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Creator's Blog,record of the Designer's thinking

毎月、おおよそドローイング&小説(上旬)、フィールド映像(中旬)、エッセイ(下旬)の3部構成で描き、撮り、書いてます。

PEN LEFE1235. 新雪の洗礼

2015年12月17日 | Shinkansen commuting
 朝の通勤新幹線から車窓を眺めていたら、どす黒い雲が北の方から流れてきている。 こりゃ本当の冬がきたな。関ヶ原は雨だった。
 大学から車で治部坂峠へたどりつくと、粉雪が少しばかり舞っている。いつもの特製の(パスタの量が半分)ミートソースを食べて、ジャムを買って外に出ると突然真っ白な世界に変わっていた。僅か30分にも満たない間に4cmは積もっているだろう。標高1000mを越す山の雪は大変足が速い。
 新雪だぁーっ!と喜んでいる場合ではない。私の車はしっかり雪に覆われている。まさにゲーッの心境だ。しかも今日はスノータイヤではなく標準仕様のタイヤなのだ。山の雪道で急な下り坂、果たして帰れるんかいな。確かここにはペンションが1軒あったな。こんなところに泊まって、宿の主と暇話でもして長い夜を過ごすのだろうか。そんないやな予感が頭をよぎる。
 窓に積もった雪を払いのけ、少し動かしてみると滑るという感覚ではない。やはり新雪で柔らかいからタイヤのグリップはありそうだ。
 店の店員さんが役場に電話してくれて、下の方は降っていないですよという返事。ならば飯田方向に降りて高速で帰るか、来た道を引き返すか。すぐ近くに峠のトンネルがあるのでこれで雪の区間を少しは端折れる。結局下道の飯田街道をソロリソロリと降りてきた。30分も下ると雪はなくなっていた。ヤレヤレの帰り道であった。
 この冬初めての新雪の洗礼であった。

新幹線 京都-米原
OLYMPUS PEN E-P5、LEICA  TELE ELEMARIT45mm/F2.8
ISO250,露出補正-0.3,f2.8,1/4000
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PEN LIFE1176. ネイチャーな空気

2015年05月30日 | Shinkansen commuting

 湖のような水田も、今では苗が育ってきた。これがベトナムだと言ってもあまり不自然ではないアジア的な風景が続く。これらの地域が平均温度差でみれば10°位であるが、自然環境全体からみれば僅かな差である。そんな僅かな差の中で風土の違いをつくり人間は暮らしているのか。


 グランドレベルから成層圏に達する距離がが20~50km位だから、京都から彦根あたりまでの距離であろうか。毎日成層圏を越えるところまで往復しているわけだ。鉛直方向の指標を水平方向の車窓の景観に置き換えて車窓撮影をしている。新幹線ならば20分もかからないか。


 そんな個人の思惑などとは無関係に今日も30°越えか。それに口之永良部島新岳で噴火。島をみているとひょっこりひょうたん島。温泉がいたるところでわく国立公園だから注目度抜群。 村の正面に火山がある配置は、どこかナポリのようだと推測。 あっ!、そんなところに秘境があったか。噴火が収まればビジターが増えること必然。


 どこかネイチャーな空気を感じさせる夏である。


 


新幹線 京都-米原 5月2日


OLYMPUS E-M5 MACRO ELMARIT45mm/F2.8


ISO200,露出補正-2/3,f/2.8.1/4000

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PEN LIFE1175. はよ寝よう

2015年05月29日 | Shinkansen commuting

 随分前からデスクトップに残っていた画像だ。使おうと思っているうちに、夏日になってしまった。今年は春が随分短かった。だからアップした春の画像も少ないけど、まだ2枚ぐらいデスクトップに残っている。久しぶりのPEN LIFEである。PENではなく実は0M-D E-M5なのだけど。PENに始まる日記という意味で、このタイトルを続けている。

 今日も京都は30°だったようだ。昼頃カイロプラクティックで骨を矯正して、肩こりも治まったようだ。遅がけに出勤すると暑いことしきり。大学に行くと、雑用と授業で休む時間もない。結局夜遅く帰ってきて一日がおわる。夜は涼しいのでいまのところはゆっくり休めるが、これが次第に暑くて寝られない日々が続く季節に変わってゆく。やだなぁーと思いつつ、機関車のようにしゃかりきになって夏がやってくる。

