シュッコンソバ(宿根蕎麦)・・・インド北部~中国南部原産の「帰化植物」
昨日は好天気「秋晴れ」だったが、一日中孫たちとのさつきあいでつぶれてしまった。好天は続かず、今日の空は厚い雲に覆われている。そんななか、所要の合間をぬって、河川敷公園(平川地区)を歩いた。いまだに健在なマメアサガオやヨメナなどを撮りつつ歩をすすめていると、白い小さな集団花をつけた野草を見かけた。毎年ここに生えるシュッコンソバ(宿根蕎麦)である。これを今日の一枚とする。ネットで調べたところ、原産地はインド北部~中国南部で、「明治以降に解熱解毒の薬用植物として導入され、昭和初期から高血圧や脳出血治療治療薬の抽出原料として栽培されていたものが野生化した植物」とのこと。以下、前出のマメアサガオとヨメナをUPする。
マメアサガオ(北アメリカ原産の帰化植物)
ヨメナ
加えては、過日、実家のある岩国市本郷町本谷の「秋祭」に帰った際に観た、神楽(山代本谷神楽:山口県指定無形民俗文化財)の画像をUPする。いくつかの演目があるが、代表的な演目である、「恵比寿舞」(えびすまい)と「大江山」(おおえやま)および「八岐の大蛇」(やまたのおろち)をUP。この神楽は、百有余年、地区の氏神である神社例祭(秋祭)の「奉納神楽」として、今日に至るも絶えることなく続けられている。これはすばらしいことであり、地区の自慢となっている。かつて長兄が長きにわたり「神楽保存会」の会長をつとめたことがあり、引退後もサポート役をつとめつつ、ひたすら「神楽面作り」に励んだ。おそらく今回の演目で登場した恵比寿・鬼・大蛇の頭などのうち、いくつかを長兄が作成したものであろう。また、この春他界した次兄も神楽の大ファンで、自らも「恵比寿舞」を祝宴の席で披露するほどの腕前だった。そんな、山代本谷神楽を昨年秋、久しぶりに観に帰ったのに続き今年も帰った。来年以降も、元気である限り、神楽が続く限り、観に帰ることとする。
恵比寿舞(えびすまい)
恵比寿舞(えびすまい)・・・観客に愛嬌をふりまく場面
大江山(おおえやま)・・・悪鬼を退治しようとする場面
八岐の大蛇(やまたのおろち)・・・大蛇が舞う
八岐の大蛇(やまたのおろち)・・・大蛇二匹出てきて驚く老夫婦
八岐の大蛇(やまたのおろち)・・・大蛇を退治する場面