今日は投稿していた学術論文が、建築学会から掲載決定の通知が来て難儀なテーマが一つ終わった。実に何年越しかという時間がかかった。論文自体は、たいしたことはないのだが、なにしろ私が執筆したなかではいたずらに時間がかかりすぎたテーマである。
1月中頃サイパンでダイビングをした後から研究室にこもって執筆し始め、3月には投稿し、4月は再提出せよの返事が届き、その後再提出のための修正執筆で5月の連休頃に再投稿した。だから毎月のように、これにかかりっきりだった。これで終わらないと永久にやる意欲が失せるところであった。
これと重なるように執筆と編集を始めた現在進行形の本の原稿も、あと一週間もあれば出版社に送れるところまでこぎつけた。ようやく四ヶ月半で大きな二つの仕事が片づくところまで近づいた。やりおおせたのは、早く片付けようという異常とも思われるスピードだったのだろう。
だから今週末は自分にご褒美だ。気がつくと二つの仕事が重なりながら動いていたのか。どうりで忙しかったわけだ。まったくもってやれやれの気分だ。
夕方マッサージに出向き、凝りに凝った背中をグイッグイッと揉んでもらった。緊張していた力が次第にぬけてゆくようだった。
新幹線 京都-米原
OLYMPUS OM-D E-M1,M.ZUIKO DG7-14mm/F2.8
ISO500,焦点距離14mm,露出補正-1/3,f2.8,1/8000