 もう眠たい、はよ寝よう。

 

新幹線 米原-岐阜羽島 4月21日

OLYMPUS E-M5 M.ZUIKO DG17mm/F7.8

ISO200,露出補正0,f/1.8.1/400

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番外編137. カリマー

2015年05月27日 | Shinkansen commuting
 もう一月ぐらい前から水田には水が貼られている。今頃は田植えも終わった頃だろう。今年は夏が早く来るというのが、自然を相手にしている農家の判断なのだろう。
 この頃は、湖の中にいるよう思われていて結構面白い。湖西線に乗ると田んぼの水面と琵琶湖が一体的に続いているかのようなダイナミックな風景が登場したりする。
 昨日、京都の好日山荘を徘徊していたら、イギリスのカリマーの40㍑のよさげなリュックが置いてある。若い店員さんに「担いでみますか」といわれ、担いでみたらかつぎやすそうだ。結局下手すればインドネシアに行くかもしれないし、EOSは持参するし、このポケットにはMac book Airをいれて・・・そうだ今週の沖縄出張で試してみよう。これまでのドイターの30㍑のリュックは小さすぎたからな・・・とつらつらと思念が頭を駆け巡り、かつぎやすいの発見は調度良い機会だから買っておこう、であった。飛行機会社によっては手に持ちになるかどうかは微妙な大きさだというのも私流だな。
 バックパッカーならばもう少し大きい方がよいのだが、私のフィールド仕事は長くても2週間程度だろう。こんなもんで仕事道具が入るだろう。いやA2の画板がはいらないか。まあそれは別立てでええか・・・などとつらつらと思案している。
 名古屋もまた30°越えだろうか。半日科研の中間書類の金額が合わないというので事務員と一緒に首をひねっていた。ついにはアクセスできないというトラブルというおまけまでついて七転八倒の半日だった。結局共同研究者への分担金の支払いだったかと判明したが、なんだぁーの世界である。今日は代休日のはずだったのだが・・・。


新幹線 京都-米原
EOS1Ds Mark3 EF16-35mm/f2.8
ISO800,焦点距離35mm,露出補正-1/3,f5,1/8,000
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PEN LIFE1157. 思い入れと思い出し

2015年04月22日 | Shinkansen commuting
♪春は名のみの 風の寒さや
谷の鶯 歌は思えど・・・♪♪
 こんな画像を見ていたら、唐突にこんなメロディーを思い出した。早春賦の一節だ。WEB辞書によれば、作詞家の吉丸一唱が長野県を訪れた際、安曇野あたりの情景をうたったものとある。穂高川河川敷に歌碑があるようだ。
 そうかこの新緑の頃、安曇野への憧憬が私の意識の中にあるんだな。この季節にはとてもよく似合う場所である。長野県は今頃が春だろうか。常念岳の雪が少し融けてまだらになっているのではなかろうか。
 ただし画像の風景は、岐阜県であり山並みの右側に御嶽山がみえる。だが小川のある風景は、どこか安曇野を想像させてくれる。
 個人的には長野県と青森県に思い入れがある。私などは、この二つに行けば満足であり、あとは特に行きたいという気分にはなれない。長野県は、若い頃に読んだ近代文学の小説のロケーションとしてとりあげた作家は数多く、そうした思い入れと思い出しが多々あるし、青森県は仕事で通った土地柄であり、あの無粋な雪の青森の街は印象ぶかい。そして郊外に行けばまさに田舎だよ。どちらも風景的な共通性があるように感じている。
 そんな風に人間には、一人一人思い入れと思い出しのある特定の土地があるのだろう。そうした土地こそが、その人にとって繰り返し訪れたいリゾートだと私は考えている。そんな感性を大切にしたいと思う。
 さて連休は、どこに出かけても人ばかりなので遠出はやめて、スポーツジムで汗を流していたいと思うのだが。

新幹線 米原-岐阜羽島
OLYMPUS E-M5,M.ZUIKO DG17mm/F1.8
ISO200,露出補正±0,f/2.2.1/4000
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PEN LIFE1155. 冬の記憶

