![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/1c/e1517fbac6d25581849ca022bfd065b7.png)
Android搭載3種類のBeats Audio(TM)搭載タブレット端末が平成25年7月29日に発表になった。又、7型タブレット端末HP Slate7は、8月6日から受注されている。
8月現在の製品品番は「HP Slate7 2800、HP Slate7 2801、HP SlateBook 10-h016RU x2、HP Slate 21-k100jp」などとなっている。
今回は、発表された3種類のタブレット端末のタッチアンドプレイを通して、分かったことなどを検証して中盤から述べることにした。
このうち、10.1型キーボードドック着装のタブレット端末HP SlateBook10 x2、広視野角のIPS パネル採用の21.5型タブレット端末HP Slate21は、9月上旬の販売予定になっている。
従って、7月29日に発表されたものは米国仕様のものがあったりしていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/d8/b40f378fdba0b2e84f3565258845ce3f.jpg)
この日本ヒューレット・パッカードの新製品発表会は、東京日本橋のマンダリン オリエンタル東京で行われた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/85/9098e1e15f4bdbaea6eb212c856c3764.jpg)
昼間は、プレス発表だったらしく新聞には、水色の服を着た綺麗なコンパニオンさん二人がHP Slate7をかざしている写真が出ていた。一方、夕方からのブロガー向けの発表会はHPの社員と見られる方がファンファーレ(?)と共に現れると言う具合である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/63/548320a9f0b2383ab2aa5454d6329a77.jpg)
今、パソコン事情は大激変の年になっている。
その発端はMicrosoftのOS、Windows8の不評から始まり、Windows8搭載パソコンとWindows7パソコンをネットでは併売すると言う有様。
それだけでなくアップルがiPadを発売されて以来、タブレット型コンピューターが身近になって、わざわざ高級なノート型パソコンでなくともという認識になった人達もいた。
それは一般のパソコンを使う用途としてはいわゆる「ネットブック」である。
だから家には、家族用のパソコンはあってもほとんど使っているのを見ないし、Androidのスマホで取りあえず満足しているようである。
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そんな感じで既にAndroid搭載のタブレット端末は各社から発売されていて、HPではようやく発表であった。
今回のAndroid搭載タブレット端末のHP Slate7の狙いは、「世界初、Beats Audio™ 搭載。(7月現在)ミュージックプレイヤー・タブレット」である。
価格も13,860円~という一寸したお小遣いでも買えてしまう値段である。
しかし、そのBeats Audio™の低音を試すには、「Beats Solo HD オンイヤー・ヘッドフォン」というオプションが必要で約20,000円。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/33/1aa900a6754c94e0ae586b39a9cbcea4.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/56/ff17a7c09b59eb77633467ad7f7f878f.jpg)
beats by dr.dre(ビーツ バイ ドクター・ドレー)「beats solo HD オンイヤー・ヘッドフォン」
に関しては、以下を参照
beats by dr.dre音楽オンイヤー・ヘッドフォンで聴く「HP Slate7」実機レビュー5
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/aa/9b41bd233e014201d7a9e44126d6ad4d.jpg)
![icon](http://h50146.www5.hp.com/directplus/personal/notebooks/slate7/images/slide1.jpg)
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HP Slate7の構成(HP Slate7 2800、HP Slate7 2801)
8月12日現在の概略
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■OS:Android™ 4.1(多少旧型)
■プロセッサー:ARM Cortex™-A9 デュアルコア プロセッサー(1.6GHz)
■メモリ:1GB(増設不可)
■ストレージ:8GB (eMMC)
■カメラ:背面約300万画素、前面VGAWebcam
■内蔵無線:IEEE802.11 b/g/n+Bluetooth® 2.1+EDR
■ディスプレイ:7インチ HFFS・タッチディスプレイ(1024×600)
■microUSB×1、3.5mmヘッドフォン出力×1、microSD カードスロット(最大32GB)
■加速度センサー
■オーディオ機能:Beats Audio™・ステレオスピーカー
(★Beats Audio™・専用ヘットフォン使用時のみ有効)
■サイズ・約197x116x10.7mm
■重さ:約370g
■バッテリー・最大5時間
■ソフトウェア:Google Play、Googleマップその他Googleソフト、HP ePrintなど
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/c8/ea05314597369cab871848594d897a6c.jpg)
このAndroid搭載HP Slate7は、「HP ePrint」などがインストールされていて対応するHPプリンターで印刷ができるようになっている。
