書道家Syuunの忘れ物

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CanonPowerShot S100の実写・DIGIC 5の実力を探る

2011-11-12 21:30:57 | 日記
Canon PowerShot S100 の実写・DIGIC 5 の実力を探る

今回のCanonPowerShot S100では、1/1.7型CMOSセンサーと映像エンジンDIGIC 5の相性。広角24mmF2.0 5倍ズームの実力をどう見るかである。
今回、暗い居酒屋でも良く撮れると言うことを目指したとはいうものの、その他でまるっきりダメなら意味がない。
それでこのCMOSセンサーと映像エンジンDIGIC 5がどのような威力を発揮するのか、そして欠点も探して検討してみたい。


今回のポイントは、抜けるような秋の空をキャノン・ブルーがどのように表現するのか。本当に秋の空なのか、それともどんよりした夏の空になってしまっているのかを試す。
次に、水に映った映像の黒も暗部がどういう表現をするのか。そして、極めつきは紅葉を再現出来るのか。ジオラマなどを利用して本当にジオラマになるのかなど。



2011/11/12長野県の安曇野に撮影旅行に行ってきたのでその写真で説明したい。
尚、写真は角を落として縮小しただけで、画像補正等一切加えていない。
クリックすると拡大します。(全写真・700と1,000の二種)




カメラモデル: Canon PowerShot S100
レンズ: 5.2-26.0 mm
焦点距離: 5.2mm
フォーカス距離: 1.36m
絞り値: f/4.0
露出時間: 0.0031 秒 (1/320)
ISO 感度: 320
露出補正値: なし
測光方式: マトリックス
ホワイトバランス: オート
フラッシュ使用: いいえ (強制)
GPS 位置: 36° 20′ 18.93″ N, 137° 54′ 35.21″ E
GPS 高度: 551.62m
ソフトウェア: Adobe Photoshop Lightroom 3.5 (Windows)





カメラモデル: Canon PowerShot S100
レンズ: 5.2-26.0 mm
撮影日時: 2011-11-12
焦点距離: 5.2mm
フォーカス距離: 1.55m
絞り値: f/4.0
露出時間: 0.0016 秒 (1/640)
ISO 感度: 320
露出補正値: なし
測光方式: マトリックス
ホワイトバランス: オート
フラッシュ使用: いいえ (強制)
GPS 位置: 36° 24′ 54.70″ N, 137° 50′ 37.25″ E
GPS 高度: 619.79m
ソフトウェア: Adobe Photoshop Lightroom 3.5 (Windows)


GPSの受信感度はおそろしく良く、全ての写真で正確な位置を示した。

一方で、未だに約1年前の糸魚川のGPS位置から変わっていないSONY α55を安曇野のGPSの位置対応させるのにしばらくかかった。
多分、このままいつまでも安曇野になっているかも知れない。

又、DSC-HX7Vの方はGPS情報を受信出来なかった。


紅葉は、明るく写るというカメラというのは結構色が良く出ないことがある。このS100も暗部に強いために全体として明るく写る傾向がある。
それでシーンモードで「木々や葉を色鮮やかに撮る」というモードを使ったり、ホワイトバランスを「曇」に設定したりして「黄色み」をます努力が必要である。



カメラモデル: Canon PowerShot S100
レンズ: 5.2-26.0 mm
撮影日時: 2011-11-12
焦点距離: 5.2mm
フォーカス距離: 1.8m
絞り値: f/4.0
露出時間: 0.010 秒 (1/100)
ISO 感度: 80
露出補正値: なし
測光方式: マトリックス
ホワイトバランス: オート
フラッシュ使用: いいえ (強制)
GPS 位置: 36° 20′ 25.19″ N, 137° 54′ 37.06″ E
GPS 高度: 530.66m
ソフトウェア: Adobe Photoshop Lightroom 3.5 (Windows)


水に映った木々縮小写真で分かりにくいが、非常にクリアな表現になっている。小さな写真で見栄えを良くしようとするとトーンカーブを使って、コントラストを強めにする事がある。
しかし、Canon DIGIC5という画像処理エンジンはギリギリまで追い詰めて行くので、敢えて現像すると失敗することが多い。--ふつう補正する必要がない。
従い、小さな写真に縮小すると、薄暗くなりそれを補正しようとすると非常にコントラストの強い写真になる。