2015年04月20日 | Shinkansen commuting
 この画像をみると、ポーラーMのCD、BEYONDを思い出す。京都市内の居酒屋で聞いた音楽だが。
 京都市内にも、しばしば雪が降り今年は記憶に残る冬だった。私の画像ストックも意味付け深い風景が多々ある。そんな冬が去ってしまったので、少し寂しさもある。冬の記憶といってしまえば格好がよすぎるか。
 だから春になって、桜にあまり関心が行かないうちに通り過ぎた。来月はもう初夏だ。また初夏の風景でも探して歩こうか。やっとEOSの重たい奴隷から解放されてリュックが軽くなったから、身軽にPENなどぶらさげて出かけたい。
 今週は一寸だけ沖縄へ出張だ。目的はグスクと都市構造の関係に関するフィールド調査。それに浦添市の美術館も見たいし。もちろん時間があればダイビングをしたい。今の気分としては、たくさんあった煩わしい諸々の事柄が凝り固まった日常から少し離れたい感じもする。
 沖縄はもう夏であろうか。

新幹線 米原-岐阜羽島
OLYMPUS E-M1,LEICA DG SUMMILUX25mm/F1.4
ISO200,露出補正-0.3EV,f/1.4,1/2500
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PEN LIFE1153. 無気力感

2015年04月17日 | Shinkansen commuting
 今日は午前中京大病院へ昨年の手術後の最終診察があるので、時間もあるし歩いてゆこう。鴨川を渡り花街を抜け東大路を北上する4.3kmのコースだ。途中被写体でもないかなと思いながら歩いていた。だが全く撮影しようという気分にはなれなかった。
 昔ならば、撮影画像を講義に使おうとか雑誌に使おうとか様々な目的が錯綜し、なんでも撮影したのだが、今はそんな気分にはなれない。撮影意欲というのも、目的意識がないと希薄になるようだ。つまり目の前の風景を観察していない。あるいは興味が持てないといったらよいか。でも、ここは京都なんだぜ、それがどうした、と自問しながら歩いていた。
 結局熊野神社のからふね珈琲店で休息し京大病院に立ち寄り大学へ出かけた。大学では夕方からの実習の授業なので、相変わらず難題な3DCGが課題である。そんなこんなで一日が終わりました。
 だから何が言いたいのだといわれても、なんにもないですとしか答えようがない至極平凡な1日だった。なんだろうな、この無気力感は・・・。やれやれ明日も休日出勤か。

新幹線・米原-岐阜羽島 
OLYMPUS E-M5,LEICA DG MACRO ELMARIT45mm/F2.8
ISO500,露出補正-1/3,f/2.8.1/4000
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PEN LIFE1152. 春に向かって走ってゆく

2015年04月15日 | Shinkansen commuting

  京都のお家になついたプリウス君は、名古屋のお家が嫌いなようだ。
 というのも先月京都の駐車場を引き払い、名古屋の大学の駐車場に持っていったのだが、今日は調査帰り大学の駐車場で物損事故。バックで切り返しをしていたら建物の雨水管にあててしまった。建物の被害はほとんど皆無。それも当然であり設計時に私も加わって意見をしたぐらいだから。だがプリウスの尾灯まわりは大きく破損し、プラモデルをたたきつけたみたいだ。なんとボディまでへこんでいるではないか。当然走れない。意気消沈。
 どうも車を京都の駐車場を引き払って大学に移してから、なんか京都の怨霊だろうかと思いたくなるぐらい、つまらぬ事が続けざまに起きる。やはり車も生き物か・・・。というのは冗談だが、やはり京都のディーラーにさっともってゆけるところに置いておくのが便利なことを痛感した。さて京都の車事情でも勉強しよう。半年間で8000km走ったから、運転の基本は覚えたので京都においといてもいよかろう。
 話題がそれた。今日は雨も上がり、二日間地中に溜まった水分がぐんぐん蒸発してゆくかのようだ。靄もでている。こちらの気分は沈み込んでいるが、天気はこれから回復基調なのだろう。つまり春に向かって走ってゆくといったらよいか。

