのことはある。冷たい風が痛く感じる街歩きだった。
 オリンパスE-M1のバージョンアップでデジタルシフトという機能が新たに加わった。これを試そうというわけだ。被写体としては最適だろう。わざわざシフトレンズを1本余計にもたなくて済むのがとてもよい。だが、なんか上の屋根の方がやたらに大きく写るんだな。これは使い慣れないとアカンですな。
 さて今日は、終日審査付学術論文の執筆であった。なぜかプレッシャーもなく心地よい一日だった。やはり朝からの4時間が勝負だと思ったのは正解。それから遅い昼飯を食べにでかけ午睡して頭脳回復。残った力でさらなる執筆を続け余力を残して帰宅。だから1日の時間の経過がやたらに早いこと。そんなもんでええんだよ、この世界の仕事は。
 論文を書いていると、頭の中が整理されクリアになるところがよい。そうなると新聞の社説なんかアホらしくて読む気もしませんな。こちらは意見を述べる人文学的レトリックの世界ではなく、客観データに基づく工学系論述の世界なのだ。そのほうが数字ですべて説明できるので楽ちんなのである。
 話題がそれた。つまり私が言いたいのは、昼寝が現代人には大変重要であり必要不可欠なのだと言うこと。昼飯を食べたら横になってリラックスし横になって昼寝できる環境が必要なのだ。20分でも昼寝すると寝不足が解消され頭脳が回復し、その後は仕事の能率が大変よいのだ。そして余力を持って退社するのが調度良い仕事量なのである。だから昼寝のススメを推奨する。

岐阜県垂井町南宮大社 
OLYMPUS E-M1,LEICA M.ZUIKO DG7-14mmF2.8
ISO200,焦点距離7mm,露出補正0,f5.0.1/640
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PEN LIFE1272. 手抜き

2016年02月16日 | Shinkansen commuting
 画面右下は垂井町真禅院の三重塔の屋根だろう。新幹線の車窓から遠くに見え、1度訪れたいと思って昨日出かけたわけだ。
 今日は、朝早く岐阜の町へでかけ雪が舞いすこぶる寒い。さっさと名古屋の大学にたどり着き論文原稿の手直し。それから遅い昼飯をたべてから、3DCGの打合せ。そのあと大学院の論文発表会へでかけ、疲れていたので聞きながら少し居眠りして頭脳回復。その後助手の送迎会にでて、そそくさと退散し家に帰った。なにしろ京都だぜ。今日は結構忙しかったんだと思い返す。まあこれが普通なんだけどさ。
 でっ、寒いし疲れ果てた。もう風呂に入って寝るだけにしたい。ブログも手抜きである。クレジットなんか確認する元気もない。今日は寒かったぜ。
 明日は研究室から出ないことにしよう。

新幹線 米原-岐阜羽島
OLYMPUS PEN E-P5,LEICA Macro Elmarit45mm/F2.8
ISO200,露出補正-0.3.3,f4.5.1/4000
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PEN LIFE1271. 挨拶をする町

2016年02月15日 | Shinkansen commuting
 久しぶりに午前中のスケジュールが何もない。ならば通勤途上の寄り道をしようと企て、米原で新幹線を降り東海道線に乗り換え垂井町へでかけた。何故垂井町かというのには、つまらない理由があるが久しぶりに自由時間だ。
 伊吹おろしの冷たい風が吹き付ける町だ。中山道沿いに少しばかり古い街並みはあるが、取り上げるほどでもない。
 駅をでると地元のお婆さんが「おはよう」と挨拶する。すれ違った女子高校生達も挨拶をしてゆく。神社の巫女さんも挨拶をしてゆく。なんだろうこの街はと少し面はゆい感覚で挨拶を返した。挨拶をする町か、挨拶以外には何もない地味な町ですもん。
 だが少しだけこの街がフレンドリーに感じられるようになった。挨拶の魔力かな。

岐阜県垂井町南宮大社 
OLYMPUS E-M1,LEICA M.ZUIKO DG7-14mmF2.8
ISO200,焦点距離7mm,露出補正0,f5.0.1/640
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PEN LIFE1270. 今日は南風かな!?

