デジカメ散歩日記

自然は四季折々我々を楽しましてくれる。とりわけ散歩道の野草花や野鳥たちの姿を観ていると時間の経つのもわすれる。

アキチョウジ

2016年10月14日 | デジカメ散歩日記

アキチョウジ(シソ科/ヤマハッカ属)

    好天気である。所要を済ませ、「一の坂川ダム」周辺および山地の集落(天畑地区)周辺を散策した。今日も出迎えてくれたのは「野菊」たちである。白い花をいっぱいつけ「撮って~」と競うように咲いている。しばらく歩いていると木陰でアキチョウジ(シソ科/ヤマハッカ属)を見かけた。これを今日の一枚とする。草丈が50センチくらいの先端付近に、長さが1.5センチくらいの青紫色の可憐な花をつけている。「秋に丁字形の花を開く」ことからこの名があるとのこと。今日のもう一枚は、これまた「シソ科」のイヌコウジュとする。この時期、枝分かれた茎に径が2~3mmくらいの小さな小さな淡紫色の唇形の花をつける。そして今日も「野菊」たちをUPする。

イヌコウジュ(シソ科)・・・花穂に2~3mmの小さな小さな唇形の花をつけている


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はじまった「柿紅葉」

2016年10月13日 | デジカメ散歩日記

紅葉がはじまった山柿の葉

  曇り空だが時折薄日も射す。そんななか所要を済ませ、山地の集落(稔畑地区)へ向かい周辺を散策した。まず迎えてくれたのは、白い花をいっぱいつけた「野菊」たちである。ヨメナかシロヨメナかノコンギクもしくはこれらの変種であろうが、微妙な違いがあり同定するのは難しい。そうした野菊たちをカメラに収めながら、さらに歩をすすめていると、黄色い花をいっぱいつけたアキノキリンソウやヤクシソウなどを見かけた。これからしばらくあちこちで見かけるようになり楽しませてくれる。樹々の紅葉も少しずつ進んでおり、もうすぐ「紅葉シーズン」を迎える。そうしたなか、一足早く紅葉した山柿の葉を見かけたので、これを今日の一枚とする。「柿紅葉」は、さまざまな色が入り混じって美しい。今日のもう一枚は前出のアキノキリンソウとするほか、今日もヤクシソウと「野菊」たちをUPする。

アキノキリンソウ

ヤクシソウ

あちこちで見かけるようになったセイタカアワダチソウ(キク科/北アメリカ原産の帰化植物)


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咲きはじめたヤクシソウ

2016年10月12日 | デジカメ散歩日記

ヤクシソウ

  ところどころに薄雲が出ている程度で好天気である。朝の散歩は久々「兄弟山」(おとどいやま)近くの山林道へ。ここは、適度な坂道もありいい運動になる。野菊たちを撮りながら奥へ奥へと歩をすすめていると、山の斜面でヤクシソウが咲いているのを見かけた。これを今日の一枚とする。図鑑によると、ほぼ全国に分布し、花期は8月~11月となっているが、こちらでは、今頃から咲きはじめ11月中旬頃に真っ盛りを迎える。その近くの林の縁で、径が3~4mmくらいの小さな小さな集団花をつけたオシトコエシ(オミナエシ科)を見かけたのでこれを今日のもう一枚とかる。これも全国に分布し、花期もオトコエシと同様となっている。以下、今日も野菊(シロヨメナもしくはその変種であろう)そして、未だ健在であちこちで群生しているイヌホオズキをUPする。

オトコエシ(オミナエシ科)・・・3~4mmくらいの小さな花の集団

イヌホオズキ(ナス科)