新幹線・京都-米原
OLYMPUS E-M5,LEICA TELE ELMARIT45mm/F2.8
ISO200,露出補正-1/3,f/3.2,1/4000

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PEN LIFE1149. 新学期

2015年04月09日 | Shinkansen commuting
 今日から講義が始まった。講義の内容は変わらないが、いつも新学期の講義は構えてしまうところがある。走り出せば、その勢いで進むのだが最初は口が重たい。
 アメリカのハーバード大学あたりだと、講義に学生が遅刻することはない。なにしろ何十時間もかけて整理された講義内容が、わずか90分で聞けるのだから頑張って最前列から席が埋まる。
 私の講義を市民公開講座としたときも、ハーバード大と同じような現象だった。年配の聴講者が多かったためだろう。だが学生は、講義が回を追うに従って遅刻するようになる。そして後ろの席から埋まってゆく。休講になれば、学生達は、さてバイトに行くかの世界なのだ。こうした現象は、私の学生時代と全く変わらない。
 講義しかない人文系の学部ならばいざ知らず、芸術系の気質から考えると、実習で十分頭脳を消耗しているから講義までは手が、いや頭が回らないといってよい。講義の基本的な概念が理解されていないから、体系的な授業だと積み重ねの知識の展開には、ついてゆけなくなる。最後はわからないという結論でお終いとなる。そして講義内容は、すっかり忘れてしまう。だからアメリカのように講義単位で受講料を払うと大いに違うのかもしれないと思われる。
 でっこうした学生に一番効果的なのが宿題である。だから私は講義の半分ぐらいは、毎回宿題を出している。講義内容が再度思い出されるのは、社会に出てからである。あの先生、こうした現象をなんて解釈していたかなぁーといった具合にである。
 そう思ったら大学院へ戻っていらっしゃい。また勉強すればよいだけの話である。それが日本的な教育のようにも思われる。
 さてまた今日からまたまたバトルが始まるか・・・。

新幹線
OLYMPUS E-PL1,OLYMPUS LENSE15mm/F8
ISO3200,露出補正±0,f/8,1/640 ホップアートモード
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PEN LIFE1148. システムフェチの悪い癖

2015年04月08日 | Shinkansen commuting
 今週は冬のような寒い気候が続いている。だからというわけではないが、最近撮影していないので画像がなく、一ヶ月前の冬の画像でもアップさせておこう。
 オリンパスレンズのなかでは、この12mmが大変上等な写りをしてくれる。当時シルバー色しかなかったので、ちぐはぐだがこれをブラックボディに付けている。PEN E-PM2のシルバーシステムにしておくのはもったいない。もっと使おう。私のお気に入りレンズだ。
 さてキャノンE0S5NOシリーズが5000万画素のボディを発売する。オリンパスの撮影素子を2倍すれば3200万画素となるからニコンD800シリーズと同等性能だけど、新EOSボディはそれを上回る。オリンパスよりも小さな受光面積の撮影素子が5000万個ならぶわけだ。小さな受光素子だと高感度は不得意、だが画像情報量は多いから豪華写真集でも刊行する出版社や印刷屋は喜ぶよな。いまどきそんな本があったかな。
 キャノンで思い出したのだが、私のEOSシステムは16-35mm/F2.8、100-400mm/F4~5.6とLレンズが揃っているし、50mmもあった。オマケに接写用のストロボシステムまでありシステムとしては申し分ない。気分転換にフルサイズボディで一ヶ月位使ってみようという気分にさせられる。全くいやなものを思い出させてくれた。
 棚の下からこのキャノン・システムを取り出し、なんかかび臭いぞ。こりゃ暖かくなったら日干しだな。レンズを磨いて悪い病気に感染してしまった。来週からは、このブログもE0S LIFEかよ。
 これでオリンパスがブラックとシルバーの2システム、富士・ニコンとツァイスのシステム、それにキャノンと4システムが存在する。さあなんでも撮れるぞと気張っているだけなんだけど。
 逆にフィルム時代だと、システムを崩したのはライツシステムだ。肝心のズミクロンを売っちゃったし、M3はファィンダーが故障、大変使いやすかったミノルタCLEはあげちゃったし、今はM4-Pといくつかのレンズしかない。ニコンならばFとF3ボディにオールドニッコールで28mm、35mm、50mm、105mmと全く模範的なシステムがいまだにある。フィルムに帰るか!?。
 これらのシステムをかついで海外の世界遺産を取材したというのならば話は面白いのだが、最近そんなことはしていない。だから色々と妄想して満足してしまうというのがシステムフェチの悪い癖だ。
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PEN LIFE1138. 春の夜の夢