2016年02月14日 | Shinkansen commuting
 最近は機材の設定を白熱灯にしてあるので、丁度タングステンフィルムで撮影したような色合いになる。一々フィルムを入れ替える必要がないところがデジタル機材の便利な点だ。
 このオリンパスM.ZUIKO DG12mmの単焦点レンズがことのほかクリアでヌケがよく、このレンズのためにオリンパス・システムがあるといってもよい。画像の写りが1枚上手といった感じもあり、どうして唐突にこんな優秀なレンズが登場したのかと思われる。
 レンズはヌケがよいのだが、耳がカバーをかけたようにうざったくヌケが悪い。ダイビングの後遺症かと思い、近所の耳鼻咽頭科のクリニックで診察をしてもらった。鼻が詰まるので内耳が陰圧になっているのですよとわかりやすい説明。でっ、炎症止めの薬をもらってなんなくパス。次は高槻の形成外科で京大病院の紹介状だ。脂肪腫があるので手術でとろうという魂胆だ。そんなこんなで昨日は走り回っていた。暖かいのが幸いした。歳をとると難儀なことが多い。
 まあダイビングは暖かくなるまでお休みなので、今はケアするのに調度良い。だが仕事の方は、あわただしいことしきり。さあ年度末まで走ってゆけという案配か。
 昨日までの激しい雨もやみ、今日は薄日が射し気温も冬のそれとは少しばかり違う。冬の寒さが間欠的になってきた。朝部屋のストーブをつけるとそれまでの室温8°前後から今日は17°だ。おや!、今日は南風かな!?。

新幹線 京都-米原
OLYMPUS OM-D E-M5 M.ZUIKO DG 12mm/F2.0
ISO400,露出補正0,f3.2.1/1250
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PEN LIFE1269. 春一番予報!?

2016年02月13日 | Shinkansen commuting
 この画像を撮影した頃の関ヶ原は気温-6°だった。1日の仕事も終わり帰ってから夜風呂に入ると冷たくなった足がジンと痛くなるぐらいだから名古屋の街の外気温も低かった。つまりあの寒い頃が少しばかり懐かしく感じるほど、昨日は暖かかった。
 冬は、その寒さをどうやりすごすかということに腐心し、毎年冬のやり過ごし方が違うから、やはり冬はストーリー性がある。だからその都度毎に冬の光景を思い出す。
 今年は冬の寒さに慣れることが全くなかった。だから常に寒いこと仕切り。沖縄の気候に慣れ一番寒い時にサイパンへずらかったのだから、寒さに身体が慣れるはずがない。通勤途上の関ヶ原の山などは雪が積もっているわけではないし、今年は暖冬だったと聞くが身体は例年以上に寒さを感じていた。
 さて金曜日の夜に、ウィスキーを飲みながらブログを書くという時間が一寸よい気分。明日は休みだし、いつものように朝5時半起きではないから、ゆっくり寝られるという気安さが酔わせてくれる。
 ・・・・・
 日付変わって土曜日はうっとうしい曇天。さて・・・休日出勤かと名古屋駅まで出かけたが、やはり人並みに休もうという意識が戻りUターン。新幹線のニュースでは春一番予報!?、が流れていたと記憶しているが。えっ、もうですか・・・。

新幹線 米原-岐阜羽島
OLYMPUS PEN E-P5,LEICA Macro Elmarit45mm/F2.8
ISO200,露出補正-0.3.3,f4.5.1/4000
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PEN LEFE1262. 暗く寒く曇天の陰鬱な空

