きのう夜、NHKのBShiで「叫び声が聞こえる ジャーナリストたちの ベトナム戦争」とい
ドキュメンタリーを見た。
昨年の12月に放送したものを再編集し、1時間30分番組にしたものである。
ベトナム戦争を取材したジャーナリストたちをテーマに「サイゴン ハートブレイク・ホテル」という
本を書いた「平敷安常」氏がかっての戦場に同行取材していた。
取材班は、アメリカや日本でも、かっての記者やレポーターから取材をする。
そこからは、「あの戦争がなんであったか」というよりも、ただ、「戦争とは恐ろしいものである」
と言うことが伝わってくる。
作品としては、もう少しインパクトの強いものができなかったかと残念におもった。
ハノイに住む、もと北ベトナム軍のカメラマンが印象に残った。
あの戦争から35年が過ぎ去った今、日本で、ベトナム戦争に関心を持つ人がどれぐらい
いるだろうか。そこが気になった。