2015年03月26日 | Shinkansen commuting
 たまにはスカッとした画像を貼ろうというので、大学から帰りしなの名古屋市の車窓。随分日が長くなったのを実感している。お彼岸がすぎたので、これからは昼の時間の方が長いという幸せな季節になってきた。でもこのところ寒い日が続いている。
 ようやく今年も全ての大学日程が終わったので、この頃が一番自由な時間である。さて本の企画でもしようかなどと新しいことを企てるのにも調度良い頃合いだ。
 最近物事の考え方が随分変わってきたと思う。その背後にあるのは、PC志向と不景気慣れではないかと思われる。街づくりもともすれば、自治体の着ぐるみキャラクターを一つつくってお終いというなんとも素人的、近視眼的、学芸会的発想ばかりだ。最近あまり本気で街づくりを考えようとする自治体自体がなくなってきた。自らが考えられないのであれば、自治体統廃合プランでもつくろうか。実は私の頭の中では統廃合プランが結構できていて、人口数や関係性から判断して、現在の自治体数を1/2以下にできる。全国20位の都道府県でいいかな。効率よい財政投資をするならば、そのほうがよかろう。
 これは本ではなく日本の企画案だった。それは、春の夜の夢としておこう。春にはおぼろな風景の夜という言葉がよく似合う。多分平家物語からきたのだろうか。

新幹線 名古屋-岐阜羽島
OLYMPUS E-PL1,OLYMPUS LENSE15mm/F8
ISO3200,露出補正±0,f/8,1/2000,ホップアートモード
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PEN LIFE1121. アレ・ブレ・ボケ

2015年03月07日 | Shinkansen commuting
 昨日は休日出勤だった。さて最近単調な車窓だから、アレ・ブレ・ボケでもしますか。
 機材は、E-PL1にキャップレンズ。こんなレンズを製造してくれるあたりがオリンパス。感度を最大にし、といってもISO3200までだが、あとはラフモノクロームに設定し、ただしアートモードは連写できないので単写で。1枚撮影する毎にゆっくり画像の変換をしてくれる。
 さて画像は、1m先を250km以上で通り過ぎる新幹線の鼻先をギリギリのタイミングで撮影した鉄チャン風アレ・ブレ・ボケだろうか。
 デジタル機材になったので、引き伸ばしの工程がないから、撮影機材のソフトに依存。といってもphotoshopで加工することもできるが、それは面倒だし。それにしても最近使いそびれていた機材がキャップレンズを付けて復活するなんてところが、個人的には面白いですね。
 森山大道さんにはじまるアレ・ブレ・ボケという表現も今では一般化され、デジタル機能の一部になってしまうぐらいに、表現形式の一つとして一般化している。正面の人物を新しいコスチュームを着たモデルさんにすると、ファッション撮影になりますね。昔こうした画像がファッション分野でも随分使われていたですね。
 フォトグラファーの金村修さんによれば「世界は撮りつくされている」。まさにその通りですね。Googleを開けば世界の都市の画像があり、ナショナルジオグラフィックでは未踏の地も撮影されている。そんなあまたの撮影者によっておよそ撮影されていない未踏の地は、地球にはもうないでしょう。
 ならば、これまでのフォトグラファー達の撮影したイメージを模写してみるという方法があるかな。それは絵画の模写にも似ていて、彼らの作風を理解することも必要だから、結構勉強になるとおもうけどな。

新幹線 米原駅 2015年3月7日
OLYMPUS E-PL1,OLYMPUS LENSE15mm/F8
ISO200,露出補正-1/3,f/13,1/1000
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PEN LIFE1120. 話題なし