2016年02月02日 | Shinkansen commuting
 さていつものPEN LIFEに戻る。画像は一週間前の大寒波が到来した頃に撮影したもの。
 昨日の暗く寒く曇天の陰鬱な空で撮影意欲もわかなかったのに比べれば、今日は晴れ間ものぞき少し心地よい。だが京都は底冷えのする寒さである。予報では今週は雪こそ降らないがとても寒いらしい。季節の区分では、節分を過ぎると春の兆しなのだけど、とてもそのようには思われない。沖縄の気候に慣れている体は悲鳴をあげている。
 名古屋駅のコンコースを歩くと、冬の飛騨路というポスターが数多く掲げられている。こちらの気分としては、おおっ、やだ!、寒いどころの話ではないとそそくさと通り過ぎる。
 大体あの冬の露天風呂の温泉がいただけない。入るのにすこぶる寒く出るのにも一苦労だ。あんなののどこがいいんだい。まして雪が積もり、そんなの寒くて風情どころの話ではない。要は冬の閉館期にお客を呼ぼうという涙ぐましい話だろ。やだよそんなの寒いだけだから。それに宿の部屋だって暖房は効いているのだけど、空気がものすごく乾燥していて、もう喉がいたいのなんのって。帰ると扁桃腺炎になるぜ。
 こういうときは、沖縄へ逃げたしたいが、いかんせん論文の執筆がある。今週は刈谷市のレクチャーもある。名古屋市が委員会の打合せでやってくる。学生の卒業制作の締切日だ。あっ、高槻の病院へ行かなければならない用事もある。仕事が山積みさ。
 どうしてこういろんなことが、重なるときはバッチリかさなるんだろう。

新幹線 米原-岐阜羽島
OLYMPUS PEN E-P5,LEICA Macro Elmarit45mm/F2.8
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PEN LEFE1261. “iPhone7”

2016年01月29日 | Shinkansen commuting
 今日の画像は、パノラマで霞み漂う襖絵的関ヶ原の風景。といっても上下に架線や金網が入ってきたのでカットしただけなのだが。風景に対する人間の両眼の空間認識は、実際にこれぐらい横広がりだと思ったりする。
 さてWEBサイトを徘徊していたらオリンパスから”PEN-F”という20世紀銘機の名前を復活させて、新しいデジタル一眼レフが発表された。デジタルファインダーを内蔵させたこの種の小さな機材としては完成形に近づきつつある。単焦点レンズが手元にあるから、PEN E-P5の更新でもしょうかと思ったが値段がOM-D E-M1と同じ位に高いので、まあ飛ばそうという気分だ。
 いつも思うのだけど、写真っていつも撮影機材がポケットに入っていて、だからイルカが来たなんてときはすぐ取り出して撮影できて、その画像をあとでみんなで共有できるところに面白さがあると私は思う。そういう点では、いつもポケットに入っているスマホのカメラが最適な機材だ。
 いま写真は、アーティスティックな作品を撮ると言うよりもコミュニケーションの媒体であり手段なのだ。そのコミュニケーションに様々な人間達の息吹を感じる。それは、通り過ぎる人達がたまたま茶席に居合わせた一期一会のドラマである。こちらの方が辛気くさい能書きを並べるマニアックな世界と比べれば、画像としてははるかに意味深いしドラスティックに動いている世界そのもので大変面白い。
 最近の私はそんな考え方なので、新型機材が登場しても心躍ることはない。せいぜい水中とフィールドのためのシステムを考える位だ。手元のiPhone5もそろそろデータ容量が一杯になるぐらいに写真がたまっているのではないか。そう思っていたら今年はiPhone7が登場する。こちらの乗り換えの方が私にとっては大切だ。このブログも”iPhone”で撮影した新タイトルを設けようかと考えている。

新幹線 京都-米原
OLYMPUS PEN E-P5,LEICA Macro Elemarit45mm/F2.8
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PEN LEFE1259. いつもと違う冬

2016年01月28日 | Shinkansen commuting
 昔仕事で随分青森市に通ったので、雪の風景は慣れているはずだ。だが雪景色にレンズは向いてしまう。雪は様々な要素を隠し、雪一色で単純化された風景が魅力的に見えるのだろう。
 実際、背後の山並みをみるとそんなに雪が降っているわけではないことがみてとれる。-60°という異常な低気圧が突然雪を降らしつつ、冷たい風を送り込んできたわけだが、風の冷たさの方がビリビリと神経を逆なでしてゆく。今日は、そんな雪も随分融けたが相変わらず寒さだけは置き去りである。
 今が一番寒い時、節分までの辛抱と思って耐えている。見方を変えれば、それは記憶に残るとてもよい時間なのかもしれないと思われる。毎年冬の寒さは個性がある。例えば昨年は寒さよりも雪の方が多かった、といった具合にである。
 そんな感傷に浸るまもなく、新しいプロジェクトに来月は忙殺されそうだ。多分三つか四つぐらいの仕事が同時進行してゆくはずだ。
 忙しさの中で、冬忘れができたらよいのだが、忘れられないぐらいに冷気を感じる冬である。今年はいつもと違う冬であることは確かだ。

