HPのパソコンで特徴的なのはアクションキーボードモード(Action Keys Mode)になっていることである。
このアクションキーボードモードとは、HPが「よく使う機能がすぐに呼び出せる、便利なキーボード」と説明されている。
これはもともと英語版では日本語変換のような「F(ファンクション)キー」を使わないことから来ているのかもしれない。
しかし、SyuunなどFキーを多用する場合にはアクションキーボードモードは何かと不便である。
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F(ファンクション)キーの使用例
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Fキーの特徴的なものを列挙すると
F1----「ヘルプ」
F2----「名前の変更」
F3----「郵便番号の変換・ATOK」
F4----「英語に変換・ATOK」
F5----「IE、Firefoxなどで更新する(再読み込み)」
F7----「カタカナに変換」
F8----「半角カタカナに変換・ATOK」
F9----「全角カタカナに変換・ATOK」
F10---「半角カタカナに変換・ATOK」
F10---「半角英文字に変換・ATOK」
F11---「全角英文字に変換・ATOK」
これに各種キーを組み合わせるコマンドもある。
こういう日本語変換に便利に使える部分を余り使わない他の機能を割り当てているのは日本語では使いにくい。
実際は使わない機能ではないけれど、こういう場合はマウスで操作することの方が多い。
そして、多機能のキーボードやマウスだと別のボタンがあったり、割り当てられることもある。
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アクションキーボードモード(Action Keys Mode)
を無効にする。
セットアップ ユーティリティ(BIOS)の開始
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★★HPのWebサイトでは「単独で f1~f12 を押した場合、ファンクションキーが機能しない 」(HP カスタマー・ケア)を参照。★★
HPのWebサイトにも解説があるとはいえ、今回メンテナンスとして、この「ファンクションボタン」を他社並みに「fn」を押して機能するように変更する。
それでBIOSを出して、アクションキーボードモード(Action Keys Mode)を無効にして、Fキーを有効にする方法を再度掲載したい。
★HP ENVY dv-7200/CTでやり方を示しておいた。
ところが確認したところ分かりにくかったのでHP ENVY TouchSmart 15-j007TXの実機で紹介する。
★Action Keys Modeを無効にする。
これは、一般的なPC操作と同じで
●「Esc」キーを押しながら(又は連打)パソコンを起動。
●「Start up Menu」では種々のモードが表示される。
F1
F2
F9
F10 BIOS Setup
F11 System Recovery
●「F10」を選択してBIOS Setupを起動
●BIOS 画面から「System Configuration」モードにして
「Action Keys Mode」を選択して「Enter」
●Action Keys Modeを矢印↑キーで「Enabled」を「Disabled」に変更
●「Disabled」になったことを確認して
●「f10」を押してSave and Exit「設定を保存して終了」
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---でWindows8が起動。
Fキーが有効になったことを確認。
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その他、「Start Menu 8」(バージョン:1.2・2013/10/18現在)というフリーソフトをWindows8のHP ENVY dv7-7200/CTに導入している。
しかし、HP ENVY TouchSmart 15-j007TXではタッチパネルなので余り必要を感じていない。