2015年03月06日 | Shinkansen commuting
 今日も朝5時半に起きて出勤。諸々の仕事をかたづけて家に帰り着いたのは22時。よく働いたと我ながら思うが、雑用ばかりだ。生産性ゼロ、当然疲れた。明日も大学院の入試で出勤だ。試験が終わったら午後から原稿の推敲と、車の練習だな。治部坂峠・・・ちと時間がたりない。伊勢神峠までだな。
 このところ花粉が飛び交っているようだ。どうも鼻がむずむずするし、目が痛い。まあ初夏になれば納まるのだろう。
 疲れ果ててブログという元気もない。
 さて随分長い間デスクトップに放置しておいた画像でも貼り付けておこう。話題無し。
 
新幹線 京都-米原 2015年1月31日
OLYMPUS E-M1,LEICA DG SUMMILUX25mm/F1.4
ISO200,露出補正-1/3,f/13,1/1000
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PEN LIFE1119. スケジュール

2015年03月05日 | Shinkansen commuting
 大学紀要の原稿もようやく全部書き上げたところで、陽が暮れた。11日の締切日に間に合いそうなので少し重圧から解放された気分になる。毎年この頃は、この仕事に追われる。明日は加筆修正、そのあと推敲とまだまだ時間はかかるが、これを誰が読むんだろうか。今年は名古屋賛歌だな(笑)。
 週末は大学院の入試、来週は学部の後期日程の入試と続き、その合間に判定会議もあるし、そろそろ車の半年車検もあるという多忙な日程だ。車検までには6,000kmは走りたいという目標があるのだが。
 スケジュール表をにらめながら、隙間を探して、原稿の執筆と車の練習の時間を探すのが朝一番の日課だ。そうしている間にもつまらない用事がいくつもはいりこむ。メールで返事くれなんていうのは、実に面倒くさい。
 こういうとき大変感のいいやつは、何も連絡しないでもタイミングよくあらわれて用事を済ますという実に要領よい奴がいる。その理由は、毎日大学に来ては教員の行動パターンを観察しているのである。会議のない時は外に出ているな、でも夕方は必ず帰ってくる、などとこちらの行動をしっかり読んでいる。そういうタイミングをねらってやっくるのだから、こちらもメールで返信することもなく実に面倒がなくてよい。
 うちのゼミ生達も、はよ、そうなって欲しいと思うが、大学に来ていないためか、こちらの行動パターンが全く読めず、いつもメールで連絡してくる。まったくもう世話が焼けるぜ。そうだ、今度はメールがきても返事しないでおこう。忙しい時は、はしょるにかぎります。

新幹線 米原-岐阜羽島 2015年3月5日
OLYMPUS E-PM2,M,ZUIKO DG12mm/F2
ISO200,露出補正-1/3,f/2.8,1/2000
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PEN LIFE1118. 大学の紀要

2015年03月04日 | Shinkansen commuting
 この時期はホントに色彩に乏しい車窓風景ばかり。せいぜいこんなのしかない。だからあまり撮影意欲がわかない。どこかビリッとしまらない風景ばかりだ。もちろん精神的にも最悪の日々である。
 頭脳労働は、7時間きっちり睡眠をとらないと、翌日仕事の能率が大変悪いのですね。だから朝の5時半に起き(早起きだからと言って別に私が歳をとったわけではないのですね)、夜は10時に寝ないとあかんのです。
 でっ、今日は4本目の大学紀要の原稿も3/4までこぎ着けた。あとは結論を書いて、三日ぐらい放置してから、新鮮な頭で推敲して、修正して、ようやく11日の締切に間に合いそうなのでプレッシャーから少し解放されたようだ。
 原稿につかう画像が必要だったので、会議と執筆の合間に45mm付E-P5を1台だけ持って、予備に17mmのレンズをダウンジャケットのポケットに軽く入れて、出かけられるというのは、実に身軽で便利この上ない。
 そうして書いた原稿は、他の原稿と一緒に大学の紀要として本になり、全国の大学にばらまかれ、国会図書館に納本されて永久に残るわけです。後世の誰がよむのか知りまへんが。

新幹線 京都-米原 2015年2月18日
OLYMPUS E-P5,LEICA DG SUMMILUX25mm/F1.4
ISO200,露出補正±0,f/10,1/1000
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