新幹線 米原-岐阜羽島
OLYMPUS PEN E-P5,LEICA Macro Elemarit45mm/F2.8
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PEN LEFE1258. 外気温-6°

2016年01月26日 | Shinkansen commuting
 ブログの画像にダイビングの写真をと思ったが、今日、印象深いのはこっちだろう。新幹線の車窓は雪だった。当然徐行している。 外気温-6°、地面から湯気が立っている。やはり外はすこぶる寒いのだ。昨年に比べれば、まだ積雪量は少ないほうだ。だが気温の方が低い。
 こう寒いと炬燵に入ってダラダラと寝ているのがよいのかも知れない。炬燵、ラーメン、昼寝は、冬を過ごすための必須アイテムか。その反対側のアイテムには、過剰な仕事、寝不足、疲れがある。疲れないためには、高濃度の酸素を吸うのが、どんな疲労回復薬より効果があることを、ダイビングで学んだ。それは麻薬のように効くのである。
 そうなると、コンビニあたりでエンリッチ・ド・エアのタンクなどを売ってくれないかなと思う。以前酸素バーを、ラスベガスで見かけたことがある。「疲労回復にエンリッチ!」、そんなコピーを思い浮かべるまでもなく、高濃度の酸素は、疲労の元となる体内の窒素を早く排出してくれる。

新幹線 米原-岐阜羽島
OLYMPUS PEN E-P5,LEICA Macro Elemarit45mm/F2.8
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PEN LEFE1242. 虚無が支配する時代

2015年12月24日 | Shinkansen commuting
 こういう画像になると予定調和的な撮り方になる。というのも毎日新幹線通勤をしているので4本の煙突がある場所はわかっている。近づいたら適宜ピントを合わせておき連写で機材が勝手に撮ってくれる。後で撮影済み画像のなかからよさげなカットを選ぶという編集作業だけが私のクリエイションとなる。秒10コマの連写だから、調度よい位置に電柱が入ってくれた。
 となると今は、写真などという分野は既に消滅しており、編集という作業だけが大きく拡大しているわけだ。世界の画像が編集されてGoogleで明らかにしてしまったので、実際撮影だけで食べて行ける職業なんてスチールフォトの世界ではもう存在しない。写真家という職業は悲しいことにコンピュータ社会では、精々出版社と結びつかない限りもう難しいだろう。その出版社もそろそろ不用の時代になりつつある。
 実際写真家と言っても撮影の合間に大いに内職して、食べてゆかなければならないのだから、なかなか難儀な商売だ。その割には撮影機材だけは、これでもかと言うぐらいに発売され、次第に高価になってゆく。
 原稿執筆の世界でも同様で、専門書も電子本にして簡単にWEB上にアップできるから、原稿で食べられる世界ではない。実際私は編集が出来るので、実に簡単に無料のWEB専門書をアップできることになる。当然著述業なんて言う商売も消滅している。
 だからこのブログでも次の言葉は、執筆を始めた8年前から使わないことにしており、読み替えて原稿を書いている。例えば写真は画像、カメラは機材といった具合にである。当然写真家という言葉も消滅しているので使わない。
 ところがデッサン・絵画の世界は、面白い。同じ人物をモデルにして描いていても、人によって全然違う描き方や表現になる。それは現在のコンピュータでは真似出来ない一番遠い世界だ。いずれ人工知能が現実の物となるまではしばらくこの分野は安泰だろう。
 そんなふうに考えてゆくと現代人は、どこに落ち着くのだろうかと思われる。虚無が支配する時代の到来か。今日は。クリスマス・イブだったか。であれば、画像は沖縄の海の方がよかったかと思いながら、イブの夜は更けてゆく。明日も仕事かぁーの気分である。

新幹線 米原-岐阜羽島 冬至
OLYMPUS PEN E-P5,M.LEICA SUMMILUX25mm/F1.4
ISO200,露出補正0,f2.8.1/4000
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PEN LEFE1241. 記憶にない風景