綺麗すぎるS100の写真があったら、先ず何かしらの補正をしていると考えるべきだろう。


安曇野・いわさきちひろ美術館



カメラモデル: Canon PowerShot S100
レンズ: 5.2-26.0 mm
撮影日時: 2011-11-12
焦点距離: 5.2mm
フォーカス距離: 1.55m
絞り値: f/5.6
露出時間: 0.0008 秒 (1/1250)
ISO 感度: 320
露出補正値: なし
測光方式: マトリックス
ホワイトバランス: オート
フラッシュ使用: いいえ (強制)
GPS 位置: 36° 24′ 55.35″ N, 137° 50′ 39.71″ E
GPS 高度: 627.21m
ソフトウェア: Adobe Photoshop Lightroom 3.5 (Windows)


安曇野の写真で見るとおり、クリアなCanonBLUEは存在している。

GPS 位置: 36° 24′ 55.35″ N, 137° 50′ 39.71″ E
GPS 高度: 627.21m




カメラモデル: Canon PowerShot S100
レンズ: 5.2-26.0 mm
撮影日時: 2011-11-12
焦点距離: 5.2mm
フォーカス距離: 0.1m
絞り値: f/4.0
露出時間: 0.0020 秒 (1/500)
ISO 感度: 320
露出補正値: なし
測光方式: マトリックス
ホワイトバランス: オート
フラッシュ使用: いいえ (強制)
GPS 位置: 36° 24′ 54.89″ N, 137° 50′ 41.30″ E
ソフトウェア: Adobe Photoshop Lightroom 3.5 (Windows)


水に映った映像と同じように、ガラス撮ったときの階調の確認。


カメラモデル: Canon PowerShot S100
レンズ: 5.2-26.0 mm
撮影日時: 2011-11-12
焦点距離: 5.2mm
フォーカス距離: 2.71m
絞り値: f/7.1
露出時間: 0.0008 秒 (1/1250)
ISO 感度: 320
露出補正値: なし
測光方式: マトリックス
ホワイトバランス: オート
フラッシュ使用: いいえ (強制)
GPS 位置: 36° 24′ 52.43″ N, 137° 50′ 40.74″ E
GPS 高度: 623.1m
ソフトウェア: Adobe Photoshop Lightroom 3.5 (Windows)



カメラモデル: Canon PowerShot S100
レンズ: 5.2-26.0 mm
撮影日時: 2011-11-12
焦点距離: 5.2mm
フォーカス距離: 0.64m
絞り値: f/4.5
露出時間: 0.0008 秒 (1/1250)
ISO 感度: 320
露出補正値: -0.33 EV
測光方式: マトリックス
露出モード: マニュアル
ホワイトバランス: オート
フラッシュ使用: いいえ (強制)
GPS 位置: 36° 13′ 52.66″ N, 137° 58′ 35.76″ E
GPS 高度: 610.61m
ソフトウェア: Adobe Photoshop Lightroom 3.5 (Windows)




カメラモデル: Canon PowerShot S100
レンズ: 5.2-26.0 mm
撮影日時: 2011-11-12
焦点距離: 5.2mm
フォーカス距離: 1.2m
絞り値: f/4.0
露出時間: 0.0013 秒 (1/800)
ISO 感度: 80
露出補正値: なし
測光方式: マトリックス
ホワイトバランス: オート
フラッシュ使用: いいえ (強制)
GPS 位置: 36° 24′ 52.78″ N, 137° 50′ 40.49″ E
GPS 高度: 623.08m
ソフトウェア: Adobe Photoshop Lightroom 3.5 (Windows)






秋の紅葉を撮る場合に、ジオラマで---クリエイティブフィルターにはトイカメラ、極彩色などがあってシーンに合わせて撮ると面白いものが出来る。


ジオラマ
カメラモデル: Canon PowerShot S100
レンズ: 5.2-26.0 mm
撮影日時: 2011-11-12
焦点距離: 5.2mm
フォーカス距離: 0.84m
絞り値: f/2.0
露出時間: 0.017 秒 (1/60)
ISO 感度: 100
露出補正値: なし
測光方式: マトリックス
ホワイトバランス: オート
フラッシュ使用: いいえ (強制)
GPS 位置: 36° 14′ 18.85″ N, 137° 58′ 4.92″ E
GPS 高度: 610.1m
ソフトウェア: Adobe Photoshop Lightroom 3.5 (Windows)


今回の撮影においては、大方の目標はクリアされた。
次回は、建物室内などの薄暗いところ又、種々のシーンを検討したい。

さて、ここで注意。********

今回の撮影旅行で、219枚を撮って電池が「0」になった。
カタログでは、完全充電後にNB-5Lで「約200枚」と書かれていて正にその数値になった。
しかし、動画や撮ったシーンの確認、ストロボを使った撮影などでより多く電池が消耗することがある。
従って、TDLなどに行ったとき最後のエレクトリカルパレードが撮れないということもあり得る。
動画ならさらにその可能性大。

従って、予備電池は必須と言う事になる。

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