しかし、Android搭載と言うことで、Google Playに対応してスマホに入っているような印刷アプリ(Canon、Epson、brother)も使用できる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/e1/4ff503e3c66cbb26503e528601eb7906.jpg)
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HP Slate7の仕様について(Syuun個人の感想)
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近年のスマホと比べたらどうだろうか、というのがAndroid搭載7型タブレット端末の宿命かもしれない。
今、Syuunが使用している少し大きめのスマホは、5インチ型。
最新モデルだとディスプレイは「フルHD(1920×1080ドット)の高解像度液晶を採用」であり、クアッドコアCPUも不思議ではない。
しかも、バッテリーの持ちは2日間というのもある。
そういうスペックのスマホに対して、本体は5時間しか持たず「Beats Audio」を音楽を聴いていたら半日も持たないかもしれない。
GPSも搭載していないので、カーナビにもならず、使用はかなり限定してくる。
内蔵カメラとしても約300万画素で今は、800万画素から1310万画素CMOSカメラが主流のスマホに対してかなり劣る。
そして、スペックの部分でも書いたように、Beats Audioは内蔵スピーカーには対応しておらず「Beats Audio™・専用ヘットフォン使用時のみ有効」である。
ガラケーしか持っていないから、これをよしとするかは購入者が決めること。
しかし、高画質のスマホを持っていたら必要ないレベルかもしれない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/d7/4226052afca18837cb17cd21b7c61c35.png)
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HP SlateBook10 x2・10.1型タブレット端末
(HP SlateBook 10-h016RU x2)
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HP SlateBook10 x2は、2013年8月12日現在においては、「5万円前後の価格」で販売予定になっている。
この10.1型タブレット端末には、ストレージの大きい64GB搭載のものは、(HP SlateBook 10-h017RU x2、HP SlateBook 10-h018RU x2)になっていて価格は1万円増の6万円前後になっている。
実のところこのHP SlateBook10 x2は非常に微妙な製品になっている。
このワケは後に述べるとして、タブレット端末としての操作性を考慮してキーボードドックを着装したものである。
タブレットも多少画面が大きくなって、より複雑な操作を必要とすればキーボードが必要になってくると言うのは自明の理で、各社でもキーボードをつけている物が多い。
従って、HP SlateBook10 x2になると、10.1インチワイド・IPSタッチディスプレイ(光沢/1920×1200)を搭載したり、「Android™ 4.2、最新のクアッドコアプロセッサー NVIDIA® Tegra® 4」になっている。
ここまで来るとタブレット端末というより、ノート型パソコンに近くなって来ている。
そこでKINGSOFT Office for Androidがプリインストールされている。
しかし、このOfficeはあくまでもAndroid版であって、PC版のExcelのようにサクサク使えるわけではない。
簡単な修正は可能だが、基本的にはオフィスデータの閲覧ソフトという感じが強い。
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HP SlateBook10 x2・10.1型タブレット端末
(HP SlateBook 10-h016RU x2)の構成
8月12日現在
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■OS:Android™ 4.2
■プロセッサー:NVIDIA® Tegra® 4(クアッドコアプロセッサー)(最大1.80GHz)
■メモリ:2GB
■ストレージ:16GB(eMMC)又は、64GB(HP SlateBook 10-h017RU x2、10-h018RU x2)
■カメラ:背面200万画素、前面92万画素
■内蔵無線:IEEE802.11a/b/g/n+Bluetooth
■ディスプレイ:10.1インチワイド・IPSタッチディスプレイ(光沢/1920×1200)
■ボンディングデバイス:タッチジェスチャー対応イメージパット
■メディアカードスロット:
★タブレット:MicroSDカード(32GBまで)
★キーボードドック:SDカード(32GBまで)
■インターフェイス:
★タブレット:マイク入力/ヘッドフォン出力コンボポート×1
★キーボードドック:HDMI出力端子×1、USB2.0×1、マイク入力/ヘッドフォン出力コンボポート
■センサー:加速度センサー、ジャイロスコープ、デジタルコンパス
■サイズ・重量
★タブレット:258x182x9.6mm//約600g
★タブレット・キーボードドック:258x194x20-22.5mm//約1.25Kg
■バッテリー
★タブレットのみ:約8時間45分
★キーボードドック装着時:約14時間45分
■ソフトウェア:Google Play、Googleマップその他Googleソフト、HP ePrint、KINGSOFT Office for Androidなど
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![icon](http://h50146.www5.hp.com/directplus/personal/notebooks/slatebook10_x2/images/slide4.jpg)
HP SlateBook10 x2は非常に微妙な製品になっている。--とは???