2015年12月23日 | Shinkansen commuting
 画像を見ながら、被写体をねらって構図や露出を考えながら撮影するというよりも、あのあたりといったアバウトな気分でシャッターを連写していると、後で見返すとそのほうが意外に面白い風景だと発見させられる画像が撮影されていることの方が多い。
 つまり画像というのは、機材が勝手に撮るものなのである。新幹線は1秒間に75m移動しているのだから、そんな風景を人間の目が追いつけるはずがない。だからアバウトに撮影しておけば、なんか写る。あとは選択するだけだ。その選択の瞬間だけ人間の意識が関わっている。まあそれにしても、この工事現場の仮設小屋みたいに画像は、私の意識には記憶のない風景である。
 ブログを8年も書いているから、当然他人の撮影ブログなどもよく読む。よくあるのは、「さあ休みだ、今日は調達した自慢の機材で気合いを入れて撮るぞ!」、といった記述を読むと笑っちゃう。大体街には、人寄せ被写体が散りばめられている。商店街の面白い看板や古いドアや変わり商品といった具合に、道行く人の足を止める要素が意識的に商人によって多々仕掛けられており、いわば撮影者は商人の仕掛けに見事にはまってゆくわけだ。
 ならばガード下でも歩くとすると、お決まりの落書きや張り紙の残渣があったりして、被写体だとおもったりしてレンズを向けたりするが、大体そんなものはすでにみんな撮影している。つまり意識的にとろうと思えば思うほど、都市の人間が仕掛けた罠の残渣に見事にはまってしまうわけだ。都市の研究者からみれば、予めわかりきっている予定調和の世界が都市の特性なのであるといえばよいか。だから最近街を歩こうと思わないのも、そんな認識があるからだろう。
 だから突然予想外の風景に遭遇して右往左往しているときに活躍するのはiPhoneだし、例えPENを持っていても撮影しそびれたりしている。いつもポケットにはいっていて持っていることを忘れさせてくれるiPhoneが一番よい撮影機材だと思われる。そう、撮影機材には、もっていることを忘れさせてくれる仕様が大変大切なスペックなのである。それ以外のことはマニアックな世界だと思う。マニアック機材では、特定の目的を持たない限り(例えば水中を撮影するといった具合に)撮影した画像がつまらんしさ。

新幹線 米原-岐阜羽島 冬至
OLYMPUS PEN E-P5,M.LEICA SUMMILUX25mm/F1.4
ISO200,露出補正0,f2.8.1/4000
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PEN LEFE1240. 冬至

2015年12月22日 | Shinkansen commuting
 昨日は暖かい冬至という予報だったが、私には寒気を感じながらの1日だった。これから次第に昼間の時間が延びてゆくというのが救いだ。夜はもういいよ。
 その夜は大学時代の同窓生らと金山で忘年会だった。芸術系の大学なのに不動産屋あり、俳人あり、愛人同伴の編集者あり、寡黙なアーティストありと多彩な顔ぶれで面白かった。
 それにしても料理でお腹が一杯になり、お酒をあまり飲まなかった。 回りからはどこか悪いんじゃないかいと言われつつ。 あるいは趣向がかわった。酒だけじゃつまらん、料理も味わおう、という歳をとった人間共通の現象なのかも知れない。それに 胃袋が小さくなったのだろう。つまり歳とともにあまりエネルギーを必要としなくなったのかもしれない。まあ京都まで帰ろうというプレッシャーもあったしさ。
 やっと最後の忘年会ではしゃぎまわり、今年の行事がすべて終わったという気分でもある。そう忘年会は、今年もお終いですという風習とか宣言のようなものだ。
 幸い明日からの編集工学の集中実習、つまり就職用のフォートフォリオをつくろうという授業も参加者がなく非開講となった。就職戦線が売り手市場なので、そこまでしなくてもいいさという学生達の気分を反映している。
 だからあと二日間は溜まっていた仕事をかたづけて、寒い京都を抜け出し今週末から沖縄でフィールド調査とダイビングと街の徘徊の日々だ。
 しばらく寒い京都を脱出できる快感を味わおうというわけだ。

新幹線 米原-岐阜羽島 冬至
OLYMPUS PEN E-P5,M.LEICA SUMMILUX25mm/F1.4
ISO200,露出補正0,f1.8.1/4000
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