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シュッコンソバ(宿根蕎麦)に出会った

2016年10月11日 | デジカメ散歩日記

シュッコンソバ(宿根蕎麦)・・・インド北部~中国南部原産の「帰化植物」

  昨日は好天気「秋晴れ」だったが、一日中孫たちとのさつきあいでつぶれてしまった。好天は続かず、今日の空は厚い雲に覆われている。そんななか、所要の合間をぬって、河川敷公園(平川地区)を歩いた。いまだに健在なマメアサガオやヨメナなどを撮りつつ歩をすすめていると、白い小さな集団花をつけた野草を見かけた。毎年ここに生えるシュッコンソバ(宿根蕎麦)である。これを今日の一枚とする。ネットで調べたところ、原産地はインド北部~中国南部で、「明治以降に解熱解毒の薬用植物として導入され、昭和初期から高血圧や脳出血治療治療薬の抽出原料として栽培されていたものが野生化した植物」とのこと。以下、前出のマメアサガオとヨメナをUPする。

マメアサガオ(北アメリカ原産の帰化植物)

ヨメナ


   加えては、過日、実家のある岩国市本郷町本谷の「秋祭」に帰った際に観た、神楽(山代本谷神楽:山口県指定無形民俗文化財)の画像をUPする。いくつかの演目があるが、代表的な演目である、「恵比寿舞」(えびすまい)と「大江山」(おおえやま)および「八岐の大蛇」(やまたのおろち)をUP。この神楽は、百有余年、地区の氏神である神社例祭(秋祭)の「奉納神楽」として、今日に至るも絶えることなく続けられている。これはすばらしいことであり、地区の自慢となっている。かつて長兄が長きにわたり「神楽保存会」の会長をつとめたことがあり、引退後もサポート役をつとめつつ、ひたすら「神楽面作り」に励んだ。おそらく今回の演目で登場した恵比寿・鬼・大蛇の頭などのうち、いくつかを長兄が作成したものであろう。また、この春他界した次兄も神楽の大ファンで、自らも「恵比寿舞」を祝宴の席で披露するほどの腕前だった。そんな、山代本谷神楽を昨年秋、久しぶりに観に帰ったのに続き今年も帰った。来年以降も、元気である限り、神楽が続く限り、観に帰ることとする。

恵比寿舞(えびすまい)

恵比寿舞(えびすまい)・・・観客に愛嬌をふりまく場面

大江山(おおえやま)・・・悪鬼を退治しようとする場面

八岐の大蛇(やまたのおろち)・・・大蛇が舞う

八岐の大蛇(やまたのおろち)・・・大蛇二匹出てきて驚く老夫婦

 

八岐の大蛇(やまたのおろち)・・・大蛇を退治する場面


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コシロノセンダングサ

2016年10月07日 | デジカメ散歩日記

コシロノセンダングサ(世界の熱帯から暖帯の原産。幕末に渡来したといわれといわれている)

  今日も好天気だとの予報であったが、曇り空で時折晴れ間が見える程度だ。そんななか、朝の散歩は田園地帯を経て、山地の集落(大山路)一周のおよそ4キロ余コース。いぜんとして健在なマルバルコウやマルバアサガオ、マメアサガオ、イヌタデ、アキノノゲシ、コシロノセンダングサなどを撮りつつ山地の集落へ。山地の集落では、ヤマハッカ、サケバヒヨドリ、サイヨウシャジン、ナワシログミの花、ノコンギク、ミゾソバなどをカメラに収め帰途についた。これらのうち今日の一枚は、散歩道のあちこちで見かけたコシロノセンダングサとする。ネットによると、「コセンダングサの変種。熱帯から暖帯原産の帰化植物。幕末に渡来した。」とのこと。以下、これまた、この時期、散歩道のあちこちで見かけるイヌタデを今日のもう一枚とするほか、ヤマハッカ、ナワシログミの花、未だ健在なサイヨウシャジン、ノコンギク、そして、稲はぜのある風景を載せる。

イヌタデ

ヤマハッカ

ナワシログミの花・・・初夏頃、真っ赤な実をつける。

まだまだ元気いっぱいのサイヨウシャジン

散歩道のあちこちで見かけたノコンギク

「稲ハゼ」のある風景・・・近年、こうした風景があまり見れなくなった。


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