ストレージを64GBにした場合、同価格帯に上位機の「HP ENVY x2 11-g000 / HP ENVY x2 11-g100
以前のレビューエントリーを参照。
http://pub.ne.jp/Indianinkworld/?entry_id=4702746
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HP ENVY x2 11-g000は、インテル® Atom Z2760プロセッサーを使いWindows8搭載である。
スペック性能ともに全て上であり、「Beats Audio™」まで入っている。
やはりキーボードドック着装のタブレット端末というのはかなり微妙な製品である。
![icon](http://h50146.www5.hp.com/directplus/personal/notebooks/dp_envy_x2/images/envyx2_350x250.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/9c/c55dfe9217f11a84451078add8da11ba.png)
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HP Slate21・21.5型タブレット端末(HP Slate 21-k100jp)
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広視野角のIPS パネル採用の21.5型タブレット端末HP Slate21も現在未販売製品である。
この製品は「オールインワンPC」の形をしていて、7月にレビューを書いた「HP ENVY TouchSmart 20-d280jp All-in-One PC」を彷彿してしまうものである。
質感としては当然HP ENVY TouchSmartの方が圧倒的であり、当然性能も比べものにならない。
![icon](http://h50146.www5.hp.com/directplus/personal/desktops/dp_envy20_13sum/images/p_ub14_350x250.jpg)
そんな風に高性能PCとまちがえて仕舞いそうなのがこのHP Slate21である。
2013年6月のBCNの調査「あなたはタブレットの画面や映像、別の機器に接続して大きい画面で映してみたいですか」によると・・・
54%が「見たいとは思わない」という回答があり、実は少数派である。
「見たいがやり方が分からない」というのも微妙なところである。
その一方、別の見方をすれば46%の人が多少興味を示していることになる。
そう言う人達のために、40,000円前後でHP Slate21は売りに出される。
しかし、これもまたまた微妙な製品である。
それは、Androidというスマホと同じ画面をどう見るかであって、少なくともWindowsPCに慣れてしまった人には、昔のパソコンの感じしかない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/6c/f3686633df9443ad06216867a75658ec.jpg)
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HP Slate21・21.5型タブレット端末(HP Slate 21-k100jp)の仕様
主な概要
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■OS:Android™ 4.2
■プロセッサー:NVIDIA® Tegra® 4(クアッドコアプロセッサー)(最大1.80GHz)
■メモリ:1GB(オンボード)
■ストレージ:8GB(eMMC)
■カメラ:HP True Vision Webcam(前面ディスプレイ内蔵92万画素)
■内蔵無線:IEEE802.11a/b/g/n+Bluetooth3.0
■ディスプレイ:21.5インチ・IPSタッチディスプレイ(光沢/1920×1080)
■メディアカードスロット:SDカード(16GBまで)
■インターフェイス:電源ボタン、ボリュームボタン、明るさ調整ボタンマイク入力/ヘッドフォン出力コンボポート×1、USB2.0×3、ネットワークポート(RJ45)×1、電源コードコネクター
■キーボード・マウス:USBキーボード・マウス
■15~70度まで自由に使える “HP スマートスタンド”
■重量:約5kg
■ソフトウェア:Google Play、Googleマップその他Googleソフト、HP ePrint、KINGSOFT Office for Androidなど
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![icon](http://h50146.www5.hp.com/directplus/personal/desktops/dp_slate21/images/slide4.jpg)
こういうタブレットとしては、大画面の液晶を使ったものになると、どう考えても普通のWindows8PCと錯覚する。
KINGSOFT Office for Androidは、HP SlateBook10 x2の時に述べたようにPC版とは違った操作が必要であってこれで作業をするとなれば、それなりのストレスを感じるかもしれにい。
そして、40,000円前後の価格というのはHPにも
HP Pavilion Sleekbook 14-b100/b000
HP Pavilion dm1-4400/4300
HP 1000-1400
という製品があって、性能的にもタブレットとは比較にならない高性能である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/18/f95d13f508352e03fa82a49d4b226685.jpg)
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HP Slate7・HP SlateBook10 x2・HP Slate21というタブレット端末
に関するSyuunの個人的見解
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まず個人的にみて、タブレット端末は必要かと思えば高性能のスマホがあれば必要ないと思われる。HP Slate7は、連続して使えば半日で電池が終わりBeats Audio™も専用ヘットフォンが必要である。カメラとしても300万画素だとスマホに及ばない。
HP SlateBook10 x2は、価格的にあまり変わらない上位機のHP ENVY x2 11-g000が圧倒的に高品質で、Windows8というところで勝負にならない。
HP Slate21というのは、実を言えばストレージが8GB(eMMC)しかなく、デスクトップ型パソコンに類するのにスマホに全く及ばない。
Syuunは、元々動画編集や画像編集・RAW現像などを主にするために自作パソコンを組み立てている。従って、高性能のパソコンという観点からは元々タブレット端末は別物である。
従って、高性能パソコンはいらないが、閲覧用パソコンとして知識もなくても簡単で安いものが欲しいというときは最適化もしれない。
![icon](http://h20547.www2.hp.com/is-bin/intershop.static/WFS/Directplus-Customer-Site/-/ja_JP/DPCimages/dpc_note_201308option_cam.gif)
![icon](http://h20547.www2.hp.com/is-bin/intershop.static/WFS/Directplus-Customer-Site/-/ja_JP/DPCimages/dpc_note_slate7.jpg)
![icon](http://h20547.www2.hp.com/is-bin/intershop.static/WFS/Directplus-Customer-Site/-/ja_JP/DPCimages/dpc_note_high_resolution_display.gif)